「リウマチ手記」
41歳2004年12月29日
41歳2004年12月29日
私が、一番初めにアレルギーを感じたのは、花粉症でした。18歳頃からで、まだ花粉症という言葉が使われだした頃のことだと思います。春先と秋口になると、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目の痒み、のどの痒みに悩まされるようになりました。
そして、平成6年頃から、手の薬指の第一、第二関節が腫れ、一度腫れると、2~3ヶ月は腫れがひかず、痛くて痛くて、家事、育児もままならないほどでした。これが、リウマチの始まりでした。この指は、今でも曲がりません。
それから10年の間に、手の指数箇所と、足の指数箇所を、次々に腫らし、いつも何処かが腫れている生活を送ってきました。始めの2,3年間は、腫れるたびに整形外科に行き、レントゲンや、骨スキャンや、血液検査を繰り返しました(2~3件の病院を回ったと思います。)。血沈の値が高いだけで、リウマチ反応が出なかったので、使いすぎ、又は、関節炎と言われるだけでした。
でも、こんなに長い間、指の関節が、倍ほど腫れて、痛いのに、「異常なし」って・・・納得できなくなり、あとの7年間は、自分で、お灸をしたり、漢方薬を飲んだり、鍼に通ったりして、騙し騙し過ごして来ました。(お灸や漢方薬を使うようになった頃から、体のだるさが軽くなったと思います。しらず、しらずに、良いことをしていたのだと、びっくりです。)今となっては、リウマチの治療をしなかったのが、さいわいしました。
それが、今年(平成16年)の春に、町内の、私をよく知る友達から、「血沈が高く、関節が腫れるのは、リウマチみたいだから、一度、大阪の高槻にある松本漢方クリニックに行ってみたら。」と紹介されました。その紹介してくれた友達もリウマチで、松本漢方クリニックに1年前からかかっていて、とっても調子が良いとのこと。早速インターネットでホームページを読み、「毎日、いつ腫れてくるのか、びくびく脅えて暮らすのは、嫌だ。」と思い、平成16年4月27日松本漢方クリニックを受診しました。
初めてお会いした松本先生は、凄い自信で、これでもかとばかりに、椅子に座ってふんぞり返り、もう少しで椅子が倒れるかと思うほど威張って見せた先生。とても可愛く、お茶目に見えました。そして、噂の握手を二度もしていただき、「全部、治してあげるよ。」と、心強く、前向きな言葉を頂いて帰りました。
そして8ヶ月経った今、あれだけ次々と腫れていた関節が、治療を始めてからは、一度も腫れず、血沈の指数が、24から15に下がりました。この頃は、バトミントン、トランポリン、ウォーキングにと楽しめるようになり、松本先生に、感謝、感謝です。
昨日の受診で、松本先生から、10月頃の電話の時に「手記を書いてください。」と言われながら、提出がまだだった事と、このごろ体の調子が良いので、気が緩み、薬もお風呂も手を抜いていたことが、先生の機嫌を損ねて、カミナリが落ち、とてもこわかったです。(私が悪いのだから、仕方がありませんけど・・・)
でも、落ち込んでいた私は、採血の看護師さんに慰められ、鍼の織田先生に励まされ、スタッフのみなさんの温かい気持ちに触れて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
考えてみれば、先生のカミナリも、私のリウマチを治す為の、愛のエールです。カミナリを落とす先生の方が、辛いはずです。(少し腹を立て、ごめんなさい。)松本先生の言うとおり、出来の悪い患者ですが、見捨てる事無く、これからも、引き続き宜しくお願いします。