0V activation from XTAR
投稿日: Dec 23, 2013 3:21:24 PM
最近のXTARの新型充電器に搭載されている機能で検証が終わっていないのが
「Three-stage charging and 0V batteryactivation」
充電が三段階でなおかつ0Vのバッテリーにも充電しちゃうぞってやつです
三段階の充電の仕組みはこちら
TC:小電流で充電スタート、いきなり大電流を流すとバッテリーにダメージを与えるおそれがあるので。
CC:一定の電流で充電、一定の電圧まではガンガン充電します
CV:一定の電圧で充電、ある程度充電が進むと電流を絞り4.2Vになっても電流を絞りながら充電を進め優しくフル充電にします。
さて、「0Vのバッテリーにも充電しちゃうぞ」ってやつなんですが、
コバルト系のLi-ion充電池で過放電(通常2.5V以下)したバッテリーには充電してはいけないのが常識で、
今までのXTARもきちんとバッテリーの電圧をチェックして過放電しているバッテリーには充電できない仕組みになっていましたが、
今回の機能は文面だけ見るとそれとは真逆の機能となります。
そこでメーカーに質問してみました、
0Vでも充電できちゃうんじゃ間違ってNi-MH充電池を入れても充電できて危険じゃね?
過放電したLi-ion充電池に充電しちゃ危険じゃね?
その返事は
ちゃんとバッテリーの特性をチェックして充電を始めるからNi-MH充電池を間違って入れても充電しないから大丈夫
バッテリーを逆に入れたとか無理して充電したら危険なバッテリーはチェックして充電しないようになってるから大丈夫
とのこと、
この充電開始時のバッテリーのチェックはTC段階で小電流を流して同時に行っているようですね、
う~ん(^_^;)
まぁ、マンガン系は過放電させても危険性は少ないですし、コバルト系は基本的にプロテクト回路が付いているので過放電はありえませんが、
ユーザーがあえてプロテクト回路のないコバルト系のLi-ion充電池を使っている場合もありますので、その場合はお気をつけ下さい、
これまでのXTARの充電制御には信頼をしていたので多分これも大丈夫だと思いますが、そのうちいろいろ試してみたいと思います。