指示疑問文

指示疑問文(はい、いいえで答えられない疑問文)を作るときは、文中に特定の単語を置きます。

文章の最後に「?」を付けて疑問文であることを表します。

・人間

人について聞くときは名詞「cez-u」を使います。

【例】

Râgeluļo cezu se haŗpusi pavvaĭat.

誰が信仰者を楽園へ導きますか?

râgeluļ-o「信仰者」 se+与格「~の場所に」 haŗpus-ø「楽園」 pavvaĭt-「導く」

・物体

物について聞くときは名詞「ŭeg-ø」を使います。

【例】

Pezvu saxi ŭeg tos, pi saxe ŭeg migid?

戦争は私達に何を与え、私達から何を奪うか?

pezv-ø「戦争」 sax-ø「私、私達」 tos-「与える」 pi「そして」 migd-「奪う」

 

・場所

所在について聞くときは名詞「fol-ø」を使います。

【例】

Na fole piļzaçi rabăeņ?

地獄はどこにありますか?

na+奪格「~の場所で」 piļzaç-i「地獄」 rabăeņ-「存在する」

・時間

どの時間に物事を行うか聞くときは名詞「heç-ø」を使います。

【例】

Cu heçe Bafņotuse rabăeņ?

審判の日はいつですか?

cu+奪格「~の時刻に」 Bafņotus-e「審判の日」

・様態(名詞)

人や物の様子を聞くときは形容詞「ĭeps-」を使います。

【例】

Ňolţatu ziloţu nuvģeņo ĭepso upat?

強い国民国家はどのような象徴を持ちますか?

ňolţat-ø「国民国家」 ziloţ-「強い」 nuvģeņ-o「象徴」 upat-「持っている」

・様態(動詞)

動作の様子を聞くときは動形容詞「ņiti」を使います。

【例】

Ħiĭuv Nacic zo Vadica ņiti taņençaĭta?

日本人は朝鮮と台湾をどのように統治しましたか?

Ħiĭ-u「日本人」 Nacic-ø「朝鮮」 zo+属格「~と」 Vadic-ø「台湾」 taņençaĭt-「統治する」

・数量

人や物の数を聞くときは形容詞「ħeđj-」を使います。

【例】

Ranzaņ xopisav hopca ħeđja?

その国には何個師団ありますか?

ranzaņ「その○○には」 xopis-a「国」 hopc-a「師団」

・動作

どのような動作をするか聞くときは動詞「xabd-」を使います。

【例】

Ðaxodăa u ņuđimo ţa xebînoģo na hane xabad?

仕事をしない人は家で何をしますか?

đaxodă-a「人」 u+絶対格「~を」 ņuđim-o「仕事」 ţa「~しない」 xebînoģ-「○○をする~」 han-a「家」