「リウマチ中間報告」
27歳2006年2月26日
27歳2006年2月26日
《初期症状》
2005年1月頃、朝起きるときに、足(足裏、足背の内部)の細かい関節の痛みがあり、特に朝のこわばりがひどく、階段の上り下りが痛くて大変でした。
《当時の環境》
転職をしたばかりで、慣れない仕事と、生活リズムが不規則になったため、精神的にも、体力的にもつらい時期でした。
《もしかしてリウマチ???》
発病以来、時々自発痛と、朝のこわばりはありましたが、しばらくすると痛みは消えるので、病院にいくこともありませんでした。
5月頃、体調を崩して、近所の内科で血液検査をしました。その時の血液検査で、CRPは(-)でしたが、RAは(+1)の弱陽性でした。医師から「関節は痛くありませんか?」と訊ねられたので、足の痛みを説明しました。しかしリウマチとは確定されず、「また他の関節が痛くなったら、来院してください。」と言われました。
6月の下旬頃、突然右手首が痛くなりました。箸を持つのも、字を書くのも痛かったです。利き手だったので、不便なことが多かったです。介護職なので、「腱鞘炎にでもなったのかなあ」と思って、時々通っている整体に行きました。1回目の施術では治らず、2回目の施術の時に、「この関節の硬さは、リウマチかもしれないよ。一度リウマチの検査をしてみたほうがいいよ。」と言われました。しかし、怖くて行けませんでした。
7月に入って、夜勤をしていたら、突然左肘が痛くなりました。足の痛みも強くなっていたように`思います。「やはりリウマチかもしれない。」と不安になり、7月19日、近くの整形外科を受診しました。その結果、「少し数値は高いが、リウマチとは確定できない。薬を飲みますか?」と言われました。薬は拒否をし、痛み止めの塗り薬だけ処方をしてもらいました。
その後も痛みは続き、リウマチの友達に相談すると、「リウマチ専門の病院で診断をしてもらった方がよいのでは」というアドバイスをもらい、8月8日、隣県の専門医を受診しました。その日は薬の処方はありませんでした。8月27日血液検査の結果リウマチの可能性が高いということで、以下の薬をもらいました。
◎リマチル(抗リウマチ剤)
◎モービック(非ステロイド炎症剤)
◎メドロール(ステロイド炎症剤)
◎ガスター(胃薬)
友人から、薬を一生のみ続けなくてはいけないこと、最近は、初期の内にステロイド薬を処方されることなど聞いていましたが、やはりステロイド薬を飲むことには、かなり抵抗がありました。薬局でステロイド薬の副作用について聞いたら、「1日2mgなので、体に害はほとんどなく、大丈夫です。」と言われました。
この日から、リウマチの薬物治療がはじまりました。インターネットなどで情報を得るたび、哀しくて、絶望的で、夜になると毎日泣いていました。
《副作用?》
1週間ほど経過したころ、微熱と咳がとまらなくなり、近所の内科に行きました。医師に、現在服用している薬を説明したところ、「リマチルの副作用かもしれない。」と言われました。その日は夜勤だったので、注射をしてもらい、内服薬をもらって、仕事にいきました。かなりつらかったです。
そんな時、松本漢方クリニックのホームページが目に入りました。直感で、「ここに行こう!」と思い、その日から、薬を飲むのをやめました。
《初受診》
9月20日、松本漢方クリニックを受診しました。受診をする前に、松本先生の理論をよく読んで理解して行かなかったので、ひどく叱られました。今思えば、直感のみで行動していました。松本先生ごめんなさい。
私の祖母は、現在85歳です。毎日グランドゴルフを楽しみ、元気に暮らしていますが、20歳くらいの時、リウマチを患い、寝たきりだったそうです。当時は痛み止めなどはありませんでしたが、近所に鍼灸の名医がいたらしく、祖母は鍼灸で完治しました。鍼灸の力はすごいものだと思いました。
《リバウンド》
9月30日、2回目の受診をしました。松本先生は、「いらないことをしないで、指示したことをやったら、絶対治るから!」と言って、手をギュっと握ってくださいました。診察が終わって、帰ろうとした時、家族に連れられて、「痛い!痛い!」と言って、松本漢方クリニックの前の階段を上ってくる患者さんをみかけました。「きちんと松本先生に言われたことをしたら、完治するのだから、がんばろう・・・」と強く思ったものです。
後日、血液検査の結果を電話で伺ったら、リバウンドもあり、少し数値が高くなっていました。症状としては、ペットボトルのキャップが開けにくい、足裏の痛みが強くなり、辛かったです。
《アトピー》
10月の終わり頃より、太ももの部分が時々ムズムズ痒く、赤く引掻き傷のような、蕁麻疹のようなアトピーがでました。
11月15日、松本漢方クリニック3回目の受診をしました。その頃から、背中と首も痒くなってきました。痛みも随分軽減されてきました。
《中間報告》
1月6日、4回目の受診。痛みもほとんどなく、時々背中と首は痒くなりますが、体調もとてもよくなりました。松本先生から、「血液検査の結果がよければ、手記を書いてもらう。」と言ってもらえました。
血液検査の結果は良好で、こうして手記を書いています。また、織田先生には、「体を冷やしたらダメだよ。今年の課題は、体を冷やさないことだね。」とアドバイスをもらいました。織田先生ありがとうございます。いろいろ工夫をして、冷やさないようにしています。
《完治へ向けて》
完治まであと少し、松本先生の理論を理解せず、松本漢方クリニックを受診してしまいましたが(松本先生、ごめんなさい。)、あの時の直感は正しかったと確信しています。完治まであと一息、もう少しがんばりたいと思います。
松本先生をはじめ、松本漢方クリニックの皆様、織田先生、いつもありがとうございます。完治までがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。