「リウマチ手記(途中経過)」
32歳2006年9月4日
32歳2006年9月4日
最初に私の体の不調がおこったのは、平成14年5月頃(当時28歳)でした。手の平、手首、股関節、肘など、いろいろな箇所が痛くなり、2~3日ですぐ治るということが度々ありました。当時は、パソコンのインストラクターをしており、手や腕は、パソコンの使いすぎでは?と思い、あまり気にしませんでした。ですが、だんだん痛みが増し、腕が上がらなくなったり、歩くのがつらくなったりするときがあり、おかしいと思う様になりました。
6月中旬に、近くの整形外科へ行って検査をし、「回帰性リウマチ」の疑いと言われ、痛み止めと湿布をもらいました。私はリウマチという病気をほとんど知らなかったので、看護師の友人に相談しました。すると、リウマチは大変な病気なので、他の病院でももう一度検査してもらった方がいいと言われました。
7月初旬にリウマチ科のある大学病院を受診しました。検査の結果、「慢性リウマチで、手の変形が始まっている」とのことでした。自分自身で見た目には、手に変形があるようには思えませんでしたので、とても驚きました。薬の分量は忘れましたが、リマチル、ロキソニン、プレドニンを処方されました。私は3ヵ月後の10月に結婚が決まっていたため、医師に今後の出産のときに薬が影響することはないか尋ねましたが、「産婦人科ではないので、そんなことはわからない」と冷たく言われ、ショックで二度とその大学病院には行きませんでした。処方された薬も一切飲みませんでした。
そして、7月中旬に産婦人科を受診し、リウマチでも出産できるかどうかということや、大学病院でもらった薬を見てもらい、これを飲んでいても妊娠して大丈夫なのかということなどを尋ね、相談しました。やはり、リウマチに関しては専門外なのでわからないということで、近くのリウマチ専門のクリニックを紹介されました。その日のうちにクリニックに行き、検査をしました。1週間後に結果を聞きに行くと、「まだリウマチとは断定できないが、可能性が高い」と言われました。レントゲンでの異常は無く、大学病院で言われた手の変形もないとのことでした。
結婚が決まっていることや、近いうちに子供が欲しいことを話すと、「初期の段階で強い薬を飲むと、2割ぐらいの人は治る場合があるので、試してみよう」と言われました。とても感じのいい先生で、今後の妊娠出産のことについても相談しながらがんばろうと言ってくださり、このクリニックに通うことを決めました。プレドニン5mg、ブシラント100mg、ガストローム(胃薬)を処方され、飲み始めました。
8月頃には、ほとんど痛みがありませんでした。9月~10月にかけて、徐々にプレンドニンを減らしていきました。(5mg→2.5mg→1mg)10月中旬に結婚をし、下旬には薬を完全に止めて、12月に妊娠しました。その後、妊娠中はリウマチの薬は処方されませんでしたが、月に一度はクリニックを受診し、3ヶ月ごとに血液検査と尿検査をしました。この間、リウマチの痛みはほとんどありませんでした。妊娠中はリウマチの症状が軽くなる人や、全くなくなってしまう人が多いと言われているそうです。私も確かにそうでした。つわりがひどかったので、つわり止めの薬を飲んだり、入院をして点滴をしたりしました。
平成15年7月に出産しました。産後すぐにあちこちが痛み出しましたが、我慢できる程度であったのと、授乳中でもあり、薬は飲みませんでした。時々、ナボールゲルという塗り薬を痛いところに使用しましたが、あまり効果はありませんでした。11月下旬、夜中に左腕の激痛で目が覚め1時間ほど我慢しましたが、冷や汗がでてきてどうしても耐え切れずに痛み止めを飲んでしまいました。
翌日クリニックに行き、授乳をやめて薬を再開することにしました。プレドニン2.5mg、ブシラント100mg×2、シラブル60mg×2平成16年6月まで、この用量の薬を飲み続け、月に一度血液と尿検査をしました。この間は、激痛はほとんどなく移動性の鈍痛があるぐらいで、リウマチのことはあまり気になりませんでした。7月頃に、クリニックに行き2人目の子供が欲しいと相談し、また薬を減らしていくことにしました。プレドニン2.5mg、ブシラント100mg、シラブル60mg×2、10月には、プレドニン1mg×2、シラブル60mgに減らしましたが、特に体調の変化はありませんでした。
12月末に何かと忙しく、クリニックに行くことを忘れてしまい、薬が終わってしまいました。年末年始の休みで、2週間ほどはなにも薬を飲みませんでした。平成17年1月 年末年始に薬を飲まなくても強い痛みは無かったことを先生に言うと、「大丈夫かもしれないので薬はやめてみて、痛いときにだけ痛み止め(シラブル)を、飲むように」とのことでした。3日後から、ほぼ全身の関節が1日中痛みだしました。激痛が4日間続き、クリニックに行き検査をしました。結果は、今までずっと0.25だったCRPが1.31に増えていて、薬を増やすことになりました。プレドニン2.5mg、シラブル60mg(痛いときに、1日3回まで)、ツムラ⑱桂枝ガジュツ附湯×2、この時、初めて漢方薬が追加されました。
1月中旬から2月中旬にかけての1ヶ月間は、毎日複数箇所が痛み、激痛で夜中に起きることもしばしばありました。それ以前は、移動性の痛みで、時々まったく痛みの無い日もありましたが、この1ヶ月間は毎日すごい激痛が続きました。足が腫れて、外反母趾のように親指の付け根の骨が飛び出し、立っていることや歩くことがつらくなりました。さらに、立ち上がり体重がかかると、足の裏が痛くて、水平につくことができにくくなりした。今まで履いていた靴が履けなくなり、1サイズ大きめのスニーカーや紳士用サンダルしか入らなくなりました。そして、朝のこわばりが始まり、指が腫れて赤くなり、つっぱったまま曲がらなくなったり、自分の意思で自由に動かなくなっていきました。
朝食後に薬を飲むと、どんなに痛みが強くても昼頃までには動けるようになり、午後は不自由なく過ごすことができました。夜になって入浴後に、また痛みが強くなるという日が繰り返しました。午後は元気に過ごせるというリズムが続いたので、用事はすべて午後に入れるようにして、午前中は家でのんびりするようにしました。主人はとても心配性なので、私がリウマチだということは知っていますが、体調が悪いときも痛いそぶりは見せずに過ごしてきました。
しかし、朝のこわばりや痛みがどんどんつらくなり、指が自由に動かないために朝食の準備が思うようにできず、思いきってこの数ヶ月間の体調について話をしました。その翌日(2月16日)、主人がインターネットで松本漢方クリニックのことを見つけ、ホームページの内容を印刷し、私にくれました。何度も読み、いろいろなことを考えました。2月18日漢方薬と他の薬を併用することは良くないと書いてあったので、まずツムラ⑱を飲むことをやめました。すると、翌日から朝のこわばりがやわらぎました。
近くに住む実家の両親と隣に住む主人の両親に、松本漢方クリニックのことを話し、今後のことなどを相談しました。とにかく、まず一度松本漢方クリニックに行って見たいという気持ちで、主人に休みをとってもらい、2月22日初めて大阪に向かいました。始発の新幹線に乗り、3時間ほどで京都駅につきました。地図を印刷していったので、場所はすぐにわかりました。みなさんの手記にあった通り、待合室は漢方のすごいにおいがしていました。とても混んでいて、3時間ほど待ち、診察になりました。ものすごくこわい先生だと手記に書いてあったので緊張していたのですが、想像とは違って優しかったです。「遠くからよく来たな、必ず治してやるからな!」と、私と主人にかたい握手をしてくださいました。
血液検査をして、15時半から鍼の予約を入れ、時間があったので近くで昼食をとりました。鍼は初めてでとてもこわかったのですが、何をされているのかまったくわからないくらい痛みも感覚もありませんでした。織田先生は私の経緯をいろいろ聞いてくださり、リウマチは美人しかならないのよ!とか、治療中はお嬢様みたいに何もしないでみんなにやってもらいなさい!など、明るく元気が出るような話やアドバイスをしていただきました。お灸のやり方を教わりましたが、あまりの熱さにびっくりし、私にできるのか?と心配になりました。帰りに薬局で、もぐさとプロテインを購入しました。なかなかもぐさが見つからず、何軒も回りました。
翌日から、漢方の煎じ薬を飲み、お風呂に入りました。煎じ薬は、最初に口に入れた瞬間に無意識に吐き出してしまうほど、あまりのまずさにびっくりしましたが、鼻をつまんで一気に飲みました。2回目からは、普通に飲むことができました。漢方のお風呂は、他の方の手記ではとても気持ちが良く痛みがやわらぐというのが多かったのですが、私の場合は逆に痛みが強くなりました。1時間つかり、1度上がってから1時間後ぐらいにまた入り、1時間つかるというように、毎日2時間はつかるようにしました。2回目に上がった後は、痛みでぐったりしながら横になるという感じでした。お灸は、朝5時から1時間半ほど、自分で届かないところを主人にやってもらいました。手や足など自分で届くところは、日中時間が空いたときに何回かに分けてやりました。最初はもぐさを米粒大ぐらいでやっていたために、とても熱くて火傷の跡が残ってしまいました。後で織田先生にうかがったところ、ごま、ぐらいの、大きさでやると良いとのことでした。地元では、とてもいい鍼灸院を見つけ、週1回通うようにしました。
3月8日(前回から2週間後)、2回目の松本漢方クリニック受診です。今回は、一人で行きました。検査結果を聞き、鍼をしてもらいました。朝のこわばりがひどく思うように手が動かなかったので、主人にいろいろと協力をお願いし、お灸をしてもらったあとに、洗濯や子供の世話をしてから出勤してもらうようにしました。蛇口をひねること、洗濯物をパンパンと伸ばすことや洗濯ばさみをとめること、子供の着替えなど今まで何気なくしていたことが、とてもつらくなりました。3月16日、徐々に減らしていたステロイドを完全にやめることになりました。この日を境に、少しずつ体中の痛みが増していき、これがリバウンドなのかな?と思い始めました。地元での鍼を週1回から2回に増やしました。鍼に行くと、その日の夜がとても痛くなりましたが、次の日はともて楽になったからです。
4月に入ると、さらに体中の痛みが増し、家事や育児がどんどんつらくなりました。主人に負担をかけることが多くなったために、4月10日実家に帰ることにしました。4月19日3回目の松本漢方クリニック受診です。血液検査をし、手の痛みがひどくて薬を持ち帰ることができないため、郵送をお願いしました。大阪までの往復がきつかったです。5月のゴールデンウィーク中に、あごや顔が痛くなり、口を少ししか開くことができなくなってしまいました。歯科で顎関節症と診断され、マウスピースを作り睡眠中に使用することになりました。もしかして?という思いで、このことを松本先生に電話すると、「顎も関節なので、痛みが出ることもあるだろう。リウマチで顔が痛いというのは聞いたことがないが、お灸をしてみるように」と言われました。
しかし、顔にお灸をするというのは抵抗があり(跡に残ったら大変なので)、しませんでした。食事や歯磨きなどのときに、口を開けようとすると激痛が走り、とても不便でした。マウスピースを毎日就寝時につけて、鍼で顎や顔も治療してもらい、2週間ほどで痛みがなくなりました。5月中旬以降、朝のこわばりがなくなってきました。体中のあちこちを移動する激痛もほとんどなくなり、実家から自宅へ戻りました。今までは体で天気予報をしているように雨の日は体調が悪く、梅雨の時期がとても不安でしたが、今年はそんな影響も無く過ごすことができました。少しずつ体調が良くなってきた気がするようになり、鍼を週2回から1回に減らしました。心配していた梅雨を乗り切れたことがうれしくて、次は冬を無事に越せるようにがんばろうと目標を立てました。
7月頃から、足を中心に全身にかゆみがでてきました。時々、1つ2つプツプツできましたが、ひどくはならずにすぐ治ってしまいました。松本先生に電話すると、「まだ表面に出てこないけど、皮膚の下ではアトピーが始まっている。」とのことでした。いよいよ私もアトピーが出てきたかと、喜びました。7月23日4回目の松本漢方クリニック受診です。痛みもほとんどなくなり、左足にできた5個ぐらいのプツプツを先生に診てもらうと、間違いなくアトピーだと言われました。うれしくて、うれしくて、涙があふれてきました。3時間という帰りの道のりが、あっという間に感じられるほどでした。少しして、息子が2歳の誕生日を迎えました。
私は出産を機にリウマチがひどくなったので、もう子供を産むことはあきらめなくてはならないのかと落ち込んだ日々もありました。松本漢方クリニックの漢方を始めて早5ヶ月が過ぎ、こんなに体調が良くなり、生活に希望が持てるようになりました。息子の幼稚園入園までに、リバウンドが終わり安定した生活を送れるようになりたいと思いました。8月に入り、めまい・頭痛・肩や背中の痛みが続きました。かゆみはあるのですが、アトピーはなかなか広がりませんでした。8月終わり頃から、祖母が入院し、頻繁に見舞いに行たり、外出することが増えました。今までは調子が良いからと遠出をしたりすると、次の日はかなり痛むということの繰り返しでしたが、今回は体調があまり悪くならずに過ごせました。確実に良くなってきていると、実感できました。
9月終わりに祖母が亡くなり、10月中旬のいろいろと落ち着いたころになって、急にあちこちが痛み出しました。何かと忙しかったで、3週間ほど鍼に行けなかったり、漢方風呂に入れなかった日もあったりと、生活のリズムが崩れたので疲れが出たのかと思いました。松本先生に電話すると、「精神的なダメージで、体調が悪くなることはよくある。」と言われました。2週間ほどで痛みは治まりました。11月15日 5回目の松本漢方クリニック受診です。先生に、「痛みがそんなになければ、鍼はしなくてもよい。もうほとんど治ってきているので、手記を書くように。」と言われました。このころ、全身にかゆみはあるもののアトピーとして表面に出てくることはなく、頭痛が一番ひどいという状態でした。リウマチの痛みはほとんどなく、いつもあった疲労感というかだるさがなくなりました。
12月になり寒くなってきましたが、体調の良い日が続きました。リウマチのことを忘れてしまうほどでした。年が明け1月中旬からは、毎日入っていた漢方風呂が1日置きでよくなりました。1日1時間を2回、合計2時間、風呂につかっていましたが、1日1時間を1回にしました。2月3月と過ぎましたが、心配していた寒さによる痛みはほとんどなく、毎日朝から元気に過ごすことができました。私は中学2年生のときに花粉症になり、以来この時期はいろいろな薬を飲み、予防のための注射をして、様々な治療をしてきました。使用した薬の名前や量はわかりませんが、ステロイドもたくさん使用したと思います。今年の症状はさほどひどくはありませんでしたが、鼻水・目やのどのかゆみが少しありました。
松本先生に花粉症の漢方を出そうかと聞かれましたが、薬を飲むほどでもなく大丈夫でした。4月に入り花粉症が落ち着いてきたころから、またリウマチの痛みが始まりました。体中のあちこちに、久しぶりにあの痛みが走りました。激痛で腕が上がらない、膝が曲がらないという日が増えました。
4月12日6回目の松本漢方クリニック受診です。朝、小雨が降っていて、手足・肩がかなり痛みましたが、がんばって行きました。帰りのころには、体調も天気も良くなっていました。それから、3日というペースであちこちが痛みました。1日目にどこかが痛み始めると、2日目にはその箇所が1日中激痛となり、3日目にはだんだん治まり、また次の日には違う箇所が痛くなるという感じです。6回目の検査結果を電話で聞くと、今までで一番悪い数値でした。松本先生に、「またリバウンドが始まった。」と言われました。
1回目の受診から、5回目までの検査結果は順調に良くなっていたので、今回の結果はとてもショックでしたが、自分自身でもかなりの痛みが続いていたことを思い、納得しました。そして先生に、「排卵誘発剤や妊娠中に何か薬を使っていなかったか?」と聞かれました。私は、27歳ごろに子宮内膜症の治療で、3ヶ月間ピルを飲んでいたこと・妊娠中に張り止めの薬を何度も使用したこと・切迫流産、切迫早産で2回入院し、1週間ずつ点滴を受けたことを話しました。すると先生は、「そういう薬を使ってきた人は、良くなってきても何回もリバウンドを繰り返す場合が多い。」と言われました。私はそのタイプだということです。あともう一つには、「時期的に花粉症でたくさんの抗体が作られたために、免疫が活性化されてリウマチの症状が悪化したというのもある。」とのことでした。
初めて松本漢方クリニックを受診してから1ヵ月後ぐらいからリバウンドが始まりましたが、2ヶ月ほどで治まり、想像していたほどの痛みでもなく、その後も順調に良くなってきていたので、このまま今年の夏ごろには治ってしまうのでは・・・と、自分では思っていたのですが、考えが甘かったことに気づきました。私は生まれてから今まで、何も考えずにたくさんのステロイドを使ってきたのです。花粉症歴約20年で予防の為の注射を5回ぐらいしましたし、毎年シーズン中にはたくさんの薬を飲み続けました。婦人病の治療での内服、腰痛の痛み止めとしての筋肉注射などでも使用しました。それを思えば、こんな簡単にリウマチが治るはずはないのです。今は2回目のリバウンドの最中です。4月中旬から6月終わりごろまでは、3日ペースの痛みがずっと続きました。
1回目のリバウンドであまり痛みが出なかった箇所に、今回は痛みが集中しました。特に右肘は、1回だけですが痛み止めのステロイド注射をしていたせいか、頻繁にひどく痛みました。6月20頃から、咳が出るようになりました。喉が痛いわけではなく、風邪というわけでもなく、ただむせるような咳が出るだけなので、あまり気にしませんでした。この咳が1ヶ月ほど続き、だんだんひどくなり、咳き込んで苦しくて眠れないという日も出てきました。自分自身でもおかしいと思うようになり、家族に言われたこともあって、近くの内科に行きました。すると、喘息という診断でした。先生に大人になってから急になる人もめずらしくないと言われましたが、かなり驚きました。呼吸を楽にするという吸入をし、気管支拡張のシールと、痰を切る薬をもらいました。
家に帰るとすぐ松本先生に電話し、このことを話すと、「1ヶ月も咳が続いていたなら、何でもっと早く言わないのだ!!」と言われました。私の家族の中では喘息持ちはいませんでしたし、まさか自分が喘息になるなんて、思いもしなかったからです。「普通、喘息が出る人は小児喘息だった人が多いが、花粉症がすごくひどい人の中に、まれに喘息になる人がいる。みんな最後は、アトピーになって全部治るから大丈夫。」と言われました。
この喘息がリバウンド中のアレルギー症状の一つだということがわかり、安心しました。そういえば、咳がひどくなった7月頃から激痛がなくなっていました。時々ある痛みも軽くなっています。ということは、順調だということですよね。またまた一安心です。喘息の漢方も出していただき、食後に飲みました。リウマチ用とはまた違い、おがくずのようなにおいがしました。粉っぽさもあり、最初は非常に飲みにくかったのですが、3日ほどで慣れました。松本先生に「喘息の漢方はすぐ効くから。」と言われたのですが、本当にその通りでした。
1週間ほどでひどい咳が治まり、呼吸が楽になりました。しかし、胸や背中・脇腹に痛みを感じ、また近くの内科に行きました。肺のレントゲンを取りましたが、炎症などの痛みは見られず、咳のし過ぎで筋肉痛になっているのだろうと言われました。数日間我慢しましたが、あまりの痛みで寝返りができなくなり、子供を抱くこともつらくなったので、整形外科に行ってみました。レントゲンを取ると、なんと!!肋骨が3本折れていました。咳のし過ぎで、疲労骨折したのだろうということでした。痛みの原因がわかり、ほっとしました。しばらくの間は固定ベルトをして、重いものを持ったり、体をひねったりしないようにと言われました。
それから、1ヶ月ほどした8月下旬、ほとんど咳は出なくなりました。9月に入り、再度整形外科でレントゲンを取り、骨がほとんど元通りについたので肋骨骨折は完治したと言われました。咳は治まり、骨折も治り、リウマチの痛みも軽くなってきました。もうそろそろ2回目のリバウンドも終了するのでは・・・と思っています。松本漢方クリニックに通い始めて、早1年半が経ちました。漢方薬を煎じることが日課となり、不便の無い普通の日常生活を送ることができるようになりました。喘息は、咳が出始めてから2ヶ月ほどで治ってしまったようです。
私の最終目標は、リウマチが完治したらもう一人子供を産むということです。治療にあたっては、家族がいろいろと協力してくれておりますので、とても幸せな環境だと思っています。自分自身と家族のために、早く治したいです。まだしばらくお世話になると思いますが、今まで通り松本先生を信じてがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。これから先のことについては、完治したときにまた手記を書きたいと思います。