6日の加戸っ子委員会を皮切りにスタートしたあいさつリレーが、昨日で終了したのですが、今朝登校してきた1年生が何人も、「今日はあいさつリレーないの?」と聞いてきました。「あいさつリレーあった方がいいの?」と聞くと、「あった方がいい。」と元気な返答でした。朝、にぎやかに元気なあいさつで迎えてくれるのは、明るい気持ちになるのだなと気づかせてもらいました。
さて、今日は、5年生のお茶の学習会で、お茶の入れ方について学びました。
皇風煎茶の淺地鏡子先生、小島理恵先生にご来校いただき、煎茶の入れ方や作法について教えていただきました。
お茶を入れる「お手前さん」とお茶をいただく「お客さん」として、先生から、ひとつひとつ作法を教えていただき、煎茶をいただきました。
一煎目のお茶、お菓子、二煎目のお茶という流れでお茶をいただいたのですが、全てが初めてのことで、お菓子を懐紙にのせるところから丁寧に教えていただきました。一煎目のお茶で「おいしい」と声があがりましたが、お菓子をいただいた後の二煎目のお茶の味わいの違いも感じることができたようです。「お手前さん」を務めた3名の子たちは、急須の持ち方、お茶碗の並べ方など一つ一つの細かい作法に、かなり緊張した表情でしたが、終わった後はとても満足した表情でした。よい経験だったようです。
2グループに分かれて体験したのですが、見ているときはしっかりとメモをとり、作法の流れを学んでいました。2グループ目の子たちは、見て学んでいた分、よりスムーズにできたので、先生から「見ていてすぐにできるようになるのですね。」とおほめの言葉をいただき、子どもたちの学びの吸収力のすばらしさに、私も改めて気づくことができました。
「おいしいお茶の入れ方は、60~70℃の温度でゆっくり入れること」と、最後の質疑応答で教えていただきました。おいしいお茶を入れて、お茶を楽しむ。今日学んだことをおうちでもできると、豊かな気持ちになりそうですね。
今日も地域の方のおかげで、学びが広がりました。