「リウマチ手記」
34歳2013年6月23日
34歳2013年6月23日
私は、34歳の看護師。子供が2人います。リウマチに気が付いたのは29歳の冬。両下肢(親指側、小指側、足底部)が痛くて靴が履けない状態でした。
出勤時は電車なのにスリッパで出勤していました。しかし仕事を休むこともできず毎日「なんで嫌いんやろ?」と疑問に思いながら足を引きずる毎日でした。その時患者にリウマチを患っている人がいて朝のケア時「朝から痛いのに服を着替えてごめんね」と言った自分の言葉にフっと気付かされました。<朝から痛い・・・??私も朝から足が痛く、よく考えれば両足、もしかしてリウマチ??昼ごろにはその痛みは感じられなくなっている。>と思い受診しました。その時はリウマチ因子が経度上昇していたが足底筋膜炎と診断。ホっとしました。しかし、夏になっても変わらぬ症状にリウマチ専門病院を受診。その時はもしリウマチだったら一生の事だから受診しやすいように家の近くの病院を選びました。病院ではレントゲンを見ただけで「リウマチ」と診断。やっぱりな・・・。と思いました。有無言わずにメトレート製剤とプレドニン1㎎リマチルを処方。1回/月の受診をしていました。症状は1-2週間で無くなりました。私は自分で自分の病気が受け入れられずにリウマチについてほとんど調べずに医者が出す薬をそのまま飲み続けました。症状のないまま33歳の夏まで過ごしました。
33歳の夏に今まで順調にあった生理が来なくなりました。(背景には子供の事でのストレスがあったのですが)ドキっとしました。この薬を飲みながら妊娠、出産はリスクがある。中絶が頭をよぎりました。人の命を助ける為の仕事をしながら命を殺すなんて出来ない。とやっと自分が飲んでいる薬の怖さを知りました。産婦人科を受診しホルモン異常と言われてホッとする自分とこのままではいけない。と思う自分がおり、主人がネットで松本漢方クリニックを探してくれました。受診の前にたくさんの方の手記と先生のリウマチ、ヘルペス、アトピーの記載を読みました。看護師をしていても免疫の話は難しくなかなか頭に入ってきません。とりあえずクラススイッチなんやな・・・?本間に治るのか?と半信半疑でしたが藁をもすがる思いでしたので受診しました。
先生のキャラ、私は大好きでした。声のデカさと迫力にはビックリしましたけどその背景には必ず治したる。と言うすごい目力がありました。実際言葉でも「絶対治したるからな」と言ってくれました。近医では「はい。今日も薬ね。出しとくわ」の診察だけだったのでこの先生は違う。とピーンときました。
しかし、漢方とは飲みにくいもので辛い毎日+家中が漢方の臭いで大変なことになっていました。家族は「臭いな」と言いながらもみんな協力をしてくれました。2週間ぐらい鼻をつまみながら漢方を飲んでいるとメトレート製剤等もろもろの薬を止めているのに全く痛みを感じなくなりました。それと何が変わったかかと言うと、半端ないおしっこの量。あまり水分の取らない私はトイレの回数も少なかったのですが、量と回数にビックリしました。さらにビックリしたのは入浴剤。お風呂の大好きな私でしたが入浴剤を変えるだけであれ程汗が出るものだな!と感動しました。長時間のお風呂で先生のリウマチ、アトピー、ヘルペスの記載を何回も読みました。この汗とおしっこの量で徐々に理解が深まりました。鍼灸で免疫を高める意味も一致しました。幼少時にアトピーがあったので29歳ぐらいで自分でリウマチに変えてしまった理由もなんとなくわかりました。と言うことは・・・再度あの頃のアトピーに変わる。と言うこと・・・嫌だなー・・・と思いましたが、西洋医学では一生と言われているリウマチが治るのであれば全然OKと思うようにしました。
恐れていたリバウンド症状は殆どなかったのですが数か月後、花粉症と同時に顔、首にアトピーが出てきました。顔と言うより部分的で特に目と唇。目が痒くて朝起きると目はパンパン。唇は皮がめくれて大変。鼻は詰まって夜寝られない。そんな日々が続きました。辛抱しきれず近所で鍼灸院を見つけて2回/周程通い始めました。その先生も松本漢方クリニックの事を知っていたので本当によくしてくれました。
花粉症は一時期で収まりましたが軽いアトピーは顔、首、肘に残っています。
仕事でストレスがかかると急に肩が上がらない。指が曲がらない、膝が痛い、左の背中だけが凝る。と日々私の体の中でヘルペスが暴れまくっています。ここでヘルペスだと意味づけられるのが、すべて左右対称に生じているのではなく単独で生じているからです。数日ゆっくりしたりベルクスロンを内服すると治ります。指が痛くて曲がらなかったらこの部分にお灸してみて。と教えて頂き、お灸をすると曲がるのです。これってすごいです。
今、漢方、鍼灸の力を借りてリウマチ→アレルギーに変えている段階です。症状がなくなるとちょっと漢方をサボってしまいます。サボると劇的にどこかしらに症状が出てきます。やっぱりすごいと思い知らされては漢方を煎じる毎日です。リウマチとは、リウマチの治療方法等が詳しく記載されており、みんなの手記があったので私はこの治療が今も続けられているのだと思います。
漢方、鍼灸の力を借りてなんとしてもリウマチを治したいと思っています。