バッテリーの内部抵抗はXTAR VP2で判断できます

投稿日: May 25, 2015 10:55:46 AM

もうずいぶん使っていなかったEagleTac 16340Li-ion充電池を引っ張り出してきてSolarStorm SC03 XM-L2 CoolWhite (CR123A)に使おうとしたらまともに点灯しないので何回か放電と充電を繰り返します。

SolarStorm SC03 XM-L2 CoolWhite (CR123A)

こういう時にXTAR VP2はバッテリーの電圧が表示されるのでバッテリーのコンディションをチェックするのに役立ちます。

下の写真は充電完了後少し時間を置いてから撮ったものです。

左のEagleTac 16340Li-ion充電池は4.11Vで、右のEfest IMR16340Li-ion充電池は4.18Vの表示です。

VP2を使っている方ならお分かりだと思いますが、

充電完了時はきちんと4.20Vで充電を完了します、

そしてその後充電の負荷がなくなると電圧表示はバッテリーの開放電圧の表示に変わります、

つまり上の写真は充電完了から少し経った時のバッテリーの開放電圧となります。

となると「充電完了時は4.20Vだったのに、少し経った後の開放電圧はなんで下がるの?」という疑問が出ると思いますが、

これこそがそのバッテリーの内部抵抗の違いなんです。

充電時に同じ電圧同じ電流を掛けても、内部抵抗が高いとバッテリー内部ではその抵抗分電圧が低くなっています、

内部抵抗が小さいとバッテリー内部の電圧の低下も小さくなっています。

つまり上の写真の充電完了後の両者の電圧の違いはそのまま内部抵抗の違いということです。

コバルト系は元々内部抵抗が高めですし、その上長期間放置していたのでこれだけ内部抵抗ががっていてもしょうがないですね。

ちなみに、Hyperion EOS0270iで容量を計測すると372mAhでした(公称750mAh)、容量もかなり目減りしてます(´・ω・`)

長期間使わないというのはバッテリーにとってよくないですねぇ。