この授業では
思春期の若者は、けがや病気に結びつく危険性の高い行動をとりがちだが、自分の今の行動が近い将来、あるいは一生涯どのような結果に結びつくのかを、徐々に理解できるようにななる。
授業1では、この単元で学習する内容と、生徒たちが確認しておくべき自分にとって重要な将来の目標、そして、その目標達成を妨げるもの、たとえば薬物を使ってしまうことなどについて、紹介する。
情報とスキル
1、成長の道筋を見る
子供期から思春期、成人期へと人間は成長していく。その各々の過ごし方が、どのような人間になるのかということに関係する。
態度、価値観、将来の目標、そして日々の行動が「良い人生を作り出す力」に影響を与える。
2、将来の目標を確認する
『思春期の間に達成したい目標』を出し合う。
次に『大人になって実現したい目標』を出す。(自分のしたい仕事に就く、家族と幸せに暮らすなど)
3、目標を妨げるもの
グループでどんなことが目標達成を妨げるものか話し合う。
(例として、薬物の使用、勉強を怠ける、結婚前の妊娠、退学、交通事故、健康を損ねる、など)
4、薬物使用との関係
3であげたものが薬物と関係していないかどうかグループで話し合う。そしてなぜ、薬物の使用が目標達成をさまたげる様々なものに関係するのか話し合う。
練習
1、単元の紹介
単元6は目標達成の妨げとなるものを取り除き、予防するのに役立つ。
薬物は様々な問題の中でも特に大きな問題である。
2、薬物に関する疑問
生徒が持っている薬物に対する疑問を書かせ、それについて教師が答えていく。
3、単元最後の活動について話し合う
振り返り
応用