まず最初に、インターネットで、松本漢方クリニックに出会えた事に、感謝したいと思います。
私がリュウマチではないかと疑問を持ち始めたのは、去年の5月頃だったでしょうか。両手のこわばり、両腕両足のだるさ、ちくちくした痛みが1ヶ月ほど続き、「もしや、リュウマチではないか」と不安になり、インターネットで検索してみたのです。
そこでは、松本漢方クリニックのホームペーシの圧倒的な情報量に、目を見張りました。「アトピー理論」「リウマチ理論」に加え、患者さんの闘病生活から完治までの手記など、感動するばかりでした。私は、自然療法や漢方薬などに関心がありましたので、リュウマチの治療にあたっては、「是非、漢方治療で」と思っていました。松本漢方クリニックは、その点において、私の理想とする病院でした。
早速、うきうきした気分で病院に向かい、ほっとして帰途についた日の事が、昨日の事のようによみがえります。
治療に関しては、先生のご指示どおりにすすめ、3日目には激痛を伴いましたが(3日間)、これも好転反応だと理解できましたので、不安は全くありませんでした。1ヶ月後には、数値も下がり、順調にいくものと信じていました。
ただ、数値的には下がるものの、症状にはそれほど変化はなく、痛みも継続していました。時々体がかゆくなったり、お灸の後が赤く腫れてきたり、リウマチからアトピー症状への変化のきざしが現れてきた頃から、嬉しくなってきたのを覚えています。
治療2ヵ月後も、体のだるさは継続し、立ち仕事は苦痛でした。ところが3ヶ月目に入ると、突然両腕に湿疹が現れ、かゆみが10日ほど続いたのと前後するように、両腕のだるさやしびれがやわらぎ、体が軽くなってきたのです。
先生から、「改善されている。」との診察を受け、あとは気長に続けることで、リュウマチから開放されるとのこと。この時期に、中間報告として手記をすすめられたのですが、家庭の事情で忙しくて、つい忘れてしまっておりました。治療も10ヶ月ぐらいたって、痛みもなくなってきましたので、すっかりご無沙汰してしまっていたのです。
最近になって、また痺れが出てきたので、また治療を再開です。先生には、「まだ完治していないのに、自分の判断で、止めてはだめ。」とお叱りを受け、反省する次第です。
完治するまで、松本先生、スタッフの皆様、よろしくお願い致します。
平成16年5月半ばより、膠原病の発症と完治までの手記をおくります。
「松本先生を信じて よかった!!」46歳2004年7月28日
リウマチの治療をはじめて2年が過ぎ、中間報告として、完治しつつあることを手記にしてから、予想もしない出来事がおこりました。「漢方を飲んでいれば、それで大丈夫。」と高をくくっていた私に、ある日とんでもない症状が現れたのです。その経緯と結果の報告をさせていただきます。
平成16年5月19日(水) 朝、目をさますと、右膝が赤くはれ、痛みを伴う症状がありました。不思議に思い、「まぁ、虫さされだろう。」と、びわエキスを塗って放置していたところ、あくる日になると、3倍ほどに腫れあがっていました。「これは、尋常ではないな。」と、近所の整形外科で診察してもらったのですが、外科の先生の診断は頼りなげで、原因がわからない様子でした。レントゲンを撮り、骨には異常がないことだけ確認し、炎症止めと痛み止めの薬を処方される。夜になると、両足に赤い斑点があらわれ、「やっぱりおかしいなぁ。」と不安が募り、「松本先生に、この症状を見て頂こう。」と思い、薬を飲まずに様子を見ることにしました。
5月21日(金) 松本先生は一目見て、「あぁ、感染してるなぁ・・、熱あるやろ・・・。何か思い当たるふしはないか?」と聞かれたので、「二週間前に、階段からおちて、右膝と右足首を痛めたこと、それと、5月12日に、扁桃腺をはらしていたこと」を伝えました。検温すると37,3度の熱があり、その場で抗生物質を飲み、帰途につく。
5月22日(土) あっというまに、両足に紅班が増え、どんどん大きくひろがり、痛む度合いも増してくる。「死ぬほど痛かったら、近くの病院に行くんやで。」と、先生に電話で励まして頂く。
5月23日(日) あまりの激痛に耐え切れず、救急車で救急病院へ搬送してもらい、応急処置として、水分補給の点滴と痛み止めの薬を飲む。
5月24日(月) 搬送先の整形外科と皮膚科で診断を受ける。整形外科では、外部からのばい菌による感染の疑いのため、点滴(抗生物質)の投与と、痛み止めの座薬投与を受ける。リウマチ関連の疑いから、免疫内科へ行くよう指示される。皮膚科では、「結節性紅班ではないか」ということで、ヨウ化カリウムがんを処方される。「これで効果が出なければ、皮膚採取して、検査をし、最終治療法としては、ステロイド治療になる」ことを告げられる。膠原病、もしくはスティール病の疑いがありとのこと。松本先生との電話では、「今回の症状の原因として、扁桃腺の腫れの処理がうまく行かず、ヨウ連菌が体内に入り込み、膝に感染して炎症をおこしたのではないか」とのこと。ステロイド治療の恐さを詳しく教えて頂き、現代治療の恐ろしさも説いて頂く。「今後の治療方針として、私は漢方で治したいことと、先生の指示に従うこと」を告げ、総合病院での予約診察をすべてキャンセルし、実家で治療に専念することにした。「かゆみが出てきたら、治るからね・・・。」との励ましの言葉を信じて。
5月26日(火) 両足の激痛の中にも、右足にかゆみがあらわれ、不安な中に、少しの安堵が交差する。この日から、少しづつ腫れが引き始め、右膝が少し曲がるようになる。
5月28日(金) 「赤く腫れてるまわりに、お灸をするように。」とのこと。「えーー!こんなところにお灸なんて・・・」とびくびくしながらも、先生を信じてがんばる。あくる日、少し痛みがましになっていたのには、びっくり!28日以降から、お灸が日課となる。
5月29日(土) 両足の腫れがひき、左足にもかゆみが出始める。
5月31日(月) 両足全体にかゆみが増し、希望が持てるようになる。
6月 1日(火) 両足の痛みが取れ始めると同時に、体全体が重くて、だるい症状に変化し、喉の腫れに痛みを感じ始める。夜中、ひどい寝汗で眠れず。
6月 2日(水) 両足は、昨日より軽い。体全体は重くて、鉛が入ってるような感じ。喉の腫れと、頭痛がひどくなる。10歩ほど歩けるようになる。
6月 3日(木) 首から胸にかけて、強いかゆみが出る。
6月 5日(土) 足の腫れはほとんどひき、赤みもなく、痛みもない。漢方薬とお灸で治癒できたことに、感謝の気持ちでいっぱい。歩行も楽に出来るようになる。一方、まだ頭痛はひどく、のどの腫れが痛む。体全体がだるくて重いのは、膠原病の特徴だということで、「先がおもいやられるなぁ。」とがっかり・・・。
6月 6日(水) 胸の辺りに圧迫感があり、息苦しい。微熱も一向にひかず、また不安が募る。
6月10日(木) 両足にリューマチのだるさが出る。足、胸、腕にかゆみが出る。この日より、あまり症状はかわらず、微熱と全身のだるさが、30日まで続く。
6月20日(日) 何とか気力をふりしぼって、松本病院に行く。先生の生の声を聞いて、元気をもらって帰る。(心の中で、先生に手をあわせてたんだけど・・・。)
7月 1日(木) 長く続いた微熱がとれ、普段どおりの生活にもどることが出来るようになった。
今回の病気を通して、「自分の体の中に、爆弾をかかえている」ということの意味が、よくわかりました。大きなストレスを抱えていたり、不規則な生活が、即、ひきがねとなることを身をもって体験し、今まで以上に健康に対する意識を高めなくてはと、肝に銘じました。先生には、毎日のように電話で励まして頂き、私の不安に対しては、理解出来るまで何度も説明をして下さり、その時々の症状にあった薬を調合して下さいました。患者の側にたって治療される姿勢に、あらためて、信頼のおける先生だと確信し、私自身も、もっと自分の体の中におこる現象を勉強しなくては、と反省させられました。今後も、リューマチが完治するまで、気を引き締めて、漢方で治療を継続していきたいと思います。
本当にありがとうございました。こころより感謝致します。