他言語にみられる主節、従属節(~する○○は××する)の概念は存在しません。ある文を別の文によって修飾する場合、単に2つの文を文法的に隣接させることで修飾関係を表します。

 

○作り方

修飾する文(従属節)、修飾される文(主節)をそれぞれ先行文、後行文として配置することで、主節と従属節のようなものを作ることができます。このとき主語や目的語が2つの文で同一であれば、先行文においてその語が省略されるのが普通です。

 

Na Vaģnero invaniş, jusumìú çađmităó u ļipaŗciŗ natampevìaņa.

プリキュアに変身した彼女は、電撃で怪物を打ち倒した。

 

上の文では、「invaniş(変身した)」が「natampevìaņa(打ち倒した)」の支配を受け、修飾語として機能しています。また、2つの文の主語がどちらも「jusumìa(彼女)」なので、先行文においてこの語が省略されました。

 

○時制の一致

ピース語の時制は2つしか無いので、修飾する文、される文の間に時制に関する約束事は存在しません。話し手の好みと気分に応じて、どちらの時制も使うことができます。