動詞の語根にある母音を入れ替えることで、動詞を連体形(~する〇〇)にすることができます。
動詞を連体形にするには、語根の最初の母音が「a」「u」「e」「o」のときは母音を「î」に変えます。
母音が「i」のときは母音を「â」に変えます。
※「î」や「â」の上に付いている記号は母音交替の目印で、発音は普通の母音と同じです。
動詞の連体形は品詞上、形容詞扱いになるので語尾に名詞と同じ格語尾を付けます。
また、動詞のアスペクトを表す接辞も一緒に付けることで「~している〇〇」のような細かな表現もできます。
【例】
Ăeje çîfe.
寝る彼。
Iăeŗħi jemâsifuvi.
国有化される企業。
Faşu ţoģboda zad ŭaretđa ţînelata navaņarof.
私はその復活した医者の秘密を知った。
ăej-e「彼」 çaf-「寝る」
iăeŗħ-i「企業」 jemisifuv-「国有化する」
faş-a「私」 ţoģbod-a「秘密」 zad「その」 ŭaretđ-e「医者」 ţanet-「復活する」(接中辞-el-は完了形「~してある」) vaņar-「知る」(接頭辞na-は完結相「~した」)