「リウマチ手記」
37歳2012年4月21日
37歳2012年4月21日
私のような症状で悩んで苦しんでいる方が、松本先生に出会って元通りの生活が取り戻せることを願いつつ、手記を綴らせていただきます。
私の体調に異変が生じ始めたのは、2011年8月に入ったばかりの頃です。当時3歳と6歳の2人の娘の子育てをしながら仕事も続けており、毎日慌しい生活を送っていました。一方で近くに住む実父が1年ほど前から難病(ALS)にかかって自宅療養を続けており、肺炎をきっかけに入院になったことから、実母を励まし手助けする毎日でした。今思い返せば、肉体的にも精神的にも相当なストレスを感じる日々だったと思います。「あれ?寝違いかな?」突然の首の痛みに、最初は数日すれば治まるだろうと軽く考えていました。しかし、痛みは治まるどころか数週間のうちに全身に広がりはじめました。腕が筋肉痛のように痛み始め、左腕が上がらなくなり、指や手首、肩や肘や膝が痛み、足の裏の違和感で立ち上がったり、歩くことが辛く、寝返りも打てない。そして体もだるく微熱も続いていました。当然のことながら子供の世話や家事をこなすことも厳しい状況になりました。
症状は治まる気配もなく、一体何の病気なのだろう?と恐々ネットで検索してみると、あまりにもピッタリと当てはまる病気が見つかりました。「リウマチ」です。リウマチはお年寄りがかかる病気くらいにしか思っていなかった私は、30代から50代の女性が多く発症する完治しない難病と説明されていることに衝撃を受けました。リウマチという病気を調べれば調べるほど怖くなってきました。とにかく一度病院で調べてもらおうと8月末頃近くの総合病院で検査してもらうことにしました。内科(リウマチ科)で血液検査、整形外科でレントゲン検査を受け、後日聞いた結果は異常なし。そのため「しばらく様子を見てください。」と痛み止めを出されました。私が痛みを大袈裟に伝えている位にでも思っている様で、見放されたような気がしました。
それでも体はおかしい・・・。一向に痛みが治まる様子はない。日常生活がキツイ・・・。それでも今の状態なら他の病院で診てもらっても結果は同じだろう・・・。悩んでいたところに、私の体調を気遣っていた弟が「こんな病院あるみたいやで。」とネットで松本漢方クリニックを見つけてくれました。手記に目を通し、難しい理論を十分には理解できませんでしたが、先生なら治してくれるかもしれない!そんな思いで主人に相談し、家族4人で2011年9月の半ばに初めて松本漢方クリニックを訪れました。体調がおかしくなり始めてから一ヶ月半くらい経った頃のことです。松本先生にお会いしたときには、その迫力と声の大きさに圧倒されましたが、「治らん病気はない!」と握手して下さった時には、涙が出そうなくらいホッとしました。その日、人生初の鍼灸治療を受け、早速その夜に薬草風呂につかりました。8月の初めに体調がおかしくなって以来、最も体が楽になり、ぐっすり眠れた夜でした。翌週、血液検査の結果「超初期のリウマチ」と説明を受けました。やっぱり・・・という気持ちではありましたが、先生に「自分の免疫で治すんや。」といわれ、毎日自分でお灸をし、自分で煎じた煎じ薬を飲み、週に2回の鍼灸治療を受ける日々が始まりました。痛みは毎日急速に治まり始めました。痛みがきつい箇所には自分でお灸をたくさんすえると楽になりました。松本漢方クリニックに通い始めてから20日くらい経った頃、今までに感じたことのない喉のかゆみを感じ始めました。異常なほどの喉のかゆみが続き、これがアレルギーへのクラススイッチなのだと気づきました。私は過去にステロイドなどを全く服用していなかったため、激しいアレルギー症状が出なかったのかもしれません。それ以後痛みは少しずつ治まり、仕事も子育ても普通にこなせるようになりました。2012年2月の血液検査では、ほとんどの項目が正常値という状況になり、痛みはすっかり治まりました。
私が松本漢方クリニックでリウマチの治療を続けている最中、2011年の10月半ばに入院していた父はこの世を去りました。父の病というストレスからは解放されましたが、難病(ALS)に苦しんでいた父も、松本先生に出会っていれば治してもらえたのかもしれませんね。
松本先生、鍼灸師の先生、本当にありがとうございました。これからも完治に向けて頑張りたいと思います。