「リウマチ手記」
37歳2013年11月5日
37歳2013年11月5日
私が体の不調を感じはじめたのは、平成20年3月。ある日自分の不注意で洗面所の柱に強く頭をぶつけた。あまりにも強く打ったためふらつき、味わったことのない気分に襲われた。その晩は眠ることができたが、翌日いつもとは違う感じを覚えた。その日をさかいに手のこわばり、頭重(石が頭にのっかっているような重さ)、頭重により目が開けづらいなど生活に少し支障がでてきた。その時はリウマチという病のことを知らないに等しいくらいの認識であったため、近くの総合病院で頭のCT、MRIを撮ってもらったり、かかりつけの医院でお薬を処方してもらったりしていたが、すっきりとはしなかった。その間の体調はというと、波があり、ひどいときとそうでないときとが交互にくる感じであった。そうこうしていると、朝も起きづらくなるほどの頭重が出始め体を横にする回数が増えた。仕事はしていなかったので、下の娘の幼稚園の送り迎えだけはなんとか乗り越えていた記憶がある。とりあえず、疲れやすかった。特に何もしていないのに疲れていた。身体がだるかった。
それから2年くらいして首のこわばり、関節のピリピリとした痛み、圧痛等あちらこちらと出てきだし、足のこわばりがでてきてやっとリウマチの症状と似通っていると気付いた。またかかりつけの医院で症状を説明し、リウマチかどうか血液検査をしてもらったが、数値には出てこなかった。でも体調は一向に良くならず、リウマチの一途をたどっていると不安に思い、インターネットで色々な文献等を読みあさった。そして、松本先生のホームページにたどり着いた。読み始めてみると難しい専門的なことを100%理解することは私には正直無理だったけれど、重要なことは自分なりに理解できるようになるまでじっくり読んだ。そして迷いもせず先生に診察して頂こうと思い高槻へ向かった。まず、そこで看護婦さんとの出会いで救われた。ずっと不安いっぱいの中で生活していたため、気も毎日張り詰めていた。だから、じっくり聞いて下さるだけで涙が溢れ、心がほぐれていく感じがよくわかった。今でも思い出すと感謝でいっぱいで改めてお礼を伝えたいと思う。採血が終わり、いよいよ松本先生にお会いすることに。初めて見た先生は私が想像していた通りの方で、初診にもかかわらず直感で先生なら助けて下さる!!と思った。なので先生のおっしゃる言葉は心にすっと入り、素直に受け入れることができた。ここが大切だと思った。これからどうなるかはわからないけれど、素直に受け止めることができないと、何もはじまらないと思った。先生の処方して下さる漢方もお灸や鍼等も、無意味になる気がした。だから、わたしは先生の言葉を信頼できたことがまずとてもとても嬉しかった。そそうなると私は単純なので治らないわけがない!くらいに勝手に思い込み(笑)そして握手をしていただきもう半分治った気分!処方して下さった漢方等を手にぶらさげながら、病は気から!というじゃない!がんばろう♪と上を向いてすがすがしい気持ちで帰ったのを鮮明に覚えています。
血液検査の結果は有り難いことにリウマチという判断は出なかったけれど、リウマチの初期症状ということで、先生の指示通りに漢方お灸入浴剤の三点セットそしてヘルペスのお薬をいただき毎日の日課に。2か月後にはあれだけ苦しんでいた頭重が嘘かのように消えてなくなり、倦怠感も徐々に薄れていき、自分の体が変わっていく様子がよくわかった。少し疲れたりするとまた不調になったりすることもあったが、そのたびに先生に頼らせていただきながら、今では手のむくみもすっきりとなくなり、関節等の痛みも消えていった。
先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。あれだけ不安の中にいたのが信じられないくらいで、有り難い気持ちで胸が熱くなります。
松本先生がいつもおっしゃってくださった、「自分で治すんや!」という意味。そしていつも意識する心掛け。忘れてはいけない言葉を頂きました。
先生との出会い、そして先生を信頼できたこと、それがとても幸運でした♪その幸運を無駄にすることのないよう、日々の暮らしを丁寧に大切にしたいと思っています。
また、母も同様先生にお世話になることになり、重ね重ねお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
手記が大変遅くなり申し訳ありません。お許しください。
乱文で失礼します。