2007年11月22日

JA1ETA/imada - 2007年11月15日 23時00分

: Re: ファイナルはソースか

鈴木さんのリンク先読みました。W8JIが書いていることは、「ファイナルは

ソースではない」ではなく、「球や石はソースではない」です。そのとおり。

球や石それ自体はソースではありません。しかし、ファイナルアンプは、

ソースです。

さて、皆さんの書き込みを読ませていただいたおかげで、私はこの問題につい

て楽しく考察して結論を出すことができ、とてもスッキリしました。今後は、

この話題はROMさせていただきたいと思います。私が書いた内容について質問の

あるかたは、お手数をおかけしますが、私を名指ししてご質問ください。必ず

回答できるかどうかはお約束できませんが、なるべくお返事するようにいたし

ます。

このような楽しい場所を提供してくださっているJG1EAD仙波さんに感謝いたします。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月15日 08時12分

: ファイナルはソースか

皆さん、今日は

W2DU派のW8JIの下記の文をご覧ください。なかなか刺激的ですよ。

ARRLの間違いはテブナンの定理を球にあてはめたことだと・・・

http://lists.contesting.com/_amps/1997-03/msg00092.html

JA1ETA/imada - 2007年11月14日 23時50分

: re: 電力伝送

皆さま、こんばんわ

自分の書いたものを読みかえすと気に入らないので、もう一度私の考えをまとめさせて

ください。

送信機であれ、発電機であれ、負荷に効率良く電力を伝達するためには、

1. ソースの出力インピーダンス(内部抵抗)は、低ければ低いほど良い

2. 負荷のインピーダンスがリアクタンス分を持つ場合は、何らかのマッチング手段に より虚数成分をキャンセルしてやる。(送信機の場合は、虚数成分をキャンセルする

だけではなく、送信機の適正負荷インピーダンス--多くの場合50Ωi--に合わせてやる)

です。

以下は余談。

送信機の出力インピーダンスは50Ωだという思い込みは、アマチュア無線界の迷信の

ひとつかもしれません。メーカ製の無線機の仕様を見ると、アンテナインピーダンス

50Ωとか書いてありますが、これは、送信出力回路の最適負荷インピーダンスが50Ω

という意味であって、出力インピーダンス自体は50Ωよりもずっと低いはずです。

Maximum power theorem というのは、Wikiにちゃんと書いてありますが、ソースの

内部抵抗が決まっていてそのソースから最大の電力を取りせる負荷の条件は…という話

です。50Ωの負荷を想定して設計された送信機の出力インピーダンスがたとえば5Ωだと

すると、Maximum power theoremによると、50Ωではなく5Ωの負荷を接続したときに最大

の電力を取り出せることになります。しかし、実際の終段アンプにはそれだけの電流

供給能力はなく、保護回路がなければアンプが壊れてしまうでしょう。

Ja9Kro佐度馨 - 2007年11月14日 15時44分

: re: 電力伝送

>発電機に相当するのは電源から供給した電力

μ・egと置換するのは無理を通り越して噴飯もの?

Ja9Kro佐度馨 - 2007年11月14日 10時54分

: re: 電力伝送

↓は鈴木さんの書き込みを見ずに投稿しました。 失礼

Ja9Kro佐度馨 - 2007年11月14日 10時34分

: 電力伝送

こんにちは

今回の送信回路におけるRinに相当するのは伝送線路のインピーダンスでは

なく送信管の内部抵抗(純抵抗)です。RLに相当するのはプレート負荷

(等価回路では純抵抗)、発電機に相当するのは電源から供給した電力。

等価回路ですので高周波でも低周波でも乾電池回路でも同等となる?

発電量に対する負荷で取れる電力はRLが大きいほどFB、もちろんRinが

小さい程FB。 これが結論?

送信機の内部抵抗と、SG内に付けた50Ω、アンテナのZ。

全部等価と考えるのは暴論?

発電機とアンテナ内部の起電力はどこが違うのだろう?

?マークばかりになっちゃいました。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月14日 08時26分

: 共役整合 & classical generator problem

皆さん、今日は。

↓の方の書き込みで述べましたが、一応発電機やA級アンプのような

線形と考えられるものと、B級やC級アンプのような非線形なものに分けて

考えたほうがいいと思います。

classical generator problemはテブナンの定理(ノートンの定理)や、

ヤコビの法則から考えて簡単かと思ったのですが、そうでもないようです。

下記のWikiの「最大電力伝達」に関する記述を参考にしてください。。

http://en.wikipedia.org/wiki/Maximum_power_theorem

ここんなページが見つかりました。

http://homepage2.nifty.com/tenb/ohm/ohm05/ohm0502/ohm050203_f.html

やはり、ヤコビの法則は成り立っていて、通信の場合は共役整合で、η=0.5、最大電力伝達に設計するが、

発電の場合はそれでは半分が熱になってしまうので、あえて最大電力を取り出さず、効率重視で設計する

のだと。ただη=1としてしまうと、取り出せる電力はゼロとなってしまうので、そこそこに留めるのでしょうが、

具体的な数字は挙げられていませんでした。これが多分classical generator problemに対する解答なのでしょうが、

発電所ではかなりの熱が発生していることになります。原子力や火力の発電所なら、この熱も回収して

利用できるのでしょうが、水力ではただただ失われてしまうのではないかと思います。

テブナンの定理が成り立たない非線形回路では話はややこしくて、

W2DU説ではプレート抵抗は

dissipative resistance と non dissipative resistanceの組み合わせであって、

dissipative resistance が non dissipative resistanceと比べて小さいので

共役整合をとった場合、50%以上の効率が可能だと言っています。

彼によれば、dissipative resistance は球が導通した時のプレート・カソード間の

抵抗のことで、プレートに衝突した電子のエネルギーの失われた分が熱となり損失になる一方、

non dissipative resistance は、瞬間的なプレート電圧(RF分)とプレート電流(RF分)の

比であって、「算数的な比」がdissipative であるはずがないではないか・・・とか。

彼の説の当否は私には到底判断できません。ちょっと検索すれば侃々諤々の議論が繰り広げられています。

大きく分けて四陣営あるようですが、それぞれ、一歩も引きません。

JK1PIY 堀 - 2007年11月14日 02時57分

: 低周波と高周波の電力伝送

皆さん

こんばんは。

100万kWとか、最大有能電力とか色々と話題が有り楽しく拝見させて頂いてます。

ところで、50Hzや60Hzの低周波電力伝送と高周波での電力伝送の決定的な差は、

前者が極力線路損失を下げる目的で送電側(発電設備の内部抵抗を小さくすること)ならびに線路抵抗を極力小さくし高圧の電圧給電を行うため線路を含めインピーダンスの概念は希薄です。

ラインレギュレーションを考えた場合、もし負荷側と同じ内部抵抗を持つ電源が

有るとすると電源を切った場合の開放電圧が2倍となってしまいとても危険です。

ということから、50Hzや60Hzの低周波電力伝送では定電圧給電となるよう電源側の

内部抵抗は極力小さくする努力がされています。

一方、後者の高周波の場合の考え方として、線路(同軸ケーブル、並行フィーダ)

には、固有の分布定数に基づいたインピーダンスが有ることはご存知の通りです。

何も接続しない状態で芯線と網線間もしくは2線間を直流的にテスターで計っても

50Ωとか300Ωの値が得られる訳では無いこともご存知と思います。

また、ケーブルの両端の芯線同志や網線同士も50Ωとか300Ωの直流での抵抗値を

持っている訳でもないです。

一寸、くどくなってしまいましたが、LCRが分布した物であります。

理想の同軸線路を考えた場合、芯線の直流抵抗は限りなくゼロで芯線と外部導体

(網線等)間の絶縁は限りなく大で誘電率が小さくかつ誘電体損失の小さな物で

す。(Andrewケーブルが結構良いです。)

この理想の同軸線路の等価回路は、上記直流抵抗分を無視すると、LとCのみの

ラダー構造が連なった物になります。

この同軸ケーブルは1対1のインピーダンス変換器であり、LとCのみの回路網で

有ることから電力損失は無視出来る程度という発想が先ず重要です。

次に本題のRF-PA段と同軸ケーブル等との整合です。

一般的に、πLマッチ、Lマッチ、トランス(コンベンショナル、伝送線路形式)

を用いて終段素子の出力インピーダンスと同軸ケーブルのインピーダンスの

整合を行う訳です。

これらのインピーダンス変換は、直流抵抗成分を極力持たないCとLを

選びますから、ここで送信出力の半分が熱になることは有りません。

等価的にシリーズに同軸ケーブル芯線に50Ωが入る訳では無いということと

思います。

外れていましたら、御免なさい。

後、空中線のディッパー測定で、Dipがもし急峻な場合は逆に割当て周波数内

でもQSYするたびにアンテナチューナなりを操作する必要が出てしまうのでは?

失礼、しました。

Ja9Kro佐度馨 - 2007年11月13日 22時38分

: re:100万kw

発電機の発電電圧 e、その内部抵抗Rin,負荷 RL,回路電流 i 、

数字はキリの良い値を使用

a) RLに100万Vを与えiが1000Aの時,RLで100万KW消費される。

この時RL 1000Ω。Rinを100Ω(これが妥当かどうかは別)とすると

Rin での消費は 1000A^2*100Ω=10万KW 電圧降下は10万V。

よって必要な発電機の能力は 110万V * 1000A = 110万KW。 効率約90%。

>負荷抵抗が∞なら効率は1 の状態です。

b) この回路網でRLに消費される電力が最大になるのは Rin=RL の時。

RLで消費される電力(発電機の電圧効果が無いとして) 計算略

302.5万KW、同じくRinで消費される電力302.5万KW発電機の発電能力

605万KWが必要で110万KWの発電機では無理、又効率50%となり悪化。

回路電流5500Aと増大。

>電力伝達が最大なのは共役整合のときで効率は1/2 の状態。

これを送信機の終段にそのまま当てはめてよいのかどうか不明なるも

等価回路は同等だと考えています。経験的に送信出力(アンテナ消費

電力)を上げようとするとプレート電流、プレート損失増大でこれ以

上出せなくなる点が存在しています。

効率、動作点とあわせてBestなRLが存在するようです。

送信可能電力(110万KW)と取り出し可能電力とに隔たりができました。

アンテナで捕らえた電力は a) のようになる?

何にも結論出してなくごめんなさい。駄文でした。

昔JA2rkx岡村 - 2007年11月12日 14時34分

: 発電機について

興味ある内容がありレスしてみました

確かに計算式でいけば分母が最小になるように答えを求めますが

ふっと 発電機について考えてみました

送電線の抵抗が仮に50オームとしたら受電端(需要家)の負荷も

50オームのとき最大になる そうなるはずですが

探しましたが見当たりませんでした そいう考えはしないのでしょうか

今まで考えても見ませんでした

一般に

P=V1V2/Z Xcos(Φーθ)-V2V2/Z Xcosθ

受電端における最大有効電力Pは

V1送電端電圧とV2受電端電圧の位相(Φ)と送電線のインピーダンスZ(

R+jX)の力率(θ)が等しいとき最大電力になります

また発電機の電機子(電気を取り出すところ)に流れる電流と巻線抵抗

を掛けたものが銅損です ここに流れる電流は有効分と無効分の合成なので

無効分を少なくすれば損失が少なくなります(その他鉄損等ありますが

省略)

発電機の損失は力率が1であれば非常に少ないです(整合の矛盾)

また自宅でコイルに該当するトランスをつないだ場合はJ虚数項の無効電力の

発生があり発電機側はそれを補う無効電力を作らなければなりません

この無効電力が電圧降下の要因です

電圧の調整は家庭の電圧が低くなれば発電機の電圧も低くなるので発電機は

これはまずいということで発電機の励磁(工作で作ったモータの磁石)

を強くします 高くなればその逆を行い電圧調整しています

なるべく上記のように発電機側にお世話にならないように電気使用者が

コンデンサ又はインダクタンスを挿入して虚数項Jをゼロに心がけています

そうすることにより発電機の出力をほぼ取り出すことが出来ます

だから効率も90%以上です なんか不思議ですねぇ

書いている本人も良くわかっていませんので 的が外れているかもしれません

まちがっていたらごめんなさい

JA1ETA/imada - 2007年11月12日 09時05分

: Re: Classical generator problem

もし送信機の終段アンプ自体が50+40jのような出力インピーダンスを持っているなら、

共役整合してあげる必要があるでしょうし、抵抗成分による電力損失もあるでしょう。

実際には、終段アンプ自体の出力インピーダンスはずっと低く、かつ、50オームの純

抵抗が適正負荷となるように設計されているのです。低インピのアンプから適正負荷

に電力を供給するという考え方は、直流でもAFでもRFでも同じことです。

出力100Wの送信機を作るのに、100オームの負荷に200Wを供給できる終段アンプを

設計して、50オームの抵抗を介して出力端子に出してやれば、負荷から見た信号源

インピーダンスを50オームにすることができますが、そんなことをしても無意味で、

50オームの負荷に100Wを供給できる終段アンプがあればよいのです。効率が50%以上

ということもありえます。

JA1ETA/imada - 2007年11月11日 22時59分

: : Classical generator problem

鈴木さん、皆さん、こんばんわ。

ディップメータから始まって、W2DU説をめぐる論争のお話し、興味深く

読ませていただいています。Reflections 2をW2DUのサイトからダウンロード

しましたが、まだChapter1を読んだだけで、共役整合までたどりついていませ

ん。generatorの出力インピーダンスと共役整合の関係は、説明できませんが…

発電機にしろ、送信機の終段にしろ、出力インピーダンスは給電線や負荷の

インピーダンスと同じではなく、もっと低くて、それでも電力はちゃんと取り

出せるのではないかと思います。

鈴木さんがおっしゃるように、発電機の出力抵抗が負荷と同じになっていたら、

負荷が消費するのと同じだけの電力が発電機でも熱になってしまうし、負荷が

軽くなると、出力電圧が規定負荷時の2倍まで、最大で上がってしまいます。

負荷が変っても電圧は一定でないと困りますね。発電の場合、負荷によらず

出力電圧が一定というのをどうやって実現しているか、私は知りませんが、

取り出す電流の変化に対して電圧の変化が少ないというのは、つまり、出力

インピーダンスが低いということですね。オペアンプに電圧負帰還をかけた

増幅器もそうですね。

SGなどの出力回路は、終段アンプの出力から50オームの抵抗を介してSGの出力

端子に信号が出てくるようになっているかと思います。これは、SGの出力端子

に負荷を接続してそこで見ると、50オームの信号源を50オームの負荷で終端し

ていることになりますが、SG内部の終段アンプの出力の所で見ると、50+50で

100オームの負荷を、それよりずっと低いインピーダンスのアンプでドライブ

しています。SGだと、出力回路の電力効率よりも負荷から見た信号源インピー

ダンスが50オームであることのほうが重要ですが、送信機なら、電力効率が

重要なので、終段アンプの出力に直列に抵抗を入れるはずもなく、50オーム

のラインを直接ドライブさせればよいのです。

このことと共役整合の関係は、申し訳ありませんが、私は説明できません。

Ja9Kro佐度馨 - 2007年11月11日 20時04分

: 100万kw

皆さん、鈴木さん始めまして、今晩は。

いつも楽しくROMしています。

>どなたかスッキリ説明

説明能力はありませんが、発電所で100万kw以上の

熱を発生しているのではないかしら。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月10日 21時13分

: Classical generator problem

皆さん、今晩は。しつこく共役整合の話で申し訳ありません。

これに関して文献を探すと、必ず出てくるのが表題の話です。

これは線形だからということで、自明の理で扱われています。

電力伝達が最大なのは共役整合のときで効率は1/2、負荷抵抗が∞なら

効率は1、ゼロなら効率はゼロと。

確かに微分方程式を解けばそのとおりなのですが、発電所を考えると

またわからなくなります。100万kW出力(有能電力)の発電所がまさか

発電機で100万kWも熱にしているとも考えられないし、でもやっぱり

最大電力を伝達していると思うし・・・です。

どなたかスッキリ説明お願いできませんか。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月10日 18時47分

: 私ならこうする、短縮型垂直アンテナの調整

皆さん、今晩は。

JS1BWQ 後藤さん、その後アンテナの調整は順調に進んでいますか?

短縮型垂直アンテナを作るとして、アナログディップメータとSWR計しか持っていない場合、

私がやるとしたら、こんな風にやります。 ローディングコイルのインダクタンスは

適当なCと組み合わせて、ディップメーターで確認済みで、エレメントの長さも、

まずは妥当だと仮定します。

1)1/4λの長さに切ったワイヤーを2本用意します。

2)この2本のワイヤーをワンターンコイルで接続し、ダイポールとします。

3)ディップメーターで共振点を探し、切った貼ったで希望周波数にあわせます。

4)エレメントを接続して、垂直型アンテナの本来の形として、ワンターンコイルを入れます。

5)ディップメーターで共振点を探します。

6)共振周波数により、ローディングコイルの巻き数を加減するか、エレメントの長さを調整します。

ラジアルには手をつけません。

7)送信機、フィーダーを接続しSWRを計ります。2以下なら良しとします。

UHFで短縮型を作ることはないでしょうし、HFでしかも移動運用なら、フィーダーも短いでしょうから。

8)もし不幸にしてSWRが高すぎて、保護回路が動作してしまう、あるいは自作品でファイナルの保護が

されていなくて、破壊がおきそうな場合は、マッチング回路を検討します。

9)ミスマッチがR成分によるものか、X成分によるものかは、ディップメーターしか持っていなければ

つかめませんので、どちらにも対応できるマッチングセクションとします。(ただ一応共振は

確認済みですから、X成分はそう大きくはないだろうと推測はできます)

JG1EAD 仙波 - 2007年11月10日 16時49分

: RE: Conjugate match

鈴木さん、皆さん、こんにちは。

> 下記の W2DUの文を読んでみてください。

冒頭の書き出しを読んだら、「少なからぬアマチュアやエンジニア

の議論には基本的な思い違いがある」と、いきなり自分のことを

言われているような気がしてドキッとしました。hi

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月07日 08時09分

: Conjugate match

皆さん、今日は

前回、W2DU説が正しければ、私の長年の疑問が解決すると書きました。

それは単純な共役整合の考え方では負荷に渡せるパワーは1/2なのに、B、C級アンプでは

50%以上の効率が実際上はあり得るという点です。下記の W2DUの文を読んでみてください。

ちょっと長くて読み通すのは大変なのですが、前半を読んでいただければお分かりいただけるかと思います。

http://w2du.com/QEXMayJun01.pdf#search='conjugate match w2du'

ところで、「Rreflections」がARRLで絶版にされたとか、W2DUの記述がアマハンから削除された経緯については、

もう一方の当事者の N6BVも書いています。 W2DUの言い分とはだいぶ違いますね。

http://p1k.arrl.org/~ehare/temp/conjugate_match/n6bvletter.htm

http://p1k.arrl.org/~ehare/temp/conjugate_match/conjugate_match_theorum.pdf#search='bruene conjugate match'

さて、W2DUと W5OLYとの論争はどうやら W5OLYの方が分が悪そうですが、どちらも間違っているという

論者もいるようです。G3UURの説をご紹介します。

http://www.antennex.com/shack/Sep06/cm-debate.pdf#search='conjugate match debate'

さらに、W2DUの説の当否を VE2CVに求めるのはちょっと???です。彼はW2DUと一緒に実験をして

W5OLYを論駁している側ですし、「Reflections」では W2DUに creditをもらっている人間ですから。

ただ彼の記事類は至極まっとうで、勉強になります。CFAとか EHアンテナとかをバサッと切り捨てている

のはさすがです。 彼のある講演のレジュメをご覧ください。

http://www.qcwa70.org/truth%20and%20untruth.pdf#search='bruene w5oly'

最後に蛇足ですが、アンテナエレメントを切った貼ったして、共振に持ってゆくという記述は、

最近のアマハンでも「複数箇所」あるということを付け加えておきます。

JA6XLJ/緒方 - 2007年11月05日 23時25分

: : RE: FRMS 性能アップチャレンジしたものの・・・

JA7EXK/Makiさん JG1EAD/仙波さん みなさんこんばんは

>基板のグランドをカットし、FBを入れています

わたしもこの方法でなんとか数dBでも改善したいと思います。

62dBではちょっと寂しいですね。(低レベルの技量がバレバレです!!)

仙波さんへ:「ラティス」とは「ブリッジ」のことだったのですね。

大変勉強になりました。

今度は「ハーフラティス 1段:Xtalを1個づつ計2個使ったもの」で再実験してみようかと思います。

そのときは、フロアレベルも -65dBくらいにはなっていることでしょう・・・(ここまで改善してくると、なんだかんだと 15dB程度改善することになりますね。知らないうちに少しは使える代物になってきているかも知れません。)

先輩方へ VY TNX

JA2NKD/松浦 - 2007年11月04日 22時19分

: RE:TC9256プログラミング

貝原様 こんばんは 松浦です。

有難うございます。

何時も参考にさせていただいております。

ご本人からコメントをいただけるとは思ってもいなかったので

少々緊張しております。

さてTC9256ですが、たまたま手持ちがあったので、29MHzFM機でも

と思って実験を始めたところです。

BASICにこだわっているではないのですが、最近根気が無いもので

少しでも楽に出来ないかと始めたところですが、AVRは、情報が

少なく困っています。

BASCOM-AVRにはshiftoutという便利なコマンドがあり、DDSは

これで簡単に設定できるのですが、9256はこれでは無理なような

気がします。貝原さんのようにbit単位の制御が必要かもしれません。

基礎実験なので資料がまとまっておりませんが、整理して別途

メールを送らさせていただきます。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月04日 21時10分

: 私は健全な保守主義者に時々なります

皆さん、今晩は。

どの世界でも新説を唱える方は居られるわけで、その全ての真贋を誰しもが

判断できるわけではありません。 一般的には、新説を唱える人間が実証責任を

負うと言うのがルールだと思います。 私自身は、新説は「査読付き」の論文になって

やっと検証のスタートラインについたと判断します。 極端な例を挙げれば、

物理学会というのは、会員であれば審査無しで学会発表可能ですから、

「タイムマシンを作って恐竜を見てきた」とか、「声をかけることによって、

水の構造(??)を変えた」とかの発表ができた学会なのです。

ですから、某誌にオカルト論説が掲載されても、「QST」ですらないからねと、

(QSTは、一応テクニカル エディタのチェックは入る)悲しいけれど、腹は立ちません。

W2DUの本も、最初の方の章はすごくわかりやすくて、勉強になるのですが、

途中から、私にはフォローできなくなります。

SWRに関していえば、HF帯では私は2.0以内なら、それ以上追っかけません。

でもUHFなら限りなく1.0まで追い込みます。 理由は簡単で、損失のない

フィーダーや、部品はないからです。 HF帯なら気にもしない損失が、UHF帯に

なると、たとえそれが0.ndBでも気になるからです。

なんにしても、程度の問題というのがありまして、数十センチメートルの

エレメントにチューナーで3.5MHzに共振さした話と、ほぼ1/4λのエレメントの話を

一緒のごとく扱えば、当然「そりゃないだろ」となるでしょう。

また、いくら等価回路上では同じだから、要はRF電流をmaxにすれば良いのよ

と言い切ってしまえば、「じゃ、ボトムローディングもセンターロディングも

トップローディングも同じと言うのかい」という反発は当然予測できますよね。

ただARRLは、W2DUの説は、とりあえず間違いという見解ですが、彼の論を封じ込めて

いるわけではありませんで、QEXでは彼は相変わらず気を吐いていますよね。

私は、実はこの論争が続いてゆくと長年の疑問がひょっとすると解決するのかな

と、期待しているところもあるのです。 それは以前ここでチョッと話題になった

事なのですが、出力Aワットで内部抵抗Rsのアンプが、負荷Rlに伝達できる電力は

Rs=Rlのときで1/2Aワットではないか、したがって終段の効率はmax50%に規制

されるのではないかという議論です。 あの時は生煮えのままで終わってしまって、

私の中ではモヤモヤが残ったままなのです。

JK1XKP貝原 - 2007年11月04日 19時33分

: RE:TC9256プログラミング

TC9256プログラミング

JA2NKD/松浦さん

こんばんは。

AVRのアセンブラ、AVR-BASICともに経験がなく、

お役にたてるかどうかわかりませんが、

結線図と TC9256Pをどのように使いたいのか、

AVR-BASIC 、出力されたアセンブラがあれば、それもあわせ

私のアドレス;呼び出し符号+ジャールコムへ送付してください。

時間がとれたときに見てみます。

TC9256Pの使い方は、以下を教えてください

・VCOのロック周波数(kHz)

・VCOの分周比

・TC9256PのXTに接続しているX'tal周波数

・比較周波数

・ICのI/Oポート(OT1,OT2等)は使用していないとは思いますが、使用している場合にはその用途

JA7EXK/Maki - 2007年11月04日 14時36分

: RE: FRMS 性能アップチャレンジしたものの・・・

皆さん こんにちは。

早速ですが、ICOMビーコンのサイトは如何でしょうか。

http://www.icom.co.jp/beacon/backnumber/technical/kousaku/index.html

基板のグランドをカットし、FBを入れています。うちでもシールドやFBの

挿入などいろいろやりましたが、これが一番効いたかもしれません。

ご参考までに。

JG1EAD 仙波 - 2007年11月04日 12時29分

: RE: FRMS 性能アップチャレンジしたものの・・・

皆さん、こんにちは。

XLJ> -62dbまでしか改善しませんでした。

基板を金属カラーでケースに固定しないほうがいいとか、

コネクタのGND側もケースから浮かしたほうがいいとか

いくつか話があったように思いますが、私のところでは、

開発初期に入手したもので、まだそのような情報もなく、

漫然と金属カラーを使用、コネクタのGNDもケースに

直接落としてノイズフロア-70dB程度にはなっていました。

個々の実装の具合によってだいぶ変わってくるので、

難しいですね。

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年11月04日 11時23分

: 恐縮ですが・・・

仙波さん、皆さん 今日は。

共振の話はもう止めようと思ったのですが、案の定お前の話はおかしい、

幼稚であるとの批判を頂きました。そこで「虎の威」を借りて説明して

おきます。 実は本年2月にARRL Technical Advisorに対して、W2DUの

説明をどう考えるか質問し見ました。これに対してJohn Belrose,VE2CV

から以下のような回答が来ました。アマハンでもほぼこれに似た見解を

とっているようです。

Q:Waltは「運用周波数で、正確に共振させるためにダイポールを切り

刻むこと、そして正確に1/2波長の整数倍にした長さの同軸で給電

すべしていうのは誤りである」といっているが?

A:Waltの云うとおりである。お前は何を問題にしているのか?

*効果的なantenna system tuning unit とlow lossの伝送ライン

(例えばopen wire)を用いる限りは、アンテナを切り刻む必要は

ない。但し給電点でのミスマッチが過大な場合は、伝送ラインの

ロスが問題になる。

*1/2波長の伝送ラインを用いる理由はただ一つ。計算しないでアン

テナのインピーダンスを知ることが出来るということである。

この場合、伝送ラインの入力インピーダンスと出力ターミナルでの

インピーダンスが等しくなる。但しこれもミスマッチが過大であれば

ラインロスが問題になってくる。

Waltはアマチュア界での迷信の一つを取り上げたに過ぎません。このことは

アマチュアが同軸ケーブルを使用するようになってから出てきた有名な

FAQの一つなのです。(ex. "My Feed Line Tunes My Antenna!" QST,Mar.

1956) 要は、アンテナが共振した時、給電点のインピーダンスがどう

なるかは、解明されていますので、後はTXとANTの間にあるFeed Lineを、

どう手なづけるかが問題になります。この意味においては、アンテナ単体

の共振周波数を測定することは、重要ではなくなってくるのです。

ARRL刊行の"Antenna Impedance Matching"を見ても、共振周波数の測定

に関する話が出てきません。

・・・と云うのが、本当に最後の話であります。失礼しました。

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年11月04日 07時50分

: 御礼

仙波さん、

大変お手数を煩わしました。厚く御礼申し上げます。

JA6XLJ/緒方 - 2007年11月04日 04時02分

: FRMS 性能アップチャレンジしたものの・・・

#43 の フェライトコアを In と Out に入れて漏れ電流を抑制しようとしてみたものの、-62dbまでしか改善しませんでした。

それまでは、-51dbでしたから約10db改善したものの、よく言われるような-70dbまでは程遠いようです。

INとOutに #43のフェライトを使用し、1.5D2Vを4tしました。

また、デジタルIO(PC側)も気休めですがフェライトコアをいれています。

高周波は難しいですね。

JA2NKD/松浦 - 2007年11月03日 18時24分

: RE: 書き込みについて

仙波さん

早々対応有難うございました。

JG1EAD 仙波 - 2007年11月03日 18時15分

: RE: 書き込みについて

松浦さん、すみません。先ほどちょっといじった際にあやまって

削除してしまいました。ログを保存していたので、書き戻しました。

深くお詫び申し上げます。

JA2NKD/松浦 - 2007年11月03日 17時26分

: 書き込みについて

大家様

先日下記書き込みについて投稿したのですが、消えてしまいました。

何か内容に問題でも有りましたでしょうか?

もし問題があるとすれば御指導いただければ助かります。

さとう - 2007年10月29日 21時30分

: 外来ノイズ&ANT共振について

JG1EAD 仙波 - 2007年11月03日 16時37分

: RE: キーの打ち方

田村さん、適当に改行を入れておきました。↓

入力される際、入力フォームの右端にくる手前で改行を入れていただくと

よろしいと思います。

アンテナの共振周波数測定やアマハンの記述をめぐる話は、大変興味

深いです。

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年11月03日 16時00分

: キーの打ち方

仙波さん、

また文章の配列がオカシクなりました。小生のキーの使い方がBFだから

でしょうが、もし治るものでしたら、もう少し体裁を整えたいと思いますが。

私に出来る方法がありますか?

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年11月03日 15時53分

: これで最後です

後藤さん、

今朝眠気でうとうとしていましたら、突然後藤さんの声が聞こえてきました。

「俺の作ったアンテナが7MHzに同調するかどうかを兎に角知りたいんで、理屈は

どうでもいいんだよ!」ごもっともです。それが分からなければ、落ち着きが

悪いですよね。それで、私も余計なことを書いた責任を感じて、インターネットで

Vertical ANTの調整要領を調べてみました。殆んどがJAのものではありません。

ところがやはり残念なことにDip Meterで共振周波数を測定するという方法は出て

きませんでした。大抵は小電力を注入して、ブリッジでリアクタンスの状態を見る

とか、SWR Meterでその値を見るとかしています。

これは何故でしょうか?私の考えたところは以下のとおりです。

1.製作したアンテナが運用する周波数に共振していることを知れば、その給

電点でRF電流が最大になるであろうと想像できる。これには一応理屈があ

る。

2.しかし、アンテナとTXを接続するには必ず給電線が必要である。これが曲

者で、アンテナが折角ある周波数に共振しているときに、べったりとまとわ

り付いて共振を乱してしまう。従って、アンテナ単体でどういう状態かより

も、給電線と接続した時どうなるかの方が重要である。

3.給電線の性格は、其の材質・構造・コネクターetcなどによって様々であ

る。しかも単体の時と、アンテナに接続した時とでは、性格ががらりと変

る。TXから出てきたRF Powerをすんなりとアンテナに送ってくれない。どの

ようにしたら「ウン」と云ってくれるのか、その条件を色々確かめるのがエ

ンジニアリングであり、「マッチング」である。

4.うまいことに、給電線の長さを1/2λにすると、アンテナの給電点の状態

が今どうなっているかを正直に教えてくれる。ここで得られるデータの方が

アンテナ単体の共振周波数と云うデータより重要である。どのようなマッチ

ングデバイスを用いれば曲者をなだめることが出来るか、考えをめぐらす事

が出来る。つまり、データの重要性の順位から云えば、共振周波数は知るに

こしたことはないが、それほど重要ではない。従って単体で共振するように

エレメントを切り刻んだりすることは、労力の割りには益が少ない。

以上うとうとと考えた次第です。なお、これはW2DUの理論とは無関係で、一般論です。

それから私はJARL会員で、e-mailも交換できます。何かありましたらそちらを

使ってご連絡ください。これ以上プラザの画面を汚すことは控えます。ではまた。

JA7AVQ - 2007年11月02日 21時21分

: Reflectionsについて

皆さん こんばんは!

鈴木さん、さすがですね。ご説明の通りです。

ARRLのアマハンが、一時はW2DUの説を取り入れたものの、彼のマッチング理論に

大いなる疑問が出され、結局アマハンから削除し、Reflectionsも絶版にした

ようですね。しかし、私は Too low an SWR Can Kill You と云う主張には同感

です。しかし当のW2DUはますます意気軒昂たるものがあって、自説を曲げないで

いますね。

アンテナを自作する場合、エレメントの共振周波数を測定するという方法は、

JA以外の製作記事には余り出てきませんね。なぜかは判りませんが、これは余り

理論に拘泥せず、実用的なものに仕上げることを優先させているからだと

思います。

いずれにしても、まずやってみて駄目なら次を実験する。早く成功体験を

得る方が良いのではと思っています。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年11月02日 20時40分

: re:ディップメーター

JS1BWQ後藤さん、皆さん、今晩は。

洗濯ハンガー型というのは、コイルそのもののことです。デジタルの場合、目盛がないので、

発振さえすれば、形状はどうでもかまわないと言うことです。デリカに教えてもらいました。

これの長手部分をエレメントに近づけると、深いディップが得られます。また、デリカのサイトには

デカコイルの応用例も載っていますね。http://www.mitamusen.co.jp/ (History & Topicsのページ)

私の作ったものの写真をお見せします。

http://photos.yahoo.co.jp/ph/suzukimasaya/lst?.dir=/c303&.src=ph&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/&.view=t

-・・・- 「Reflections」の出版社が、ARRLから別のところに移った経緯は、第二版の前書きにW2DU本人が書いています。

ARRLの技術陣は、この本の内容の一部が「誤っている」と判断し、出版をやめた。また、W2DUがアマハンに書いた部分

('86~'94)についても、その後の版では削除されたのだそうです。一部とは言っても、この本の根幹をなす、

conjugate matchが間違っていると言われているのですから、大ごとですね。

ということで、彼の説は今のところ「定説」と言うわけではないようです。

第二版も品切れで、第三版が準備中だそうです。第二版の一部は彼のサイトで公開されています。http://www.w2du.com/

一部とはいえ、読み通すのはなかなか大変ですが。

JS1BWQ 後藤 - 2007年10月31日 21時47分

: re:ディップメータ

こんにちは 後藤です。

田村さん、いろいろとありがとうございます。確かにマッチング回路

はバリコンや可変Lを利用すれば、スミスチャートは要りませんね。

田村さんの言われることは良くわかります。常に共振点ぴったりに

する必要はないのは普段の運用でも実践しております。つまり大体

共振点がわかれば後はSWR計を使用して調整しています。この場合は

SWR値が低くなる点すなわちマッチングを必要としない点をディップ

メータであらかじめ探るために利用するということになります。今は

マッチング回路無しで運用したいんです。

そもそも私の最初の命題は短縮アンテナの共振点つまり目的の周波数

でSWR値が低くなっている状態を見つけたいということでした。フル

サイズのアンテナをはれないものですから「最初におおよそ」という

ことが出来ない点が厄介だったのです。

私がとった方法は、とにかく多量にコイルを巻いて、ほどきながら

ディップ点を探る方法でした。最終的にディップ点をなんとか発見

した周波数が14MHzでしたので14MHzのアンテナになってしまいました。

これからはローバンドの季節でしょうから、今までいただいた情報で

もう一度トライして無事送信したいと思っています。場合によっては

田村さん式にマッチング回路にも手を出してみたいと思います。

結果はこちらで報告させていただきます。

後藤

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年10月31日 11時10分

: アンテナの共振

後藤さん、皆さん 今日は!

後藤さん、アンテナブリッジとか、スミスチャートとか余り恐ろしいことは

考えずにもっと単純に考えてみませんか? アンテナエレメントの共振と云う

考えから離れてみてください。以前ICOMのアンテナチューナーに3m程の線を

接続し3.5MHzでQSOしたという話を聞いたことがあります。これは本当でしう。

しかし、この時3mの線自体が3.5MHzに共振しているかどうかの測定はしていない

と思われます。つまり、共振とはエレメント単体の共振ではなく、エレメント

からリグ・アースまでを含めたアンテナ・システム全体の共振と考えるのが

正しいようです。商用放送局の場合も同じです。

アンテナ単体の共振点は高さ、周囲の環境(地面,樹木,建物,金属物体etc)に

よってすぐ変ってしまいます。Dip Meterを結合させた時点で既に共振点は

変っています。ましてや場所を移動させれば、どんどん共振点が変化して行き

ます。更に運用周波数を変化させれば共振点は当然変ります。そのような

意味で共振点にこだわる必要はないと云うことです。

それよりも、エレメントの長さは1/4または1/2λに短縮率を掛けたもので

一応OKとし、後はLとCとを組み合わせたマッチング回路で其の都度同調を

取ると考えるとスッキリします。非同調によるリアクタンス分をキャンセル

させるとはこういうことです。ご承知のとおり、アンテナにLを挿入させれば

其の電気長は長くなります。一方Cを挿入すれば其の電気長は短くなります。

この組み合わせによって、ある周波数に対してアンテナが共振することに

なります。

昨今のリグでは、アンテナチューナーが内蔵されていて、オペレーターに

代わって自動的に適切なLとCの値を探してくれます。

このマッチング・ネットワークは簡単に自作できます。JAではどういう訳か

この製作記事が少ないようです。インターネットでも、アンテナチューナー

とか、トランスマッチとかで検索すれば、製作記事が出てくると思います。

なお正確には、アンテナの問題は共振周波数ではなく、インピーダンス・

マッチングの問題です。しかし、ここでそれに言及すると誌面が足りなくなる

ので止めておきます。

戦争直前にゾルゲ・スパイ事件と云うのがありました。ゾルゲは入手した

情報を、クラウゼンと云う技師が東京で自作したTX(アマチュア的に云えば

QRP CW TX)でソ連側(満州のハルピンともハバロフスクともいわれている)

に送信していたのです。彼らがどのようなアンテナを使用していたかは

分かりませんが、恐らく適当な長さのランダム・アンテナではなかったでしょうか。

なぜなら頻繁に移動を繰り返していたからです。其の時共振点を測定したでしょう

か? そうではないと思います。恐らくワンターンコイルで其の明るさを

見たか、あるいはファイナルのプレート電流をみながらバリコンを回して

いたに違いありません。それでも立派に電波は飛んで行ったのです。

W2DUいわく、エンジニアリングとは設計目標に対して実行可能な妥協策を

考える過程であると。うまいことを云いますね。余り理論にとらわれず、

気楽にやりましょう。 駄文多謝。11937569291796

JA2NKD/松浦 - 2007年10月31日 00時08分

: re:外来ノイズ&ANT共振について

さとうさん 有難うございます。

以前トランスの話は拝読しておりました。

明日電力会社が調査にくるとの連絡がありました。

私がいないのに分かるのかなと、ちょいと不安です。

トランスまでは70m程度の距離です。

TC9256ですが、PICでの例はXKPさんが発表されていますが、

AVRは有りません。DDSは簡単に設定できたのですがTC9256は、

どうもうまくいきません。データシートを見ても良く分かりません。

試行錯誤中ですが、小生の能力では・・・・

あきらめてPICでXKPさんのを参考にしようかとも考えていますが、

アセンブラもすっかり忘れているし、困ったもんです。

JI3BSB 山本 節也 - 2007年10月30日 22時56分

: re:アンテナの調整法について

JA7AVQ田村さん初めまして。

アンテナの調整方法についての書き込み拝読しました。

アンテナは共振点に持ってきて、その時のインピーダンスで給電するのが良いと思っていましたから、ご指摘の点は非常に興味深く読みました。

私なりに解釈すると、このようになるでしょうか。

(1)アンテナ内でRF電流がその周波数で最大になるようなエレメント長を設定する(これはゲインを最大にするのと同義でしょうか)

(2)リアクタンス分が生じればそれをキャンセルする。

なお思い出してたのですが、JA1HWOの菊池さんがskydoorを開発した時、この考えでやっておられます。

http://www.page.sannet.ne.jp/ja1hwo/ap02/6skydoor.htm

なにぶんにも独断と偏見で書きましたので、間違いがあればご指摘いただければ幸いです。

JA6XLJ/緒方 - 2007年10月30日 22時42分

: アンテナ/デイップメータ/SWRメータ/FRMS

初めての書き込みです

宜しくお願いします

アンテナのことが話題になっておりますが、わたしはMVアンテナを上げております

測定は、最初ディップメータ(自作)を使い、インピーダンスメータ(自作)、SWRメータ(自作)をひねりまわして調整していますが、最終的にSWRメータ(なんだか安心できるのです)に終息します。

最近は、FRMS&リターンロスブリッジを使って調整してみようかと思っています。

尚、FRMSだと風が吹くとそれに応じてSWRのゆれがリアルタイムで視認できますし直感的に調整可能なような気がします。

但し、20Mhz以下のアンテナしか対応できないようですが・・・

JS1BWQ 後藤 - 2007年10月30日 21時29分

: re:ディップメータについて

皆さんこんにちは

タイトルを記入しないと、「戻る」を押したときに何もなく

なってしまうのですね。もう一度書いてます。

さて、いろいろなお話を聞けて大変ためになっています。

もともと7MHzの短縮アンテナを作成したかったのですが、

同調点がわからずに、14MHzのアンテナになってしまった経緯

があります。

これに関しての皆さんの提案は結合を高くするか、インピー

ダンスブリッジを接続して共振点を探るということですね。

実験してみます。ハンガー型の結合ループとは面白いですね。

どのようにコイルに当てるのでしょうか。

もともとは1/4λのアンテナをそのまま50Ω給電したいということ

がありました。理論上36Ωくらいだと思いましたが、SWRはそれほど

高くならないと思いました。実際14MHzの短縮アンテナはそのまま

送信機に接続されています。調整はコイルの巻き数の加減のみです。

共振点を探らずとも良いという話ですが、これを実践するには

インピーダンスブリッジが必須で、測定したリアクタンスに対象

となるものをスミスチャート等で見つけて接続するという手ですね。

これももっともな話と思います。ディップメータ方式よりは多少

手間がかかると思いますが、メーカ製モービルアンテナなどは

この方法のようですね。

ケーブル長は、給電点で50オームに整合されていれば定在波が

立たないから長さは問題なくなるということですね。よく1/2λ

の整数倍にしろといわれますが、それは整合があっていないとき

にもアンテナ端での給電状態(電圧と電流の関係)に変化がないよう

にするためとの事と思っています。

今までは良書にめぐり合うしか方法がなかったものが、このような

掲示板でヒントを得られるというのは大変価値があるものと思って

います。

個人的には来月発売のCQ誌にEHアンテナの製作記事が載るとの

ことで、大変楽しみにしています。これは輻射効率がシリンダの

直径や長さと相関がないという点が革命ですね。それが本当なら

3.5MHzにベランダからQRVできそうで、大変楽しみです。

ただ問題となるのは再現性についてですが、今まで製作してだめ

だった人にもお伝えしたいと大変な自信のようですから頼もしい

限りです。

さとう - 2007年10月29日 21時30分

: 外来ノイズ&ANT共振について

初めて書込みさせていただいております。

みなさん、こんばんは。

JA7AVQ 田村潤司さん、JA2NKD/松浦さん、始めまして。

>NKD

>TTTさんに刺激されてAVRを始めているのですが

私も同じ苦しみを楽しんでおります。

まだまだ実験出来るレベルでは有りませんが・・・。

>急にHF帯域にノイズ・・・

私のところでも同じような現象に悩みました。

その為の簡単なノイズ専用受信器などを製作し、ノイズ発生源を特定しようとしました。

しかし、近距離になると、何処に向けても同じで結局、証明出来ずにいました。

数ヶ月が経った時、そのノイズ量が大きくなりだし、終には測定器など使用しなくてもその原因が着きとめられるまでに成っていました。

それは、電信柱に上がっている高圧電源トランスが主たるノイズ源でした。

何故判ったかと言うと、そのトランスが突然火花とともに燃え出した為です。

これまでにも同じトランスが3度ほど燃え上がっている為、詳しく調査してくださいました。

その報告では、トランスに接続されている電線が風などの外部振動要因などで接触抵抗が変化し、その変化のたびに熱を帯び、やがて炭素発生の原因となり、その炭素が大量の消費電力によって急速なノイズ発生の主たる要因とする報告を受けました。

でも、あの頑丈に見えるトランスが火花を散らして燃え上がる様を観てしまうと恐ろしい限りです。

現在は、通常設置のトランスより、より容量の大きなトランス、それに特殊接続端子に変わっておりまして、それ以来、悩ましいノイズの発生から開放されております。

これは特殊な事情なのかもしれませんが、家庭電力供給トランスは酷使され続けている事だけは確かなようです。

>AVQ

>アンテナの共振周波数を測ることは無意味である。

同感です。

以前、論議に参加した時に、同じような事象を元に説明したところ、あっさり無視されましたっけ・・・・。

その時のいや~な雰囲気を思い出すお話でしたので、コメントさせていただきました。

優秀なお方の考え方には、合点のいかない話なのかもしれませんのでそれ以来、人前では当たり前のことだけに終始するよう心がけております。

革新的技術の進歩には決まって、非常識な失敗が係わっているんですが・・・。

JA7AVQ 田村潤司 - 2007年10月29日 19時54分

: アンテナの調整法について

JS1BWQ 後藤さん、皆さん今晩は。

アンテナの調整方法についてにぎわっていますが、それについてこういう事を

云っている人がいることをご紹介しましょう。

"Reflection" Walter Maxwell,W2DU (ARRL,1991)によれば、

アンテナ・システムのラジエーターを共振する長さにする必要はない。また

フィードラインもある特定の長さにする必要はない。・・・要は、適切な

マッチング・ネットワークを用いて、非共振の長さのラジエーターによって

生ずるリアクタンスをキャンセルすることができ、従ってRF電流を最大に

できる。・・・ディップメーターを当ててそのアンテナの共振周波数を測る

ことは無意味である。云々。

もっと色々な説明はあるのですが、省略します。

後藤さんの場合、「見事に」ディップしないのが問題のようですが、別に

構わないように思えます。極端な表現ですが、やや1/4λになっている長さ

であれば良いとし、調整範囲の広いマッチング・ネットワークを製作する

か、あるいはリアクタンスが測定できるメーターを準備して、うまく

マッチングが取れるようにした方が良いと思われます。

商用中波放送局のアンテナラジエーターの大半は、共振する長さになって

いないといいます。それでも、実際には結構電波が飛んでいます。なぜ

でしょうか?要はアンテナの調整で「共振」にとらわれると、疑問が

どんどん湧いてきます。それに実際に垂直アンテナでディップ点を探すと、

いくつも出てきます。ここではディップメーターの威力を発揮することは

できません。リアクタンスを測定できないからです。W2DUの本は現在

ARRLでは発行していません。別な出版社から出ています。ご一読を。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年10月28日 19時37分

: ディップメーター

皆さん、今晩は。ディップメーターの説明が詳しい書籍としては、

「グリッドディップ・メーターの使い方」(茨木 悟著、CQ出版、昭和37年)が

まず挙げられます。 私の本棚にはありますが、入手はもはや、かなり困難でしょう。

後は、デリカのディップメーターを購入するとついてくる、取説でしょうか。

さて、アンテナをディップメーターで計るとき、ディップ点がなかなか見つけられない

というのは、やはり結合度ではなかろうかと思います。 デリカの様にデジタル式の

場合は、コイルはかなり自由度がありますので、洗濯ハンガー型のコイルでやると、

ガツーンとディップがありますが、ワンターンコイルですとなかなか微妙かなと

思います。 加えて1/4λ型のアンテナの場合、ラジアル付きで測定すると、

エレメントとラジアルのどちらを切った貼ったすればよいのかわかりにくい欠点が

あります。 私はそんな時は、倍の周波数で(すなわち1/2λで)エレメント、ラジアル

別々に測定したりしました。 デリカのアンテナアナライザを持っていますので、

最終的にはこれで確認は致しますが。

JA2NKD/松浦 - 2007年10月28日 18時53分

: TC9256プログラミング

皆さんこんにちは。松浦です。

TTTさんに刺激されてAVRを始めているのですが、

今般TC9256(PLL)をAVR-BASICで制御したいと思い

いろいろ考えているのですが、うまくいきません。

どなたかご教授いただけないでしょうか?

シリアルのコマンド制御部分です。

追記

最近ご近所が家を立替たところ、急にHF帯域にノイズ

(21MHzあたりにS9くらいの信号が数十KHz間隔位)が

発生し始めました。その家にお願いしてメインブレーカー

を落とすとノイズは綺麗になくなります。

個別ブレーカーを順次入れていくと急にノイズが増えていきます。

しかし特定機器ではない感じでした。負荷が増えるとノイズが増える。

PLCでは有りませんでしたが、最近の電力は品質が悪いとの話もあり

困っています。電力会社に調査を依頼しましたが、いつになるのか。

こんな経験された方はいらっしゃいませんか?

田舎に引っ越さなければならないのか。

だんだん無線家には住みにくくなってきているようです。

JS1BWQ 後藤 - 2007年10月28日 18時43分

: re:ディップメータ

皆さん こんにちは 後藤です。

いろいろと聞けてためになります。このあたりどこにも書いてないのです

よね。各人の経験則なのでしょうか。

結合ですが、0.8mmφ2ターンで結合させてます。7MHzですから、結合が足り

ないのでしょうか(お話を聞くと多分ここが原因でしょうね)。 21MHzですと

この2ターンでディップが確認できましたが、14MHzでは、ディップする点

は見られず、ダイアルの動きにあわせて動いていた針の動きが若干鈍く

なった点(ディップしていない)が共振点でした。

測定周波数がずれる恐れがあるのでどうしても少ない巻き数で結合させて

いますが、7MHzの場合それほど影響のない範囲の結合巻き数というものは、

どの程度が目安なのでしょうか。

よろしくお願いします。

JA1ETA/imada - 2007年10月28日 13時43分

: Re: ディップメータ考察

仙波さん、福島さん、皆様、こんにちは。

> Qの高いコイルを使い、かつうんと短縮した

> アンテナというのを考えてみると、「実際にはほとんど飛ばないが

> ディップメータにはよく反応する」

これの究極は、LC並列共振回路ではないでしょうか。

LC並列共振回路は、集中定数回路ですね。一方、フルサイズのアンテナは、

1/4波長の電線を基本素子とした、集中定数素子を使用しない共振回路です。

ローディングコイルを用いた短縮アンテナは、その一部にコイルという集中

定数素子を使用しています。

コイルは、単なる電線と比べて、素子としてのQが高いのだろうと思います。

だから、ローディングコイルを使用した短縮アンテナは、コイルの損失が

あるにもかかわらず、フルサイズのアンテナよりもQが高く、帯域が狭いの

ではないでしょうか。そう考えると、短縮アンテナだからディップが浅い

とは言えないように思います。

ディップが浅くなる理由は、私は、GDMのコイルと被測定物との結合度では

ないかと思います。ディップが浅い場合は、GDMとアンテナの結合について

工夫の余地があるのではないでしょうか。たとえば、リンクコイルの巻数や

大きさ、2つのコイルの位置関係など。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月28日 12時52分

: RE: re:ディップメータ考察

福島さん、皆さん、こんにちは。

今日は台風一過で、洗濯日和です。

IRQ> 短縮アンテナは同調点のピークが狭いけれども、ピークの山の高さ

IRQ> (Q)は富士山型のフルサイズのものより低いということはないの

IRQ> でしょうか。

ピークの山の高さの変化というのは、ディップメータ側からみると

アンテナに吸収されるエネルギー量の変化を指すのだと思いますが、

確かに短縮コイル自体の抵抗分はこれに影響しそうですね。

一方で、抵抗分の少ない=Qの高いコイルを使い、かつうんと短縮した

アンテナというのを考えてみると、「実際にはほとんど飛ばないが

ディップメータにはよく反応する」というようなこともあるのでは

ないかという気がしたので↓のように書いたのですが、何か初歩的な

思い違いをしているかも知れません。hi

JA8IRQ/福島 - 2007年10月28日 09時33分

ホームページアドレス:http://homepage2.nifty.com/ja8irq/

: re:ディップメータ考察

仙波さん、こんにちは

>短縮アンテナは、一般にはQが高い(帯域が狭い)と思いますが

短縮アンテナは同調点のピークが狭いけれども、ピークの山の高さ

(Q)は富士山型のフルサイズのものより低いということはないの

でしょうか。

あるいは、ピーク点が狭すぎてディップメータだとダイヤルを回して

いるうちに通り過ぎてしまって気がつきにくいとか。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月27日 12時48分

: 考察

↓の書き込みで問題に対する考察を書いていませんでした。

福島さんが書いておられたように、ローディングコイルによる損失が

大きいのかもしれませんね。他方、ローディングコイルなどを入れた

短縮アンテナは、一般にはQが高い(帯域が狭い)と思いますが、

Qが高いことは、同調点での損失をむしろ減らす要素ですから、

その両者が分子と分母になって損失抵抗が決まるという感じで

しょうか。よって、短縮アンテナだからディップしないとは一概に

決めつけられないような気もします。難しいですね。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月27日 12時43分

: RE: ディップメータについて

後藤さん、皆さん、こんにちは。

中学生の頃、7MHzのトップロードアンテナを作ろうとして

学校の校庭に電源コードを引っ張っていって苦労して

GDMで測ったことがあるのですが、やはり共振点がよく

分からなかった記憶があります。何となくそれらしい点

を見つけてよしとしましたが、フィールドデーで山頂に設置

して使おうとしたら「おい、SWR無限大だよ。全然同調

してないよ」と先輩・OBから大顰蹙を買いました。

いまは、中身はたぶんインピーダンスブリッジが入っている

のだと思いますが、MFJのアンテナアナライザでお手軽に

測っています。周波数ダイヤルを回していくと、メーターの

SWR値がディップすると同時にLCD表示のリアクタンス値

がゼロになる点が簡単に見つかります。

JA1ETA/imada - 2007年10月27日 11時54分

: re:ディップメータについて

後藤さん、こんにちは。

私は、アンテナの調整は、インピーダンスブリッジを使います。

トロイダル・コア活用百科に紹介されているものを自作しました。

ブリッジの信号源には、25kHz間隔のマーカ発振器を使っています。

ディップメータだと共振周波数しかわかりませんが、ブリッジだと

インピーダンスもわかるので、便利です。

JS1BWQ 後藤 - 2007年10月27日 08時51分

: re:ディップメータについて

福島さん 後藤です。こんにちは

ご指導ありがとうございます。

するとモービルホイップなどでも同様のことが

考えられますでしょうか。短縮アンテナは共振

こそしていても、普通のディップメータで捕ら

えられないとなると、別の調整方法を考えない

といけないということですね。皆さんどのように

調整されているのか、不思議です。

JA8IRQ/福島 - 2007年10月26日 08時54分

ホームページアドレス:http://homepage2.nifty.com/ja8irq/

: re:ディップメータについて

JS1BWQ 後藤さん、こんにちは。

ディップメータは、発振回路のコイルと測定する共振回路とを

リンクさせて近づけることで、発振回路の出力が共振回路に吸

い込まれて、メータがピクンと下がることで共振点を探すもの

だと思います。

この場合のアンテナもLCRの共振回路であると考えられます。

それで、「共振回路のQの高さ」(どのくらい鋭く目的周波数

に同調しているか)によって、ディップの度合いが変わって

くるのだと思います。

ローディングコイル入りのアンテナは損失の多いアンテナです

から、どうしてもディップは浅くなるでしょうねえ。

もちろんディップが深いほうがよく飛ぶはずです。

===========================

エンビパイプとか吹いてみて音の共鳴を感じると、電磁波の

共振も理解しやすいかと思います。

考え方はいっしょです。波長=速度/周波数で、電磁波の場合

光速(30万Km/s)、音速は(340M/s)ですね。

同じ音高なら同じ長さの管で共鳴します。でも、太い管なら

大きく共鳴するし、細い管をぐるぐる巻いて無理やり共鳴させ

れば、同じ音高でも小さく共鳴するでしょう。太い管なら共鳴

できる周波数の範囲も広くなります。

JS1BWQ 後藤 - 2007年10月25日 19時45分

: ディップメータについて

みなさんこんにちは 以前こちらでお世話になりました後藤です。

今日はディップメータについてお聞きしたいと思っています。

以前ハムフェアの工作教室で出ていたディップメータを持っています。

21MHzの無短縮釣竿アンテナは見事にディップしましてうまく運用できましたが、

14MHzのベースローディングコイルつき釣竿アンテナはうまくディップ点

が見つけられずに、わずかに振れが弱まる点を見極めて、結果そこが

共振点だった経験があります。7MHzのベースローディングを考えて

いますが、ローディングコイル等をつけた場合はディップ点が見つけ

づらくなるというのは、既知のことなのでしょうか。そして何かほかの

方法で見事にディップ点を見つけ出すことが出来るものなのでしょうか。

もちろん、1/4λですから、ラジアルの処理はしています。

ディップメータの使い方をきちんと説明している記事などを見かけ

ないため、この世界に入ったばかりの自分としては当たり前のことが

わからずに困っています。よろしくお願いします。

JF1TPR 熊野谿 - 2007年10月21日 20時58分

: MFJ Cub

7Mhzにて聞いてみました。スイッチ・オンからしばらくはQRHします。

一時間ほどして600hzほど低くなり、二時間ほどで1Khz低く動きました。

ただし、これは今日の気温の中でのものですから、気温が低いとまた

違うのでは、と思います。10分ほどおけば、短い交信で困るほどのQRH

はないと思いますが、確かにVXOに比べると、動くようですね。

また、ゼロインするのには、耳で聞くのだけだと結構難しそうです。

まあ、これは多分、慣れで解決できそうですが。結構狭い帯域なのです

が、自分の受信の周波数の癖とあわせて調整した方がよさそうです。

・・・とりあえず、の実感でした。

JF1TPR 熊野谿 - 2007年10月20日 19時52分

: re: ARRL Low Power Communication

今晩は、みなさん。

KRA>あれ?9340はエレキ―内蔵型に進化したのですか?

いえいえ、内蔵していないです。これが内蔵していると苦手なんです。hi

CW下手のくせに、コメツキバッタしか使えません。

で、QRHですが、調整時にも多少感じました。明日にでも、少し長い時間を

かけてテストしてみたいと思います。

これからは沢よりも雪山が近くなりますので、温度変化でのQRHは大きな問題

となります。まあ、多くを望みすぎては申し訳がありませんが。また、本の

内容はそれなりに面白いですよ。多分、JAのQRPとか移動運用のノウハウ技術

がとても高くなっているので、USAのものを見ても、「ふふーん、あれは知ら

ないんだなぁ」と思ってしまうのではないかとも思います。

もっとも、「本の文化」だけはJAはかなわないように思います。こうしたQRP

の本が堂々と出版されるのはたいしたものです。CQ出版も最近はがんばって

くれていると思いますが、買う側が少ないと続けられないですよね。

今日も帰宅が先ほどでしたので、7Mは国内がスキップしているのか、我が家の

T2FDではさっぱり聞こえません。仕方なく、固定のリグで3.5に久しぶりに出

てCWを少し交信しました。明日には実際に聞こえるかなぁ。

JL1KRA Nakajima - 2007年10月20日 18時33分

: re: ARRL Low Power Communication

追伸:

>アンテナプラグがRCAプラグなのはどうかと思いますが、

これは当初から批判の的で、BNC穴が追加されたのかもしれません。

MDSは十分のようですが、QRHはいかがですか。

JL1KRA Nakajima - 2007年10月20日 18時31分

: re: ARRL Low Power Communication

熊野さんCUBの完成おめでとうございます。

TPR>エレキー内蔵型はちょっととまどいます。

あれ?9340はエレキ―内蔵型に進化したのですか?

Full-QSK(ブレークイン)ではあったと思いますが。

IFは12MHzみたいなので21MHzにも改造できそうです。

本体の記事がいまいちだったようで残念ですが、

無線機を作って本も付いてくるのはお得です。

7MHzですが木の下に張ったランダムワイヤーでも

全国に飛んでいきます。方向にもよりますが

沢からでも楽しめるのではないかと思います。

Cubなら水没しても乾燥すれば動きそうですね。

JF1TPR 熊野谿 - 2007年10月20日 07時36分

: re: ARRL Low Power Communication

昨日、サトーさんの閉店に滑り込みセーフで0.5mm線を入手できました。

晩飯前にコイルを巻いて、水晶も取り付けて半田付けまでは完成。

晩飯後に調整をしました。

いつもと勝手が違いスタブなんてなく、あまりいじる場所もありません

でしたが、出力がほぼ2ワット、受信はSGで-130dBmの信号がビート

として確認でき、-120dBmだとS/Nバッチリでしたので、カタログ値

を満たしているようです。オフセットもリグで聞きながら一応調整しま

した。

アンテナプラグがRCAプラグなのはどうかと思いますが、BNC用の

穴があいていて、パラにつなげば良いようです。この方がいいだろうな

と思っています。

さーて、次はアンテナをVCHで作ってみなくては・・。これで移動の

運用で、マイクロ波とあわせて7M CW という妙な組み合わせにて

楽しめそうです。沢登りシーズンはもうそろそろおしまいですが、沢の

中でも7Mでアンテナつけたら交信できるかなぁ。

>ARRLではあっという間にLPC売り切れてしまったようです

なるほど、やっぱりすぐに売り切れたんですね。いやはや、買っておい

てヨカッタヨカッタ・・・。

JL1KRA Nakaji - 2007年10月19日 17時21分

: re: ARRL Low Power Communication

お役に立って何よりです。

線材は入れ忘れでしょうからMFJにメールしておくと

貰えるかもしれません。数値が大きくなると線が細くなる

AWGは感覚が逆なので判りにくいですね。

0.5mmならサトーがしまってもハンズにありそうです。

ARRLではあっという間にLPC売り切れてしまったようです。

TPR熊野さんのように即断が肝心です。

JF1TPR 熊野谿 - 2007年10月19日 16時55分

: re: ARRL Low Power Communication

KRAさん、どうもありがとうございます。JARLサイトにあったのですね。

だいたい0.5か0.6だな とあたりをつけていました。さて問題は

今日、明日はサトーさんが開いているうちに帰れるのかな という所。

本の方は、斜め読みでながめました。リグの紹介でk2 がQRPのkingだ、

と書いてあるのに納得。その他、使用感が実感で書いてある部分は、

面白いです。でも、これだとCQ誌に加藤さんが書かれた記事の方が、

わかりやすい(単に語学力がないだけか??)なぁ。

アンテナの話をもう少し期待したのですが、VCHアンテナみたいな、

「これは面白い」というものは紹介されていないようです。

でも、アメリカでも「歩いて移動」の局がそこそこ流行っているとい

うのが面白いです。太陽電池を使ったり、ミリタリーや真空管リグを

使ったり、とやっぱりQRP族はどこでも同じような嗜好の方がいる

のだなと思いました。

CWはへたくそなコメツキバッタしか使えないので、エレキー内蔵型

はちょっととまどいます。完成したらアンテナを工夫して、マイクロ

波とあわせて冬山で使えるようにしたいものです。

JL1KRA Nakaji - 2007年10月19日 11時54分

ホームページアドレス:http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/awg.htm

: re: low-power-comu 到着

TPR熊野さん

ここに換算表があります。

0.5mmでOKです。

http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/awg.htm

JF1TPR 熊野谿 - 2007年10月19日 08時43分

: low-power-comu 到着

ARRLのL-P-Cが船便だったので、昨晩、到着しました。

さっそく明けてキットの方を組み立て出しました。表面実装部品はついており

コンデンサなどをつけるだけなので、足のついた部品を久しぶりにたくさん

半田付けしました。一時間ほどでだいたいついたのですが、さてコイルだ・・

と思ったらなんとエナメル線は入ってないようです。見落としたかな・・

#24の線だそうで、これって直径だとどれくらいの線なのでしょうねぇ。

規格を探してますが、まだ発見できません。まあ、今日は締切の仕事が

あるので買って帰れないかなぁ。

さーて、ちゃんと動くかなぁ。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年10月14日 18時57分

: パッシブ AF フィルタ 2題

皆さん、今晩は

P-7DXにディジタルディスプレーをつけるために開腹したついでに、AF BPFを追加してみました。

http://photos.yahoo.co.jp/ph/suzukimasaya/lst?.dir=/d9fa&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/

FCZ ラボのものと、Cosyさん設計のものの2種類を作り比較してみました。

両者の設計思想がよく現れた結果となりました。

どちらを実装するかは好みの問題かと思いますが、とりあえず高域特性を優先して、

Cosyさんのものを入れました。

http://photos.yahoo.co.jp/bc/suzukimasaya/lst?.dir=/723f&.view=t

本田 - 2007年10月14日 17時22分

: Re:同軸キャビティの入出力の引き出し方

仙波さん、有難うございます。

そうですね。いろいろ記事を見たんですが、リンクコイルによる磁界結合が多いですね。

同軸キャビティの長さは、たぶん、1/2λ×短縮係数で、高い方の周波数で設計し、バリコンや調整ネジで目的周波数へ調整のようですね。

今日試しに、空き缶でヘリカルキャビティを作ってみました。W=73mmφ、L=105mmの桃缶です。

中のヘリカルコイルは、設計では3mmφですが、とりあえず手持ちの1.6mmφエナメルで9回巻きました。 DIPメータでは82Mhzあたりでした。

入力側は、アースから1ターン目に1/8ターンのところにタップ、出力側は、アースから1ターン目に1/4ターン分のリンクコイルにしました。

検波回路をつないでSSGから信号を入れると、-3db帯域は±120KHzくらいでしたから、Q=340くらいですね。

設計とおりに機械的にしっかり作れば、もうちょっと良くなるかもしれません。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月14日 14時12分

: 同軸キャビティ・・・コトの発端は。

本田さん、了解しました。ゲルマ式FMラジオを実験されているのですね。

面白そうですね。

同軸キャビティの入出力の引き出し方ですが、1/2λタイプなら、

中央から静電結合か何かで取り出すか、接地されている両端に近いところ

に同軸管の全長の1/4~5くらいの長さのリンクコイルを付けて磁界結合

してやるのではないでしょうか。

↓で紹介したページのものは、マキ電気のキャビティーやスワロー誘電の

プリアンプなどと同じく、コンデンサでLC共振させているので、Lの長さと

波長には直接関係がなく、普通の集中定数回路と同様にコイルにタップを

とったりリンクコイルをもうけるような感じで考えればいいように思えます。

本田 - 2007年10月14日 00時57分

: 同軸キャビティ・・・コトの発端は。

仙波さん、高橋さん こんばんは。

早速のご教示有難うございます。

同軸キャビティの記事を探し始めた、コトの発端ですが、ふとしたことから鉱石ラジオ(ゲルマラジオ)でFM放送を受信できないかなあ?という素朴な疑問からです。

・・・で、ググってみるとあるじゃありませんか!

FM鉱石ラジオ・・・http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/sp/FMkouseki.pdf#search='黒川健次'

次にみつけたのが、JA1CVF岡田さんのHP

鉱石ラジオ大研究⑦

http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/sp/kouseki-radio7.html

その次にみつけたのが、

ゲルマラジオの試作工房

http://www.k5.dion.ne.jp/~radio77/ge-radio/w500.htm

・・・結構あるもんですね!

ここまでは、昔のFM受信機に使われていた、「レシオ検波」とか「フォスタシーレ」で、通常は10.7Mhzとか455KhzとかのIF周波数を検波する回路そのままで、共振回路をVHFに変えたものです。

結果は、FM送信所の超ローカルではなんとか復調は確認できるものの、実用レベルではありません。

当然ですが、アンテナからの入力レベルが小さいのと、通常の集中定数のLC共振回路程度のQでは、検波器に十分な入力が得られないということだと思います。

自分でも、レシオ検波→フォスタシーレ検波→スロープ検波→差動バランス検波→ワイズ検波・・・など、いろいろ作ってみました。

一番良かったのは「ワイズ検波」でしたが、やはり通常のLC共振回路のQ程度では、SSGから120dbμをリンクコイルで入れて、40mVp-p程度の出力しか得られません。

・・・で、今度はWの記事をググッてみたところ、記事がありました。

http://solomonsmusic.net/FM_CrystalRadio.html ・・・LC共振回路+スロープ検波

http://www.oldradioworld.de/gollum/sloped.htm ・・・LC共振回路+スロープ検波

http://www.vacuumtubesinc.com/info8.html ・・・・・1/4λキャビティ+スロープ検波

http://www.somerset.net/arm/fm_only_lowtech.html・・・・1/8λキャビティ+スロープ検波

因みに、WφXI「THE FMCRYSTAL SET PROJECT」・・・なる冊子まで刊行されてます。

この本に載っているのは、1/8λキャビティでした。

Wでは、このキャビティタイプのスロープ検波器+3エレ八木で、FM送信所から、16kmくらい離れた場所で受信実績があるようです。

ただし、まともな受信音量で聴くには、低周波アンプが必要ですが。

キャビティ共振器のサイズも、1/2λ・1/4λ・1/8λ・ヘリカルタイプ・・・色々ありますね!

感覚的には、サイズの大きな1/2λサイズが一番Qが高いように思いますが、なんせサイズがデカイ(1mくらい?)ので。

ただ、よく分からないのが入出力の引き出し方で、最初に質問を出したのはそこが知りたかったからです。

まあ、今後もいろいろ実験してみますが、いつか秋の夜長をFMゲルマラジオで楽しみたいものです。

JE6LVE/3 高橋 - 2007年10月13日 19時49分

: RE2: 同軸キャビティの作り方の資料

ご無沙汰しております。

EAD>同軸キャビティフィルタを作るという記事を見た記憶もありますが

たぶん6mハンドブックに載っている「キャビティ仕様の50Mhzプリアンプ」

と言う記事ではないでしょうか。初出はCQ誌1992年7月号だそうです。

キャビティは角形とミルク缶を5缶使ったタイプが載っています。

JG6DFK/1 児玉 智史 - 2007年10月13日 18時10分

: Vine Linux

こんばんは。

前回の「debian GNU/Linux」に引き続き、先ほど、「Vine Linux」も少し

ですが味見をしてみました。結果は前回と同様、現用機ではやはり

「お亡くなり」に。Hi.

ここまでまともに動かないというのはどう考えても変なので、どうやら

現用機のハードウェアが腐っていると考えるのがよさそうです。

それにしても、こんな環境でよく「Windows XP」が動いているものです。

もっとも、どのハードウェアメーカもWindows環境でのテストは欠かさず

やっているはずなので、当然といえば当然ですが...

もしかしたら、Windows専用な「ほしのゆめみ」ちゃんがことごとく邪魔

をしてくれているのかも!? Hi Hi.

EAD>VMWareというバーチャルPCのフリーソフトを使うのが良さそう

仙波さん、便利なものがあるようですね。ちなみに、インストールが面倒

だという向きには、「KNOPPIX」という「debian」ベースのディストリ

ビューションもあるようです。基本的にハードディスクにはインストール

せず、CDベースで利用するもののようです。

これは試していませんが、現用機ではやはりコケそうな気が... Hi.

いずれにせよ、今すぐ必要というわけではないので、これ以上深追いしない

ことにします。Hi Hi.

JG1EAD 仙波 - 2007年10月13日 14時54分

ホームページアドレス:http://www.cpu-net.com/host/wsprowls/cavity.html

: RE: 同軸キャビティの作り方の資料

本田さん、こんにちは。

coaxial cavityで検索してみたら、↑URLのようなページが

ありました。この方はスペアナの1stIFフィルタ用に作っておられる

のですね。

以前CQだったかHJだったか、粉ミルク缶をつないで144MHz用?

の同軸キャビティフィルタを作るという記事を見た記憶もありますが、

掲載号の日付等まったく分かりません。

-・・・-

Linuxですが、インストールの苦しみを楽しむのではなくて、手軽に

動かしてみたいという場合には、VMWareというバーチャルPCのフリー

ソフトを使うのが良さそうだということが分かりました。さっそくやって

みると、Windowsのデスクトップ上に開いたバーチャルPCのウィンドウ

の中でubuntuというLinuxのディストリビューションが面白いように

動いています。周辺機器もだいたいそのまま使えるようです。

本田 - 2007年10月13日 07時08分

: 同軸キャビティの作り方の資料

おはようございます。

Qの高い共振器を作りたくて、同軸キャビティの作り方の資料を探しています。

ネットでググっても、レトロな技術のためか?あまり参考になる記事が出てきません。

HJ誌に載っていたヘリカルキャビティの資料はあるのですが、他のHJ誌とか、「こんな資料あるよ」・・・とかご存知でしたらご教示をお願いします。

特に、キャビティからの入出力の方法については、「電界結合」とか「電磁結合」とかあるようですが、ポイントの引き出し方まで載っている資料は見付かりませんでした。

また、キャビティのサイズについても、1/2λ、1/4λは同軸フィルタとかトラップとかの原理で分かるのですが、1/8λについては??なんですが。

よろしくお願いします。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月09日 21時43分

: RE: 連休

Nakajiさん、児玉さん、こんばんは。

三連休は、結局PICのボードとDDSのボードのシリアル接続

のためのたった4本の配線にも至らず・・・。

KRA> QRPクラブの年会を幹事でやったときのホテルです。

参加しなかったので忘れていましたが、そういえばそうでした。

あのときは幹事お疲れさまでした(と今頃言ってみる)。

ググッてみると、無線のメッカみたいなホテルですね。hihi

DFK> 昨日、今日とLinux(debian)の味見をしていましたが、

以前使っていた職場のPCのHDDのパーティションが一つ空いて

いたので、何かの雑誌についていたLinux(ディストリビューション

は失念)を遊びでインストールして、ついでにOpenOffice.orgやら

FirefoxやらThunderbirdもインストールしたら、あら快適、

これならWindowsと何も変わらずに仕事ができるじゃないと

一瞬感激しましたが、それっきりでした。Windowsと変わらずに

作業が出来るというのが最低条件ではありますが、Windows

よりもあらゆる点で作業性に優れているとか、Linuxでないと

困るということが実感できないと、実際に乗り換えるには

なかなか一歩が踏み出せません。業務命令で職場のPCを

全部Linuxに強制的に変更する、なんていうのはいいかも

しれませんが、おそらく当分あり得ません。

JG6DFK/1 児玉 智史 - 2007年10月08日 14時47分

: Re^2: あれ?

こんにちは。

仙波さんはお出かけだったようですね。ホテルの件は残念でしたが、

有意義な連休をお過ごしだったようで何よりでした。

> 私は以前100円ラジオをベースに6m送信機を作れ

確かに、そんな企画がありましたね。私は参戦しませんでしたが、

言うのは簡単でも、少ない部品点数で実用的なものを作るのは本当に

難しいと感じます。

-・・・-

昨日、今日とLinux(debian)の味見をしていましたが、結論から

言って無駄足だったようです。現用機の環境ではGUIシステム

(GNOME or KDE)が起動してまもなく100%フリーズ。旧環境では動作

はするものの、早速、ごく基本的な部分で不具合を発見。

このような場合、詳細をフィードバックするのが本来の姿なの

でしょうが、あまりにも基本的な部分で不具合が見つかると萎えます。

Hi.

残念ながら、Linuxは素人が手を出すようなものではなさそうです。

CUI(コマンド)ベースでサーバや組み込み用途に使うのがベスト

な選択なのでしょう。

JL1KRA Nakaji - 2007年10月08日 00時08分

: 連休

連休は、ノートパソコンの液晶パネル交換、あとは海のほうに

遊びに行ってます。今日もうねりが相当入ってました。

明日は天気悪そうです。

EAD>DX order $85とありますが、これで日本まで届くのでしょうか?

届きますので14MHzのSSB10W機のお値段としては

お買い得だと思います。BTX20は回路図だけで組み立てる

ことができると思いますが、案の定回路図の間違いが

出てきているので、こつこつコイル巻きあたりから始めます。

EAD>筑波山京成ホテル

QRPクラブの年会を幹事でやったときのホテルです。

カレーくらい用意しておけばいいのにと思いますね。

JG1EAD 仙波 - 2007年10月07日 21時12分

: RE: あれ?

DFK> 仙波さんがなぜこんな時間に?

今日は朝早く家を出て、筑波山方面に行き、先ほど戻ってきました。

それで昨日はパスさせていただいた次第です。常磐道はそれほど

混んでいませんでしたが、筑波山入口からロープウェー乗り場の

つつじヶ丘駐車場までが大渋滞で2時間半。筑波山京成ホテル

のレストランのランチタイムも終わってしまい(というか、時間の問題

以前に「当店は生ものを扱うので予約制になっております」と言われ、

ではコーヒーやサンドイッチはと聞くと「それも生ものなので予約制

です」と計画経済の国の国営企業みたいな対応でした)、

ロープウェー乗り場横にある「レストラン」で遅い昼食を取ることに。

ロープウェーはあきらめました。

山の中腹では、道端に車を止めて全市全郡に参加する局を3局

見かけました。たしかに関東平野を一望できる絶好のロケーション

でした。

山本さん、3V動作の6mAMトランシーバ完成おめでとうございます。

私は以前100円ラジオをベースに6m送信機を作れという新年会

企画で発振1石、電力増幅1石、変調1石+トランスというものを

試しましたが、変調段のパワー不足で変調が浅く、1日限りの

オモチャに終わりました(私の場合自作品、メーカー品を問わず

結果的にすべてそうなっていますが)。

JI3BSB 山本 節也 - 2007年10月06日 22時32分

: 3V動作6mAMトランシーバー完成

FCZの掲示板にも書きましたが、2年がかりの懸案だった3V動作の6mAMトランシーバーがついに完成し、昨日、南大阪A3ロールコールにチェックインし、JA3XQO竹中さんとのQSOが成立しました。

回路は、近いうちにyahooのQRPのメーリングにアップしたいと思いますが、受信部はフロントエンドがTA7358、10.7MHzのラダー4段クリスタルフィルターの後、IFにLA1600をストレートで使用し、2SC945のアンプでクリスタルイヤホンを鳴らします。

送信部は、TA7358で10.7MHZの発振と40MHzのVXOからの混合と増幅をおこない、ドライブは2SC2055、ファイナルも2SC2055です。変調は2SC945のマイクアンプの後、日本無線のレールトツーレールのオペンアンプで(型番は出先でこれを書いているため思い出せません。すいません)増幅し、出力をそのままファイナルのコレクターにつなぎます。電源電圧の半分である1.5Vを中心にして0Vから3Vまで低周波をスイングし、100%の変調をかけようとするものです。なお出力は100mWです。

さきほどの竹中さんにレポートしてもらったところ、深い変調で変調音もきれいだとのことでした。

悪戦苦闘の連続で、途中仕事が忙しくほとんどさわってない時期もありましたが、仕事の異動の関係で、余裕ができたのを幸いに再開し、完成にこぎつげました。

一番苦労したのは変調部で、様々な変調を試しましたが、最終的には、ファイナルにオペアンプの出力を直接つなぐトランスレスの変調に落ち着きました。こんなにAM変調をかけるのが難しいとは思いませんでした。

このRigでたくさんの局とQSOしたいですが、なにせ6mは局が少ないですからはたしてどうでしょうか。

JG6DFK/1 児玉 智史 - 2007年10月06日 20時14分

: あれ?

こんばんは。

今日は第1土曜日で、懇親会の日ではなかったかと思いますが、

仙波さんがなぜこんな時間に? Hi. MLを見なくなって久しいのですが、

今月は中止になったとか!?

ここ最近、出稼ぎが休みの日は何もせず、のらりくらりと生活して

いますが、そろそろ「DFX-702」の手直しをしてTSSの保証認定を受け

ないと、今度のNYP参戦へ間に合わなくなりますね。Hi.

溜め込んだ真空管の料理法をそろそろ考えようか、という話もあります

が、あれこれ考えると発散して、結局何も手が着かなくなります。Hi Hi.

JG1EAD 仙波 - 2007年10月06日 17時37分

: RE: BTX-20A

Nakajiさん、三連休初日、BitX-20Aの組み立ては

捗っているでしょうか。マニュアルの進捗待ちで足踏みと

いうこともありそうですね。

DX order $85とありますが、これで日本まで届くのでしょうか?

JL1KRA Nakaji - 2007年09月30日 21時44分

: BTX-20A

到着しました。

思ったより小さい基板でコンパクトなリグが出来そうです。

GNDパターンが段間で切り離してあったり苦労のあとがしのばれます。

Instructionがまだ出来てないので、blogのステップバイステップで

作ることになるかもしれません・・・

JL1KRA Nakaji - 2007年09月25日 20時28分

: : re: ARRL LPC

TPR>ARRLに頼んでしまいました。7Mで50Khzもの帯域はいらない気がし

Cubですが熊野さんなら2-3時間で組み立て終わってしまうと思います。

SMDとのハイブリッド構成で小型化されていてとてもFBな機種です。

QRP-ARCIでゴソゴソやった結果リリースされた経緯があったと思います。

当時の記事が残っているか今度QRP_QurtalyのBNを探しておきますね。

QRH問題が一時あったキットですので、そのあたり部品の問題

ARRL頒布では解決されていると思いますが、一応要チェックです。

もうひとつ、

AGC無しのSSB機ですが3.5MHzや7MHzでは時々厳しいです。

スピーカーをつけて放置し強い局が出てきたりすると

同居人から無線の音が大きいと注意されます。

CW機に比べてAF帯域が広いので音圧インパクトも大きいようです。

MMR40ではヘッドフォンを使うのはキケンなのでSPKRを使え

ということになっています。

BTX20Aの20mハイバンドでは充分に実用になると思います。

届いたら報告します。

JF1TPR 熊野谿 - 2007年09月25日 07時28分

: re: ARRL Low Power Communication

こんにちは、みなさん。

昨日、学園祭の準備につきあうために職場に出ていて、フラフラと

ARRLに頼んでしまいました。7Mで50Khzもの帯域はいらない気がし

ますが、キャンプの共に、CWもよいかなぁと。ミズホの小さな電鍵

を入手したので、使ってみたかったということもあります。

・・・でも、製作中のものはたくさんあって、また増やしてどうす

るんだ・・・ということもあるのですが。

ともあれ、FBな情報をありがとうございました。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年09月24日 21時22分

: QRPパワー計、タイマー割り込みでも動作しました。

皆さん、今晩は。

今日は冬支度で、ストーブ用の薪の準備で、またまた筋肉痛です。

さて、パワー計・カウンターですが、タイマー割り込み方式がうまくゆかなかったのが

しゃくで、夕方からバグ取りでした。 無事、動作しました。

ステップ数で時間を作る方式より、ずっとソフトは読みやすいです。

作って見たい方が居られるようでしたら、回路・ソース公開します。

JH1JYY 原 - 2007年09月24日 16時45分

: Re:BTX20A

段階の調整が無く、ファイナル部以外はオール2SC1815みたいな感じで面白そうですね。

しかし、回路図を見てたらAGCが有りません..。

作られた方のレポートを楽しみにしています。

JG1EAD 仙波 - 2007年09月24日 16時44分

: RE: BitX20A

BitX20Aの回路図を見てきました。送受信でかなり回路を共用化して

いるのですね。受信RF/IF部はAGCなし?

JL1KRA Nakaji - 2007年09月24日 13時41分

ホームページアドレス:http://www.qrpkits.com/bitx20a.html

: BTX20A

BTX20はインドのAshhar Farhanによる非ICディスクリート系の設計による

14MHz SSBトランシーバです。これまでネット上でいろいろなバージョンが

出てきていました。

ugly方式で組み立てる、Farから基板を買う、ネット公開版の基板を作るなど

各種の方法がありますがqrpkits.comがBTX20Aとしてキット化しました。

いわゆるNorCal qualityで、オリジナル版を作っていた方からは

賛否両論もありHi。

最初は10月といわれていましたが、今日からshippingが始まったようです。

最初のロットはまだ若干残っているようですので買う人はお早めに。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年09月23日 22時04分

: QRPパワーメーター、基板がまた小さくなりました

皆さん、今晩は、

先日来報告しているQRPパワーメーター・周波数カウンター付きですが、

ひとまず完成です。

2号機ではゲートタイムをハードで作っていたのですが、3号機ではソフトで

作りました。 その結果、また基板を小さくできました。

最初はtimer0でゲートタイムを作り、timer1でカウントというのを

やったのですが、(加藤さんの方式と同じですね)どういう訳か、

割り込みがうまく行かず、ステップ数でゲートタイムを作りました。

Cのステートメントがコンパイル後、何ステップになるのかの調査が大変、

また、条件がtrueのときとfalseのときで、ステップ数を合わせるのが面倒で、

けっこう汗をかきました。 挙句は、私が使っているヴァージョンのバグではまり、

その回避でまた一苦労でした。 CCSのCコンパイラは安価ですが、バグが多いのが

難点です。 で、プログラムサイズは大きくなってしまいましたが、動作はとても

ストレートなものになりました。(pic16F873では納まらず、pi16F876になりました)

よかったら、覗いて見て下さい。 つっこみ歓迎です。

http://photos.yahoo.co.jp/ph/suzukimasaya/lst?.dir=/ec5e&.src=ph&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/&.view=t

JS1BWQ 後藤 - 2007年09月23日 08時16分

: RE: 逓倍回路

NGC 鈴木さん 後藤です。こんにちは。

なるほどFETとTrでは違うようですね。今はTrのVXO発振回路

とTrの増幅回路を5Vで動作させて出力を観察し、同時に

7358の8pin入力信号テスト用としてSGの役目をさせよう

と考えています。Trの結果がよければ現行のFETを置き換え

ます。将来的には単三電池3本での運用を考えています(出来れば2本)

そのために、サトー電気で買ったTA7331というパワーアンプ

は3V仕様となっています。

JL1KRA Nakajima - 2007年09月22日 23時37分

ホームページアドレス:http://www.arrl.org/catalog/?item=1042K#top

: ARRL Low Power Communication

ARRLのLow Power Communicationの新版には

なんとMFJのQRP Cubが付いてくるようです。

Cub(MFJ9340K)自体の定価が99ドルですので本がついて

99ドルはお買い得です。Cubの15m版が選べれば

私もほしかった…

書店で買える無線機キットですから

アマチュア無線版”大人の科学”といったところでしょうか。

今のところ国内Amazonでは出てきません。

JA2EQP 鈴木昌也 - 2007年09月22日 21時50分

: RE:ADR431ARZによるBasic Voltage Reference

仙波さん、皆さん今晩は。

今日は、駐車場のコンクリートの塗装のやり直しでした。少々ゴリラ歩きです。

さて、私も夕方から組んで、DMMを2台較正してみました。

古ーいDMMを、これで2.5Vに合わせてから、LM336-2.5の出力を計ってみましたら、2.49Vとなりました。 スペックの上限ですか。

いずれにしてもDMMというのは購入後30年、20年たったものでも、

実用上十分な精度を保っているんだなと、ある意味感心しました。

JG1EAD 仙波 - 2007年09月22日 15時37分

: ADR431ARZによるBasic Voltage Reference

EQP鈴木さんからQSYいただいた石を使って標記物件を

作って見ましたが、入出力にコンデンサ3本をつけるだけの

回路なので、ピッチ変換基板への実装から始めて、30分も

かからずにできてしまいました。

これを使って手持ちのTR6840/6844で出力電圧を見て

見ましたが、いずれも4.5桁のDMMで1.9999までの表示

のため、2.5Vのときの表示は2.500Vまで。まあ確かにmVの桁

まで正確に出ているようで、特に調整の必要はなさそうです。

鈴木さん、VY TKSでした。

JN1NGC 鈴木 - 2007年09月22日 12時27分

ホームページアドレス:http://www13.plala.or.jp/jn1ngc/index.html

: 逓倍回路

BWQ 後藤さん、こんにちは。

VXO発振回路に続く逓倍回路には2逓倍ならFET、3逓倍ならTrがFBですよ。

どちらにしても発振回路の出力が大きい方が良いので、まずはVXO回路の出力が

一番大きくなるように各CRをカット&トライして下さい。

B-E間・E-GND間のコンデンサをそれぞれ取り換えていくと、面白いように

出力レベルや発振波形が変化していきます。

お試し下さいませ。

JS1BWQ 後藤 - 2007年09月22日 11時43分

: RE: アースについて

山本さん 後藤です。

解説ありがとうございました。永井さん的にはアースにすぐに落として

ますね。安定を考えるとそのほうがいいかもしれませんね。一点アース

のための線が細いと高周波的には不利と思いますし。

私も7358の低電圧での動作を期待して、同様に単三3本または2本にて

動作するものを考えていましたが、241が低電圧に向いていないことを

こちらで教わり、ただいま際構想中です。

JI3BSB 山本 節也 - 2007年09月19日 17時54分

: 実装方法

後藤さん初めまして。

ラグ板による実装方法のポイントは、仙波さんも紹介しましたが、永井さんのHPに書いてあります。

http://homepage3.nifty.com/jg3adq/lug.htm

ただ、以前ある方にも申し上げたことがあるのですが、ラグ板による実装方法はある程度の技術が必要だと思います。永井さんも、試行錯誤を経て今の実装方法に行き着いています。

比較的再現性が高いと思われる実装方法は、以前モービルハムという雑誌にJE1UCIの富川さんが紹介した実装方法です。生のプリント基板の銅箔面の上にFCZ基板をはり付けるやり方です。私は、ICを使用する時は、IC用の万能基板をひっくり返して、パターン面を表にして実装しています。

これだと、アース面がひろく取れるので動作が安定します。

TA7358はおもしろいICです。低電圧で動くというのが魅力で、私はこのICを2つ使用して、単3電池3本で動く6mDSBトランシーバーを、また単3電池2本で動く6mAMトランシーバーを製作しています。

JS1BWQ 後藤 - 2007年09月19日 06時20分

: アースについて

皆さんこんにちは

その後ノートをつけながらデータを取ったりして今回のことを記録

しています。ノートをつける習慣はなかったのですが、記憶に頼る

ことが難しくなってきたのでつけることにしました。実際に書いて

みると、やったことの整理にもなりますし良い感じです。

さて、今ラグ板で組んでいるのですが、アースに関してはべたべたと

シャーシに落とすやり方と、モジュール単位で閉じて、一点アース

にする方法があると思いますが、皆さんは仮にラグ版で組んだとす

るとどちらの方法でやられていますか?

JS1BWQ 後藤 - 2007年09月17日 21時39分

: RE: VXOの出力周波数について

仙波さん 後藤です。

早速のお返事ありがとうございます。

241については、なるほど参考になりました。ヒントをありが

とうございます。

まずは成功体験と思い7358を使用したのですが、特性が良く

わからない分、つまずきがありました。移動用にと思い、

低電圧、低電流の仕様を考えていたのですが、構想段階に

無理があったようです。単三乾電池を利用するならFETでは

なく1815などで組むべきでしょうね。

無線機を自作しようと考えたのは今回が初めてでした。

本来自分で解決してゆくべきでしょうが、ヒントを頂けると

本当に助かりますし、それをもとにまたがんばろうと気力

も沸きます。来週の休みに再チャレンジします。

こちらの掲示板では活発に書き込みがあるようでこれからも

活用させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

JG1EAD 仙波 - 2007年09月17日 21時01分

: RE: VXOの出力周波数について

後藤さん、皆さん、こんばんは。

元の記事を見ていないので何とも言えませんが、2SK241を

5Vで使うとさっぱりゲインが取れなかったような気がします。

VXO-3逓倍回路は、無理して1石でやろうとせず、VXO段を

2SC1815などのバイポーラTrを安定化した5V電源で発振させ、

逓倍段はfTの高い2SC1906などを9~12Vくらいで使ってやると

十分なレベルの出力が得られます。

JG3ADQ永井さんのページに、TA7358APの使い方など

いろいろ有益な情報があるようです(私は使ったことがない

のでよく分かりませんSRI)。

JS1BWQ 後藤 - 2007年09月17日 18時04分

: RE: VXOの出力周波数について

ひろせさん こんにちは

確かにサチる可能性もありますね。今回

オシロで見ていたのですが、きれいな正弦波

で33MHzが出ているのです。これだけきれいな

2倍波がしかも高い出力で出ていると結構やる気

を削がれますね。

今は、VXOにしてバリコンなど接続するとどうしても

出力が下がってしまって、AF混合後に2SK241GRを一段

増幅すると20mWが得られることになっているのですが、

0.2mWが精一杯なのでこれもまた悩んでいるところです。

混合はおなじみのTA7358Pです。8pinへの入力はデータ

シートにあるように7pinの出力が0.165V程度になる位

に高める必要があるのでしょうか。7pin出力を見ても

20mV程度しか出ていません。正しく混合されていない

気がします。DBMの場合混合するどちらかの信号がダイ

オードの順方向を超える高い電位が必要だと思いました。

AFは100mV程度しか入力してませんので、VXOのほうが

高い必要があると思っていますが。ちなみに7358は8pin

内部にバッファを持っているそうなので、それほど高く

なくともと思います。どなたか8pinに入れる適正な入力

電圧の指標をご存知でしたらと思います。

JL1KRA Nakaji - 2007年09月17日 17時28分

: RE: TSS保証認定

WZQ>終段素子のデータを提出しなさいと指導された、という話を聞いたことがあります。雑誌の製作記事のコピーだったと記憶しています。

WZQ河野さんこんにちは。

パワーアップ版のNoCal38SPLを保障認定しようとしたところ

IRF510のデータシートを要求されました。

RF用としてはイレギュラーな使い方ですが

さりとて、QRP-Plusなどこれまでもこの石を

使ったリグは多数合ったはずなのでなぜ

今更?と感じたので、その時何か新しい審査基準がTSS内部で

出来たのかもしれませんね。

ちなみにNC38SPLオリジナル版のファイナルは74HC240ですが、

このICのデータシートを求められた方もいたのでしょうかHi。

周波数についてもJARDはオフバンド対策Jマークなどで

市販機を厳しく規制しているようですので、自作機に対しても

整合性がある対処をすることになったようにも推測します。

周波数は144MHzのハンディ機などが米国と周波数がずれて

しまうのでとても困るのですが・・・、結局CB同様、逆輸入無線機とか

望まないマーケットが形成されているようです。

ひろせ - 2007年09月17日 16時54分

: Re: VXOの出力周波数について

...と、しょうもないこと書いていたら、

仙波さんの指摘が正鵠を得ていたことが確認されたようで。

やはり、経験に裏付けられたアドバイスはすごいですね。

ひろせ - 2007年09月17日 16時46分

: Re: VXOの出力周波数について

こんにちは、

>基本波*2の33MHz付近が出力

ということは、基本波で発振していて、なおかつサチっているので2倍に逓倍されているということかしらん。

>今はコイルの出力に何も接続せずに測っています

なにがしかの負荷抵抗をつけたら変わるでしょうか。

>ソースは1kオームと30pF

ソースの電圧はどの程度でしょうか。電源電圧が5Vと低いのでドレイン側の振幅がちょっと大きいとソース電位にぶつかってサチってしまいますから。