松本漢方クリニックでのリウマチ治療(中間手記)
(リウマチ発症から6ヶ月半、松本漢方クリニックに通い始めて5ヶ月と少し)
はじめに
今年も始まって間もない平成23年1月31日、リウマチにかかり身体のあちこちが関節痛。(骨も痛いし、ねんざ状態)、
その痛みは日々色んな場所に移動、 一時はこの先どうなるのかと途方に暮れ、調べてみても、「リウマチは不治の病」とされている。「しょうがない、一生リウマチと向き合いながら生きて行くしかない、リウマチに効能がある温泉へでも行こうか・・・」と思いネットで温泉地を探す。
そんな事をしている数日の間にも、どんどん足が痛くなっていき、これでは車にも乗れないし、わざわざ遠くの温泉なんて行けそうにもないわ!と考えながら、それでもポチポチと温泉地を調べていたある日のこと。
ふと・・・「本当にリウマチを治した人は居ないのだろうか??」と素朴な疑問が頭をよぎり、PCで「リウマチ完治」で検索すると、「松本漢方クリニック」のHPが現れた。掲載されている患者さんの手記を読み、“リウマチは治るのだ!”と確信したのであった。
その翌日、もう一度松本先生が書いておられる理論も読ませては頂いたのだが、その時は難しいと思い、まだよく理解は出来てはいなかった。
しかし、また別の方の手記を読ませて頂いて、「きっと私はここに行けば治る!」と、すぐに予約の電話を入れさせて頂いたのであった。
この大阪に松本先生が存在して下さっていた事を心から感謝しております。
私と同じように、リウマチの症状に悩んで苦しんでおられる方々に、松本先生のもとへ行けば治るという事を知って頂きたく、毎日書いている簡単な日記を元に、初期からの症状と経過を辿ってみます。
2011年1月
2011年(平成23年)1月31日(神戸に遊びに行った翌日)、朝起きると両足の裏(かかと)が痛い。前日に結構歩いたからだと思い、その内に治るだろうと軽く考えていた。(同じくして、風邪の初期症状もあり。)
2011年2月
1週間目
治るどころかアキレス腱も痛くなってくる。足の裏、更に指の付け根付近も痛い。2週間目の月曜日、足の痛みと共に両手の関節(特に親指)が痛む。
水曜日、今度は朝起きると右手が開かず。
その朝は本当に調子が悪く、中3の娘と高3の息子のお弁当も作れず。
やはり、これはいくら何でもおかしいと思い、当日、主人が健康診断に行く予約をしていた近所の初めて行く医院に、私が代わって健康診断も兼ねて行くことにする。
歩くのも痛いので、自転車で5分くらい掛けてヨロヨロと到着。
寒い時期で、ダウンジャケットの下にハイネックのシャツを着て行ったのだが、肩も痛くて、心電図を測る際、看護師さんに服を脱がせて貰う。
関節の痛みについて先生の診断では、単なる関節痛かリウマチだろうということで、リウマチなら血液検査で判るからとの事。リウマチになった親族が居るかと聞かれるが、私の知る範囲では聞いたことも無いし、きっと私はリウマチではないはずだとその時は軽く考えていたのである。
検査結果が出るまでの1週間分の痛み止めと風邪薬を処方された。
13日(日) 前からランチの約束をしていた友達と梅田でランチ。
痛む足を引きずりながらも、会って話を聞いて貰いたくて出掛ける。
ゆっくりしか歩けず。
16日、血液検査の結果を聞きに行く。
血液検査結果からリウマチに間違いないと言われ、近くの医大病院(整形外科)へ紹介状を書いて下さる。(リウマチの病気についてはまだ詳しく知らず)
17日、朝から医大病院へ紹介状を持って受診。
整形外科の待合フロアには、驚くほど大勢の患者さんが座っている。
血液検査にレントゲン撮影(手・足・上半身)を先に済ませ、かなり待ってやっと診察の順番がやって来た。本当は先生に色々と症状なりを聞いて欲しかったのだが、流れ作業の如く、リウマチに関して、それとその薬の説明(大した説明でもなく)を聞いただけ。2週間分のリウマチの薬を処方するので様子を見ましょう程度だ。
(ネットで自分が調べた方がよっぽど詳しく知れる。)
それとは別に、出来上がって来たレントゲン写真を見て「関節の変形は無いけれど、左胸に影があります。CT検査を受けますか?」と聞かれる。風邪で咳が出ていたので、そのせいだろうと自分で思っていたが、「CT撮りますか?」って・・・そりゃ、影があるなら心配だし調べてもらうしかないだろうと、翌日のCT検査の予約をする。
「左胸」と聞いて一瞬乳がんの心配をする。
その日、処方された薬の中にメトトレキサートという、週に一日のみ(2錠)服用する薬が入っていて先生から簡単な使用時の説明を受けたのだが(副作用についての話は無し)、帰りに近所の薬剤師さん(顔見知り)が居る薬局で薬を受け取った翌日、一応の薬の説明プリントは貰ってはいたのに、さらに詳しく印刷されたものを自宅まで届けて下さった。=よっぽどきつい薬なのだと判断。
(後に、松本漢方クリニックでの手記を見ている中で、量は少量だが、がん治療に使われている薬だと知る。ビックリ!!) 私はその薬を合計4錠飲んだのだ。
翌18日、CT検査を受けた後、結果はいつかと窓口で聞いたが、「分からない(結果を知らせる日は入っていない)」と言われ、まぁ何かあれば連絡をくれるのだろうと帰宅。
リウマチ薬を服用したこの日、少し効いた?と感じるくらいに、身体の関節が楽になったようにも思ったが、すぐまた痛んできた。
22日、リウマチの症状と同時に咳と痰もひどくなっていて、相変わらず咳が止まらないので、近くのかかりつけの医院に行き、咳止めの薬を貰う。しかし全く効かず。
リウマチと診察されてから本当に調子が悪く、痛みで体力消耗の毎日。
「これから家事も仕事(店)も最小限の事しか出来ないので・・・」と夫と子供達に言っておく。娘には、出来るだけ手伝って欲しいとお願いする。
2011年3月
一番に辛いのが足の痛み、手、手首の痛みにあごや肩の痛み、違う所に次から次へと痛みが襲ってくる毎日である。
因みにどんな症状かと言えば、
・両手指の関節が痛くて、ふきん、雑巾が絞れない。
・牛乳パックが開けられない日があり。
・朝、子供達が持って行く水筒の蓋をギュッと閉める事が出来ない。(2.3ヶ月続く)
・フライパンが重くて持てない。(手首が捻挫しているような痛み)
・電気のスイッチさえ指1本だけなのに痛い。
・冷蔵庫を開ける時、指の関節が痛くて辛い。
・あごが痛くて、口が大きく開けない。
・足が痛く、階段はゆっくり一段ずつ。(その内に膝・股関節も痛くなる)
・買い物はすぐ近くにスーパーがあり助かったのだが、それでも自転車の方が足に負担がないので楽だった。数十秒先へでも自転車で買い物へ。
・朝の起き抜けも辛いが、夜も疲れて一旦横になると、起き上がる時に子供達の手を借りないと、なかなか起き上がれず。
・お風呂に入る時、腕が痛くて上がらない時は娘に服を脱がせて貰う。髪を洗うときも、指先が痛くて力が入らず。
その他もろもろ不自由な事が続出!
出来るだけ足に負担を掛けないように、日中は座椅子に座っている。
ご飯作りも簡単なものになる。
そんな事で、身体が極度に疲れていて、今まではPCもよく使用していたが、身体を休めたいので少しの時間だけしか使わず。それでも、リウマチの事を調べ良い情報を探そうと、怪しい健康食品やら色んなサプリに健康器具も見る。しかしどれも??なモノばかりで実際やってみようと思えるものには出会えず。
どこかリウマチに効きそうな温泉でもないかと調べている内に、「本当にリウマチが治った人は居てないのか?」と“リウマチ完治”で検索すると、松本漢方クリニックが出て来てそこに掲載されている患者さん達の手記を読ませて頂いていると「この病院へ行けば治る!」と目から鱗、翌日もう一度先生の理論にも目を通し、難しいものの、患者さんの手記と共に、自信に満ちた理論を書かれておられるし、どこから見ても嘘とは思えず、行かない手はないと、その日(3月3日)に予約の電話をさせて頂いた。
嬉しいことに、当店の定休日の日曜日が診察日だと知って、平日なかなか出掛けられない身にとってはとてもありがたい。
松本漢方クリニックのHPに行ってから、もう自分は治るのだ!と変な自信もあり~ので、
翌日(4日)は医大病院の2回目(2週間後)の診察日だったのだが、待合室の椅子に座りながら、1回目に行った時とは全く別な気持ちで待っていた。朝早くから大勢の方が足を引きずりながら高い椅子に座り、私もその中に身を置き、周りを見渡した時、たまたま近くに座っておられた年配の女性の会話を聞こえてきた。(偶然隣に座っていた同世代の方と話しておられる)
「私は、こちらの先生の言う通りにしています。薬もお任せしているし、膝が悪くなったから少し前に人工関節にしてもらってね。先生を、とにかく信頼して任せているのです。」という大きな声が。
人工関節を入れられて、それでも感謝しているって・・・
それを聞いていると、すごく気の毒になって、まだ私も行っていないのに松本漢方クリニックを紹介したい気持ちになったものでした。
そして、いざ私の診察の順番が回って来て中に入ると、まず2週間前に撮ったCT画像を見ながら「あ~肺炎ですねぇ。」と。私は、今頃何を言っているのだろう?と先生に「はっ?それ2週間前に撮ったものですけど。何かあれば連絡があると思っていたのですけど。」と言ったら無言のまま。
(不信な目で)先生はどうするのかと見ていると、看護師さんに指示して、呼吸器内科の膠原病担当医へ電話を掛けさせ、すでに予約時間も過ぎてしまっているのに無理に診察を頼んでいる。
私は呆れてしまって、でも、どうしていいのかも分からず2週間前に貰った同じ薬をまた2週間分処方して貰い、次は呼吸器内科の受付を済ませ、順番が回って来そうな時間に電話を貰うことになって一旦自宅に戻り、また病院に行き、呼吸器内科で診てもらう。腹が立つ事に、その膠原病担当の先生へは、整形外科から2週間前に撮ったCT画像とは伝わっていなかったようで「肺炎ですねぇ。」と言うので、私が「それ、2週間前のですけど・・」と教えたら驚いている。先生も驚いているくらいだからと「何も連絡も頂いてなくて今頃言われても・・・本当に不信ですよ。」と言うと、普通に同情してくれるのかと思えば、「大勢の患者さんが居るから、全部に目を通せる訳じゃないからねぇ。」と。その瞬間、もうこの病院には一生来ることはないだろうと思った。
(曜日ごとに担当医が代わるので、毎日来られないのは分かるが、CTを撮った科から連絡があってもいいのではないか。)
松本漢方クリニックに予約を入れていなかったら、こんな事があっても、自宅から近いこの病院に仕方なく通院して治らない、しかも副作用のある薬をずっと飲み続けていたのだろうなぁと思う。
結局またその時にレントゲンを撮ることになり、結果、肺の影も薄くなっているので風邪薬を処方して貰い、次回の予約を一応とる。
帰りに、いつもの薬局へ行き、こんな事があったと話をしたら同情してくれた。
そして、自分で探して予約した松本漢方クリニックの事を教えて、「一度ネットで見てね。」と伝えておいた。後日、松本漢方クリニックのHPを見てくれたか聞いたら、見たと言うので「どうだった?」と聞くと「うーん。どうかな?」と。見ただけではどうこう言えないふう。
「私が行って治ったら報告に来るから~」と言って別れたのであった。
前置きが長くなりましたが、やっと3月6日(日)松本漢方クリニック初診。
待ちに待った松本漢方クリニックへ出掛ける日。
やっと高槻駅に到着し、すぐに場所も分かり「これが噂の階段か!」と二階へ上がって行く。階段はさすがに私も辛かった。
階段を上がっている時、HPで数々の手記を拝見して、私も治るはずだと信じてはいたが頭の片隅で、万が一思っていた病院じゃなくても落胆しないようにしよう・・・と考えながらドアを開けたのであった。
ドアを開けた瞬間に漂ってくる漢方の匂い、弱っている身体にはそれだけで癒されるような気がした。患者さんも大勢居て、それにも一安心。
受付を済ませ、棚にずらっと並べられた手記ファイルを1冊取って読んでいると、鍼とお灸に呼ばれる。初めての体験に身体も緊張。自分でやるお灸のやり方を教えて頂く。自宅近くに鍼灸をやってくれる所があるかと聞かれるが、
探せばあるのだろうが、下手に探しても怖いと思い、とりあえずこちらでお世話になることにする。
次に、看護師さんに症状等聞いて頂く。最初から私の話をよく聞いて下さって本当に感謝しています。リウマチ発症から1ヶ月少しで松本漢方クリニックに行けたので、「発症から早く来てくれて、他の病院の薬もそれほど飲んでいないし、こういう患者さんは本当にほっとする」と言って頂いた。
先生の診察の順まで、またひたすら手記を読んでいて、それぞれに先生の事を色んな風に書かれていて、一体どんな先生なのだろう?と、凄く興味があり楽しみにしていました。
いざ、私の名前が呼ばれました。
噂通りの先生でした。^^
先生ペースで持論をお話して下さっている中、私は3回握手をして頂いて「治してあげる!」と何度も力強いお言葉を頂き、帰りは薬局で漢方薬と入浴剤の入った大きな袋を持ちながら、「来て良かった。きっと治るのだ!」と嬉しい気持ちで一杯。
帰宅後、疲れてはいるものの一刻も早く漢方薬と漢方風呂に入りたくて、せっせと用意。それ以降、面倒臭がりやの私だが、煎じた漢方薬は毎食後忘れず飲み、しかし、元来お風呂は短時間で済ますので、1時間入るのは思った以上に辛く、それでも調子の悪い時は我慢して、出たり入ったりして1時間近く入りました。
漢方薬を飲み始めて2日後、腕に1円玉くらいの大きさの赤い湿疹が数個。
もしやこれが治る過程で起こるアトピーか?と、詳しくは解からないけれど、漢方薬を飲んだからすぐにアトピーらしきものが出てきたのかと喜んでいた。
それは暫くの間、消えたと思えば次の場所にと、腕と足を中心に出ては消えていった。(聞いてみると、アトピーになり損ねた蕁麻疹らしい。)
3月11日には東日本大震災があり、私と同じようにリウマチの方もいるだろうに、そんな方達は今どうしているのだろうか?と心配しながらTVで様子を観ながら日々過ごしていた。
同じように、今 関西でも大地震が起きたら、寝ている時なら直ぐに起きられないし、きっと取り残されるだろうとも思った。
3月中は毎週松本漢方クリニックに通い、鍼灸をして頂いた。
体は相変わらず痛い。(足、手、腕、肩、膝、股関節、あご等)
でも、きっと治るだろうと毎日漢方薬を飲み続ける。
2011年4月
4月からは、知り合いの紹介で自宅近くの整骨院を紹介してもらい、そこで週一鍼灸とマッサージをしてもらう事にする。
松本漢方クリニックには月初めに一度だけ診察に行って、鍼灸と採血をして頂く。
漢方薬は2週間分出して頂けるので、月の後半分は電話をして送って頂くことにした。
まだまだ4月の時点では、体のあちこちに痛みがあったものの、徐々に治ってきているように思う。(他の方の手記にも書かれていたように、薄皮が剥がれていくように。)
しかし、時には手がうずいてどうしようもなく、夜中に起きてせっせと痛い所にお灸をすえる。
足も痛い。2月から歩くときはずっとビッコをひいている状態だ。リウマチになってからやることが何でも今までの2倍時間がかかる。
4月後半に息子の同級生のお母さん(高槻在住)からメールを頂く。
返信する時に、松本漢方クリニックを知っているかな?と、リウマチになって松本漢方クリニックに通っている事を付け加えて送った所、何とその方もリウマチ(軽い)の症状で松本漢方クリニックに通われていると知ってお互い驚いたのであった。
それ以降、松本漢方クリニックへ行った後はランチに付き合ってくれるようになって、お互い色々な話をし合って楽しい時間を過ごせるようになり、高槻に行く楽しみが出来た。
2011年5月6月
5月に入り、徐々に足がマシになってきた。まだ痛いがゆっくり両足で歩ける。でも、調子に乗って近くのスーパーまで歩いていると、たまに右足の曲がる部分に鈍痛。
“ミシッ”という感じの痛みが襲ってきてその場に立ちつくし動けなくなることもあった。
そんなことがありながらも一気にではなく、ゆっくりゆっくり治って来ているのを実感できる。
2011年7月
7月に入ると、頭皮や胸の周りが無性に痒くなってきた。
掻いてもどうってことなく、痒いところをいつも掻いていた。
(痒みが出るのは良いことらしい)2週間くらいすると治まる。
7月3日(日)松本漢方クリニック 診察日
先月の採血結果数値を見ながら「そろそろ中間手記を書いて貰おう」と言って下さる。
3月初診の血液検査では項目64中14つが異常値で、6月の検査結果では67中異常値のものが5つまで減って来ていた。
体の痛みは、手の指の関節が少し(痛みも気になるほどでもない)、足首、足の痛みが少し。日常生活には影響なし。
その中でもずっと異常値が続いている“ヘルペス”が気になるところである。
疲れやすい身体はヘルペスの高い値が関係するのか?
ヘルペス薬も飲んでいるが、今のところ大きな変化もないようだ。
7月の数値でも 単純ヘルペス 11.6(基準値2.0未満)
水痘帯状ヘルペス22.8(基準値2.0未満)
手記を依頼されてから1ヶ月以上も経ってしまいましたが、やっと送らせて頂きます。
8月に入ってからも調子よく完治に向かっています。
でも、まだしばらくは松本先生の調合された漢方薬と鍼灸にお世話になり、更年期を迎えたかとも思われる体調を元気に復活させたいと思います。
当たり前のように西洋医学しか知らなかった45年間、インターネットで松本先生を知ったお陰で、今まで身近に感じていなかった東洋医学の素晴らしさを実感しています。
普段の食物にも、自分の免疫をどんどん上げられるような食品で栄養を摂って行き、体内から健康になろうと実践中。
松本先生も益々お元気に、大勢の患者さんを救って頂きたいです。
先生出演のドキュメンタリー番組、メディアが取り上げてくれればいいのにと思います。完治した際には、また手記を書かせて頂きます。
これからも先生初めスタッフの皆さまどうぞよろしくお願い致します。