ピース語には「~も」「~だけ」など日本語の副助詞に相当する補助名詞がいくつかあります。


普通の名詞を補助名詞と合わせて名詞句にするときは属格にして補助名詞の後ろに置きます。名詞句全体の格は補助名詞の格変化で表します。


ħec-o+属格句→「~も」

đot-a+属格句→「~だけ、~のみ、~しか」

noŗ-o+属格句→「~など」

naz-e+属格句→「~のようなもの、例えば~、~でも」

haşm-i+属格句→「~のようなもの、~みたいなもの」

esav-e+属格句→「~以外」


【例】

Ŭeăņu gef raţaņeŗ, ħeco Padgaṿ dof ňeh.

あなたがいなければ、祖国も無い。


ŭeăņ-u「あなた」 gef「~すれば(前の文に付ける)」 raţaņ-「無い、いない」 Padg-a「祖国」 dof「~すれば(後ろの文に付ける)」 ňeh-「そうする」