ピース語では動詞に接尾辞を付けることで文のムードを付加した派生動詞を作ることができます。


○可能・不可能

「~することができる」というときは動詞に接尾辞「-oļ-」を付けます。

「~することができない」というときは「-ucl-」を付けます。


【例】

Şe gudveçufu ģozmene ĭeraņe ŭipluţoļ.

このロケット砲は広い地域を制圧できます


Ðuăņu Ruņađa pofaňucol.

何人も神を傷付けることはできません


○願望

「~したい」、「~されたい」というときは動詞に接尾辞「-ebn-」を付けます。

「~させたい」というときは接尾辞「-eţ-」を付けます。


【例】

Gemu ercalebneŗňa.

あなたに抱き締められたい


Ilvaņaşi ŭescuxi irdaŗħeņeţof.

全ての裏切り者を処刑したい


○推量

「~するだろう」というときは動詞に接尾辞「-ost-」を付けます。


【例】

Doħgufit nigsodaŭe ŭotaĭrosot.

社会主義は資本主義に勝利するだろう


○義務

「~しなくてはならない」というときは動詞に接尾辞「-ir-」を付けます。


【例】

Râgeluļo do ăişsase çuxoă đascifir.

信仰者は1日に5回礼拝しなくてはならない


○禁止

「~してはいけない」というときは動詞に接尾辞-ut-を付けます。


【例】

Vuĭebaho mubutofiĭ, pi lacfeĭnuçuteŗ.

豚肉を食べてはいけない、そして賭け事をしてはいけない