人工言語マクシャギュア語で作詞するために作成した諸規則をまとめました。

これらは作者非公認なのでご注意ください。


〇作詞の規則

・マクシャギュア語は強弱アクセント言語であるので、英語などと同じように強拍(小節の頭)に強勢部が来るよう語を並べる。

・長い語の場合、語のどこかの無強勢部が強拍に掛かっても問題ない。

・1音節の語は強拍から外れた場所に置いても問題ない。

・強勢のある母音字にアキュートアクセント(á,í,ú,é,ó)を付けることがある。

・ífaとfá、sófinとinなど短縮した語形を持つ語はどちらを用いても良い。

・脚韻などの規則は、現状では語彙不足で難しいので用いなくて良い。


〇拍数、発音の規則

・原則として、母音1つにつき音符1つを割り当てる。

・母音/i/と/u/が他の母音に隣接したときは二重母音化し、1拍で発音する。

・ただし/i/と/u/に強勢がある場合は隣接した母音と分けて2拍で発音する。

・別々の語の間で母音が連続したときは二重母音化しない。

・いくつか母音を挟まずに発音するのが難しい子音クラスタが見られるが、無視して音符を割り当てずに発音する。

・過去形-egaのeは口語と同じく発音せず拍数に数えない。

・進行形-nhは口語と同じく強勢と共に発音する。


〇語順の規則

・マクシャギュア語はOVS:AN:GN:Po型の言語であり、基本的にこの語順で作詞する。

・アクセント合わせに必要な場合、修飾関係が分からなくならない範囲内で語順の変更が許される。

・後置詞(対格の後置詞waを含む)を用いた名詞は文のどこに置いても良い。

・主格の名詞は本来動詞の後に置くが、カンマを間に挟めば前置して良い。

・属格句は本来前置だが、カンマを用いて後置することができる。

・形容詞は後置してもいいが修飾する名詞に隣接させる。

・副詞は文頭か動詞の直前が基本だが、他の語に掛からないよう工夫して別の場所に置くことができる。

・助動詞は動詞の直前が基本だが、文のどこに置いても良い。


〇母音の省略

・名詞語尾の-a, -eは省略しアポストロフィで代替できる。

・動詞語尾の-a, -oは省略しアポストロフィで代替できる。

・三人称代名詞男性形hío, híoe, híos, híoseの-o-は省略可能(hí', hí'e, hí's, hí'se)。

・三人称代名詞女性形háo, háoe, háos, háoseの-o-は省略可能(há, há'e, há's, há'se)。

・近称代名詞jóe, jóele, jóes, jóeseの-e-は省略可能(jó', jó'le, jó's, jó'se)。

・遠称代名詞jáe, jáele, jáes, jáeseの-e-は省略可能(já', já'le, já's, já'se)。

・中称代名詞sóe, sóele, sóes, sóeseの-e-は省略可能(só', só'le, só's, só'se)。