DQG SPY 10180 Titanium Alloy with Trit

投稿日: Feb 20, 2014 5:17:52 PM

DQG SPY 10180 Titanium Alloy with Trit「A+」

Titan合金のEDCライト

通常販売価格:5,980円(税込)

夜光トリチウム管を搭載したチタン合金製の超コンパクトEDCライトが登場しました。

全長27mm、最大径12.5mm、重さ6gと超コンパクトながらLEDにはXP-G2を搭載、

写真ではLEDが「むき出しのように見えますが、きちんとガラスレンズが入っています。

ハイパワーLEDを駆動するためにはもちろんバッテリーも高性能なものが必要で、今回特別に用意した10180という超コンパクトなLi-ion充電池を使用します、

バッテリーが特別なので専用の10180Li-ion充電池と充電する時用のスペーサーが付属します。

※写真のスペーサーはロットにより違うものが付きます。

テールには夜光トリチウム管を搭載

真っ暗闇では外部からの電気や蓄光無しで光ります

ところで、トリチウムは放射性物質の一つですが、

この製品に使われているのは一部の腕時計やコンパスなどにも使用されている低出力のもので1Gbq未満で放射線障害防止法の対象外となります。

ちなみに夜光トリチウム管の特徴ですが、

    • ガスとして封入

    • 管が割れてもガスがすぐに大気に混ざって合っという間に検出限界以下に

    • 割れなくても家庭用空間線量計では検出不可能な極低レベル

    • 体内に入っても蓄積されず排出される

    • 放射線はサランラップも通らないほど微弱、もちろん皮膚も通らない

等など安心してお使いいただけます。

次にバッテリーの充電

10180Li-ion充電池は小容量のため本来であればかなり充電電流の小さな充電器が必要ですが残念ながら汎用品では見当たりません、

そこで当店おすすめの充電器がこちら

XTAR XP1 Ni-MH/Li-ion充電器(14500/16340/RCR123A)「SA」

XTAR MC0 Li-ion充電器「SA」

XTAR VP1 Li-ion充電器 フルセット「SA」

いずれも0.25A充電モードを搭載したモデルですが、

重要なのはそれだけではありません、

XTARの充電器はバッテリーにやさしいソフトスタート機能を搭載、微小電流で充電を開始し徐々に電流を増やしていきます。

その際ある程度容量のあるバッテリーであれば0.25Aの定電流充電に移行しますが、

10180Li-ion充電池の場合容量が小さいので定電流充電状態はすぐに終了し定電圧充電に移行します、定電圧充電になると電流を絞るのでまた小電流での充電となります。

結果的に0.25Aでの充電時間は極最短で済むためバッテリーの劣化は最小限で済ますことが出来ます、

ランタイム

※2014/2/21追記

ランタイムを計測しました、

明るさが点灯開始の半分になるのが17~18分でメーカー公称通りです。

過放電するとまずいのでグラフが最後の10%になった時点で計測を終了しバッテリーの電圧を計ると2.9V

もうちょっと余裕がありましたね。

Loモードのランタイムグラフを追加しました

※2014/2/23追記

点灯開始から50%の明るさになったのが3時間半

メーカー公称よりちょっと短かったですね、

でもこの小さなバッテリーでこの明るさで3時間半はちょっと

CoolWhite?NeutralWhite?

※2014/2/23追記

今回販売のロットはメーカーよりCoolWhiteということで入荷しましたが、

NeutralWhiteの可能性があります、

この製品はリフレクタが色付きで、なおかつ集光度が低いので若干暖色系でもそういうこともあると判断していましたが、

あらためてメーカーよりCoolWhiteとNeutralWhiteの二種類を取り寄せて比較を予定しています。

メーカーより間違ってNeutralWhiteを送ったと連絡がきました。

既にお買い上げの方にはCoolWhiteモデルが入荷次第交換いたします。

Oリングのメンテナンス等

この機種はボディの工作精度との兼ね合いもあってOリングを伸ばして使用します、 そのため一般的な他のライトと違いOリングが切れやすいので使用の際にはちょっと気をかけてやってください。

このライトはヘッドとボディの隙間がかなりタイトに作られており、最初からその細さに合わせたOリングを使用するとボディの工作精度との兼ね合いでOリングが有効に機能しないことから伸ばして使用するようにしているとのことでした。

Oリングはそのまま伸ばすとすぐに切れますのであらかじめシリコンオイル等で十分油分を補給し、延ばす際もゴムに油分が染みこむようにゆっくり伸ばしながらオイルが染みこんでいくのを確認しながら伸ばします、 油分が不足しているとゴムが白っぽくなるのが見て分かるのでその際はそのまま伸ばさず油分を補給し再度伸ばすと言った工程を繰り返します。

ある程度延びましたら本体に取り付けます、 取り付けの際にボディのエッジに触れると切れることがありますのでご注意ください、 ボディにOリングを取り付けた後にヘッドを取り付けますが、 ヘッドを締め込んでいく際にOリングがはみ出てヘッドの縁で傷つく場合がありますので 一回でヘッドを締め込まずに少しずつ締めては戻しを繰り返しヘッドを締めていってください、 Oリングがはみ出た方向にボディとヘッドの遊びを多く作るように力の方向を変えるのも有効です。

私も試してみましたが、ある程度馴染んでくるとあまり気を使わずに普通にヘッドの開け閉めが出来るようになるようです。

社外品のOリングのサイズ

中華ライトでは昔からOリングのサイズが適当でない場合が多いので色々Oリングを仕入れて揃えています、

今回のDQGの様に最初から伸ばして使用することを前提としたライトも有り、その場合Oリングが切れやすかったりもします、

今回ユーザーの方からお買い上げいただいたOリングのお話をメールで頂きましたが

    • 10.0×0.6がぴったりで、10.5×0.55は緩すぎ、もしかすると10.3×0.8ならもっといいかな?

とのことでした、中華ライトの場合製造の際の誤差が大きいのでもしOリングを買われる場合は前後のサイズも一緒に買われることをお勧めいたします。

DQG SPY 10180に付属のLi-ion充電池ですが、

一部バッテリーに表示のプラスマイナスの表示が逆になっている物があります、

正しくは下記の写真の通りで、筒の凹みがある方がプラスになります。

当店では入荷チェック時に気が付き、間違っているものは正しいプラスマイナスを示すシールを貼ってお送りしていましたが、当店のチェック漏れで表示が逆のままお送りしている事があることが分かりました、

大変お手数ですがこの表示が逆になっているものをお受け取りのお客様は、間違わないようにプラスマイナスの表示を修正してお使いいただけますようお願い致します、

また当店までお送りいただければ正しい表示の物と交換いたします、

なお、当店推奨の充電器をお使いの場合は逆入れ防止機能が働き充電が開始されないため危険性はありませんが、

それ以外の充電器をお使いの場合は十分ご注意ください。