4年生は総合的な学習の時間に、「福井の森林を守ろう」をテーマに環境学習に取り組んできました。その中で、福井県産材の利用促進のために自分たちができることとして、「積み木づくりプロジェクト」に取り組みました。廃材から積み木を作り、その積み木を地域の幼保園・こども園に贈るプロジェクトです。
16日(火)に三国松涛こども園に、今日は加戸幼保園に、積み木を届け、園児のみなさんと積み木遊びをしました。積み木は、製材所で積み木の形に切っていただいた木材を、子どもたちがやすりがけをし、表面を保護するために、オリーブオイルを塗りました。小さな子が遊ぶときに、口に触れても大丈夫なように、食品のオイルを使いました。三国松涛こども園では2歳児、加戸幼保園では3歳児の園児のみなさんとの交流をさせていただきました。園児のみなさんに、優しく笑顔で声をかけて、積み木で遊ぶことができました。事前に、2歳児・3歳児の子が好む積み木の遊び方を調べていきましたが、年齢が上がると遊び方がダイナミックになることにも気がついたようです。
このプロジェクトを通して、非常に多くの学びがありました。森林についてだけでなく、木材の加工や園児との交流など、ひとつのテーマから探究し、学びを広め深めることができました。一人ひとり、新しい興味関心をもつこともできたようです。また、今回も地域の皆様のご協力のおかげで充実した学習となりました。ありがとうございました。
なお、児童が積み木に使用した木材は、あわら市の島崎製材所から、無償で提供していただき、希望の形にカットもしていただきました。重ねてお礼申し上げます。