カロス軍所属の准将。遊撃部隊『アルミュール小隊』の指揮官。

大柄な体躯と冷たい雰囲気故に新人からは怯えられがちだが、中身は穏やかでマイペース、コミュニケーションはあまり得意ではないが部下思いな性格。

見た目は若く見えるが実際はものすごく歴の長い（もうすぐ3桁になる）ベテラン軍人。本来は生涯現役パイロットでいたかったが、あまりに歴が長すぎて上層部から詰められに詰められたので渋々将官に就いた。

正体は世界に滅びと停滞をもたらす【破壊の神】。

あらゆる生命を奪い取る権能を持ち、地上の生態系が繁栄しすぎるのを止める抑止力として創られた…が、創造神のうっかりミスで他の神々と違い浮遊能力を有さずに生まれてしまった。

昔は抑止力としての役割に徹し人間と関わらず過ごしていたが、ある時見せられた飛行機に心を奪われて以降、空を飛ぶ技術に強い興味を抱くようになった。

わざわざ人間に紛れて軍人になったのも単に戦闘機に乗りたかったから。管理職になった今でも何かと理由をつけて乗ろうとしている。

14年前、孤児院から家出して行き倒れかけていたマカと出会い、義理の息子として引き取った。悪神である自分に父として、軍人として純粋な憧れを向けてくれる息子を照れ臭く思いつつも可愛がっている。