「リウマチとアトピーの途中経過」
35歳2006年7月1日
35歳2006年7月1日
2004.5(下旬)
首に強烈な痒みが出て 市販の痒み止めをぬったら膿んで黄色の汁が出てきました。しばらくは服が汚れないようにコットンを貼っていましたが、痒くて痒くて夜も寝れず、24時間掻き続けました。
2004.6
この時期から私の皮膚科巡りが始まりました。5件の皮膚科を渡り歩き、どの先生からも蕁麻疹と言われ、痒止めの飲薬と塗り薬を処方されました。
色んな種類のステロイドの薬を飲み、また塗りました。
塗り薬はロコイド、アンデベート、デルモベート
飲み薬で覚えているのはネオアレルミンとセレスタミン
セレスタミンは8ヶ月間1日3錠飲み続けました。初めはどの薬も利きましたが、1週間もすれば、またあの強烈な痒さに襲われます。(この頃からほぼ毎日コムラ返しになり、30分ほど足が動かず、硬直していました。
2004.10
毎日強烈に痒くて睡眠不足か続き気が狂いそうでした。
(大阪)心斎橋の皮膚科からは「蕁麻疹に効く薬は全て出したのに、一向に痒みが止まらないと言うことは蕁麻疹じゃない!あなたの痒みはストレスからきています。僕が診た感じ、精神が病んでいるから、まず心療内科に行きなさい。」
など、いろんな皮膚科でいろんな事を言われました。
2005.4
この頃には足首の裏側に茶褐色のアザみたいなものができ、痛みや膿が出ていました。この時、通院していた皮膚科から、「もうお手上げ!医師である私が言うのもおかしいけど、しっかりした大きな国立病院で精密検査をして下さい」と言われました。今思えば症状が悪化する度に皮膚科から見放された状態でした
2005.5
肩に激痛!泣きながら整形外科に行き、レントゲン検査の結果、右骨石灰沈着性腱板炎と診断されました。先生は「普通は老人がなる病気やのに、おかしいな~。でも注射したら治るかもしれん。痛いけど、試しで注射しましょう。」と言われました。私が「ステロイドですか?」と聞くと、「よう利くステロイドやで」と先生は笑顔で言ってました。もうステロイドは嫌だと思っていたので(気づくのが遅すぎた)、ステロイドの注射は拒否しました。案の定、先生は不機嫌になりましたが、なんとか座薬と湿布だけもらいました。
「もう松本漢方クリニックに行くしかない」と思いました。私は以前から松本漢方クリニックの存在を知人二人から知らされていましたが、二人とも「患者に怒鳴りまくる先生で、めっちゃ怖い!でもあそこなら治るで」「口は悪いけど、腕はいいで」と聞いていました。「怖い」という言葉で、松本漢方クリニックに行く気にはなりませんでした。「でも・・もう・・松本漢方クリニックに行くしかない!」と決心し、友達に付き添われ松本漢方クリニックに行きました。
診察を受けるまでに2時間は待ったと思います。診察室に入り、松本先生は、肩を痛そうに抱える私を見て、「またアホが来た!何飲んだ?」と怒鳴られました。松本先生から「セレスタミン、8ヶ月、1日3錠飲んで、お前死ぬ気か!」とか、「医師や言うだけで出された薬は、何でも飲むんか!」とか「出された薬をなんで調べへんねん!パソコンで調べたら、セレスタミンがどんな薬かわかるやろ!」とか「薬漬けになってから来な!駆け込み寺か!」とか、とにかく怒鳴られまくりの20分間でした。
そして「診る限り、リウマチや、間違いない !今から血液検査や!」と隣の部屋へ・・・
看護婦の方から採血してる最中に「うわ~内出血やわ!こりゃあかん!」と呆れた様子でした。注射後の私の腕は、広範囲に内出血し、紫色になっていました。
採血後、松本先生から「来週、また来い!それと痒いのは蕁麻疹やない!アトピーや!」と言われ、最後に「大丈夫や!リウマチもアトピーも治したる!その代わり、漢方飲め!鍼せぇ!お灸せぇ!それと俺が出す薬意外、飲むな!分かったか!」と言われました。
最後に、今ではすっかり慣れた松本先生との初めての握手をしました。
1週間後 検査結果を聞きに松本漢方クリニックへ行きました。
リンパ球 血沈 抗核抗体 血沈を筆頭に、ほぼ半分の検査項目に異常が出ていました。
2006.6
松本漢方クリニックに通医院して1年が経ちました。月1回の血液検査で、ほぼ正常値に戻り、残すは抗核抗体とCRPの数値だけです。リウマチになる以前の体に早く戻りたいです。
一時期ではありますが、体が不自由な頃、駅にあるエスカレーター、エレベーター、以前は使わなかった階段の手すりなど、どんなに有難かったことかを思い知りました。
松本漢方クリニックに行って良かったと思います。また紹介してくれた友達に感謝です。
今でも松本先生に会うのは、かなり憂鬱ですが、回復しつつある体があるのは松本先生のおかげです。ありがとうございます。完治を目指して頑張りますので、これからも宜しくお願いします。