はじめに
ここの単元では以下に焦点をあてます。
・協力的な学習環境のクラスを作る。
・思春期に起こる正常な変化を認識する。
・健全に生きていくためのより多くの責任を担う。
・健全な成長と発達の特徴を学ぶ。
人間関係は効果的な学習環境の要なので、単元1では思いやりのあるクラスを作ることから始める。
先生方へのヒント
1、ライオンズクエストプログラムで強調されている思春期の発達上の課題を知っておく。
・思春期の身体的変化を理解する。
・社会性を伸ばす。
・抽象的な考え方ができるようになる。
・問題解決能力を身に付ける。
・より責任感を持つ。
・自立にむけて歩んでいく。
2、生徒たちを個人個人として理解する。
3、クラスで面と向き合ってやり取りする機会を最大限作れるようにする。
(具体的には椅子や机の配置等の工夫で)
4、活動に参加し、先生自身の経験を話し、ユーモアのセンスがあることを示す。
5、高い期待と明確な行動規範があり、積極的に参加する機会を生徒に与える。
(ライオンズクエストプログラムは正解のない、自由な気分が特徴だが、それだけに奔放にならないよう、
よく統制がとれたクラスを目指すことが重要。)
6、意思決定に生徒を参加させる。
7、クラスのルールを作り、絶えず見直し、改定し続ける。
8、プライバシーを守る。
(具体的な名前をあげたり、話をすることで誰かが困ったりしないように配慮する。)
9、保護者や地域の人の積極的な参加を奨励する。
エネジャイザーについて
『エネジャイザー』は、互いに影響しあい、助け合うことで生徒に一体感をもたらす活動。
これを行うことで、グループのメンバーが仲良くなったり、話し合いが盛んになったり、気分を変えたりすることが出来る。
ゲーム的な内容も多いので、楽しく目的を行える。
ライオンズクエストではたくさんのエネジャイザーを紹介している。
それぞれどの単元でも使えるが、単元ごとに効果的なものを紹介しているので、大変使いやすい。
サブページでは、一つ一つの授業を紹介していきます。是非、ご覧ください。