今日は、4月にお伝えできなかった内容をお伝えします。
本校では、5年生が総合的な学習の時間に、「茶畑再生プロジェクト」に取り組んでいます。平成30年度より行っている活動で、茶畑の再生を目標に、お茶の苗木を育てています。お茶の苗木を育てることはとても難しく、地植えをしたお茶の木が枯れてしまった経験から、ある程度大きなお茶の木になるまで、植木鉢でお茶の木を育てて、地植えすることを目標にしています。そこで、毎年、5年生がお茶の苗木の世話をし、次の5年生にお茶の鉢を託すという活動を行っています。
昨年度は、お茶の木の世話をする中で、いくつかの実験も行いました。お茶の木の種類を増やして育てる、地植えをしてみる、剪定をするなどの実験を行いました。結果はまだ出ていない内容もありますが、6年生は引き続き、実験の結果を調べていく予定です。
4月23日には、6年生から5年生にお茶の木を引き継ぐ、引き継ぎ式を行いました。6年生から、昨年度の実験の内容や、お茶の木の種類などの説明を聞いた後、5年生にお茶の木を引き継ぎました。
今年度、5年生のみなさんは、お茶の木のお世話をしながら、どのような疑問や課題を見つけて取り組んでいくのか、楽しみです。そして、いつか、茶畑を再生できることを願っています。