命令法はピース語にある法の１つ（もう１つは直説法＝普通の文）で、事実と異なる事象について述べる際に使われます。

「命令」という名が付いていますが、実際には「～しろ」、「～しよう」、「～すればいい」、「～だったら」など話し手の主観や感情に基づいた動作・行動全般を表します。

動詞の語尾に命令法用の人称語尾を付けることで命令法を作ることができます。

【例】

ħezu「死ね」

jeĭĭaŭħubĭimu「大学を卒業しろ」

ħiăiziħim「就職しないと」

ħez-「死ぬ」

jeĭĭaŭħubĭim-「大学を卒業する」

ħiăiziħ-「就職する」

命令法の人称変化の全体像についてはこちらを参照ください。