「リウマチ手記」
28歳2011年9月17日
28歳2011年9月17日
私は松本漢方クリニックでの治療を始めてからまだ半年ほどですが、あともう少しで完治できそうというところまで来ることができました。
正直、半年でここまで良くなるとは思っていませんでした。他の病院ではなく、松本漢方クリニックで治療を受けて本当に良かったです。松本先生・スタッフの方々・
鍼灸の先生方々にお礼を申し上げます。皆様には心から感謝しております。
本当に有難うございました。完治するまであともうしばらくの間、お世話になります。
・2010年11月~12月
私の体に最初に異変が起きたのは、2010年11月末ごろでした。自転車に乗った日の夜のこと、急に手首や指の関節が痛くなりました。痛みが強く、何かを持つのも辛いと感じるほどでしたが、2~3日で自然と痛みが消えたので、
腱鞘炎かな?と思った程度で特に気にせずに生活していました。また、
テニスをした後も手首が痛くなったのですが、久しぶりにしたからかな?と、軽く考えていました。
・2011年1月
そして、明らかに異変に気がついたのは年明けの仕事の途中でした。
急に膝や足の指の関節が痛くなり、立っているのが辛いぐらい痛くなり、
その日は足を引きずりながら帰りました。また、その日以降は手や肘、肩なども痛くなることが続き、どの箇所も2~3日後には消えては違う箇所が痛くなるといった感じでした。
湿布薬を貼ったりしていたのですが、まったく効果がなかったので、これはおかしい、自分の体に何かが起きていると確信しました。
そして、インターネットで調べてみたところ、出てきたのは「リウマチ」。でも女性に多い病気だったり、遺伝の影響があったりするとのことだったので、
まだ自分はリウマチではないと考えていました。
・2011年2月
10月から仕事で中国へ出張に行っていたのですが、2月のはじめに1週間ほど帰国することが出来たので、家族に自身の体のことを話し、近くの整形外科へ検査してもらいに行きました。診察を受けて、やはりリウマチの可能性があるとのことなので、血液検査とレントゲンを撮ることになりました。数日後、
結果を聞きに行くと、「リウマチ」と診断されました。「やっぱり、でもなんで自分が?」とひどくショックでした。レントゲン検査では異常はなく、骨の変形は起こっていないと言われたのはせめてもの救いでした。
先生に仕事の都合上、また中国へ戻り3月末まで日本へ帰れないことを伝えると、「リウマチの薬は副作用の可能性があるから、出張中に何かあったら大変なので、リウマチに詳しい先生を紹介するから、すぐに行って診察してもらって、どういう薬を飲むべきか決めてもらってください。」と言われ、また違う整形外科へ行きました。
その先生からは「リウマチは治らない難しい病気なので、この先ずっと薬を飲んで痛みを抑えながら付き合っていくしかない。」とあっさり言われ、リウマチの薬を出され、帰りました。(もう、全て捨てたので分かりませんが、リウマトレックスと痛み止めと胃薬だったと思います。)
家族とゆっくり話す時間もなく、翌朝早くに中国出張へ出発しなければなりませんでした。「まだまだ働いていかなければならないのに、妻と子供を養っていかなければならないのに。動けなくなったら家族に迷惑をかけてしまう。」
「好きなテニスが出来ない。子供が大きくなったら一緒にすることを楽しみにしていたのに。」などと、飛行機でひとり、沈んだ気持ちでいました。
でももう現実を受け止めて、リウマチの薬を飲んで、闘病していくしかないと決意しました。
出張へ行き、2~3日後に妻から電話がありました。インターネットで松本漢方クリニックのことを調べたようで、「薬を飲むのを止めて!松本先生はリウマチは治るって言ってはる。治らない薬を飲み続けるのじゃなくて、治るって言ってくれている先生のところで診てもらったほうがいいんじゃない?」と。
実はリウマチになったことを母に話したところ、松本漢方クリニックを勧められていました。(母は数年前にアトピーでお世話になりました。)ですが、東洋医学のことは全く理解しておらず、漢方で病気が治るのだろうかと疑問に思っていたので、あまり乗り気ではありませんでした。
妻の説得もあったので、自分でも松本漢方クリニックのHPを見て調べることにしました。いざ、HPを見てみると、大変驚きでした。確かにリウマチを治すとはっきり言っているし、その理論も納得できるものでした。逆に西洋医学が間違っていることのほうが自然に納得できました。それに沢山の人の手記があり、治っている人がいることには希望を与えられました。不安もありましたが、とにかく松本漢方クリニックに賭けてみようと思い、早速中国から電話しました。そのときの会話は先生の勢いに圧倒されて、正直あまり覚えていないのですが、とにかく「治したる!帰ったらすぐ来なさい!」とのことでした。「治したる」って言葉を直接聞くことができ、嬉しい気持ちになりました。
・2011年3月
リウマチの薬や痛み止めの薬は飲まず、痛みを抱えながらもなんとか仕事をしていました。そして、半年間の出張を終え、帰国しました。
・2011年4月
4月初めの土曜日に初めて松本漢方クリニックに行きました。京都市内に住んでいたので、1時間程度で着きました。診察ではやはりすごい勢いに圧倒されました。
「原因は間違いなくストレスや!ストレス溜めて病気になるなんて、アホや!」と言われながらも、「大丈夫。治してあげるから。」と握手していただき、煎じ薬と漢方風呂を出してもらい、松本漢方クリニックでの治療をスタートしました。またこの日、鍼とお灸もしてもらいました。初体験だったので、ドキドキでした。
鍼のほうはときどきズキっとくる程度で大丈夫でしたが、お灸はとても熱くて、大量の汗を出しながら必死に耐えていました。家でも自分でお灸を据えてみましたが、最初は熱さに耐えられず、少ししか出来ませんでした。
【血液検査 4/2 CRP0.58 RF17 血沈23】
治療を始めた4月は良くなるどころか、痛みは増しましたと思います。
指の関節が大きく腫れたり、足の痛みがひどくて歩けなくて、会社を休んだ日もありました。寝るときも痛みが強く、何度も起きてしまうのはとても辛かったです。服を着替えるのが大変で自分で靴下を履けず、妻に履かしてもらったときの妻の不安そうな顔を見るのも辛かったです。毎日頑張って漢方を煎じて飲んでいるし、お灸も少しずつ出来るようになってきたのですが、本当に治るのだろうかと不安に感じていました。
・2011年5月
【血液検査 5/7 CRP0.94 RF23 血沈43】
数値の見方もあまりよく分かっていなかったのですが、診察で先生は「免疫が上がっている証拠や!ガンガン自分の免疫上げていきや!」と。
5月下旬ごろ、それまでは4月と同様に痛みが強い日が続いていたのですが、少しましになったような気がするという日がありました。もしかして効いてきた??と期待していました。
・2011年6月
【血液検査 6/6 CRP0.56 RF19 血沈31】
数値を見て、先生からは「まだまだやで!頑張りや!」と。ただ、この時期だったと思うのですが、大きな転機があったと思います。この病気を治すためにはストレスを溜めないことが大事ということを聞いていたのですが、自身の性格上、分かっていてもストレスを無くすことは難しいことでした。それでも、先生に言われて考え方が変わった言葉がいくつかあります。
「真面目になるな!やんちゃになれ!(不良になれって言っているわけではないで。人に迷惑をかけたらあかんで)」と。これまで、学校教育を受けてきて、真面目にやることが正しいと思いこんでいたので驚きでした。でも確かに、
自分でストレス溜めて病気になっているので、「損しているな。」と、「真面目でいることが必ずしも良いことではない。」と初めて気がつきました。そう思うと、毎日の生活が少し軽い気持ちでいられるように感じました。
また、その他にも「人の幸せのことを考えるな!自分の幸せのことを考えろ!」と。確かに、性格的に自己犠牲が多いです。自分が我慢すれば上手くいくと思うことが当たり前のようになっていて、自分のやりたいことは抑え込んでいました。この言葉を聞いてから、やりたい事が浮かんできて、将来への希望が膨らみました。
その他にも沢山の先生の言葉は私の考え方を変えてくれました。病気とは別にしても、これから長い人生を生きていく上で、本当に貴重な言葉でした。
こういった心の変化があり、ストレスが軽減されたためか、6月はリウマチの症状も目に見えて良くなってきました。以前は毎日痛かったのに、痛くない日があったり、痛みもすぐ消えたりしていました。妻と症状が良くなってきていることを話す際に、安心そうな顔を見ることができたのが嬉しかったです。
・2011年7月
【血液検査 7/4 CRP0.07 RF14 血沈14】
・2011年8月
【血液検査 8/1 CRP0.08 RF11 血沈8】
7月~8月にかけて、さらに症状は良くなっていき、ほとんど痛みがなくなりました。1週間に1回くらい痛みが出る程度でした。自分でも「もうすぐ治る」と感じられるようになり、先生からも「手記を書いてや!」と言っていただきました。そのときは涙が出そうなくらい、嬉しかったです。
・2011年9月現在
今もまだ完治したわけではないのは自分でも分かっていますので、完治するまでは松本漢方クリニックにしっかり通います。最近、二人目の子の出産に加え、家の引越しや仕事が忙しかったりなど、ストレスが強くなってしまって痛みが増えました。ただ、もうこの病気を治す方法が分かっているので気は楽です。先生が「自分で治す」ってことを教えてくれました。ストレスを溜めないように気を楽にして、完治に向けて頑張っていきます。
最後にもう一度、松本先生・スタッフの方々・鍼灸の先生方々、本当に有難うございました。半年前は精神的に落ち込んでいましたが、今は普通に生活を送ることができて、二人の子供をしっかり抱くことができて幸せです。将来、
家族でテニスをすることを楽しみにしています。治らない西洋医学のリウマチの薬を飲まずに松本漢方クリニックに来て良かったです。強く勧めてくれた妻にも感謝したいです。また、この手記を読んでいただいた方に少しでも役に立てれば嬉しいです。ぜひリウマチを治していただきたいと思います。