EagleTac TX25C2

投稿日: Aug 07, 2014 4:36:1 PM

EagleTac TX25C2の記事がバラバラだったのでまとめました。

EagleTac TX25C2にステンレスのベゼルを取り付ける方法

EagleTac TX25C2はライトの先端が黒いアルミ製のベゼルですが、これをステンレス製のベゼルにする方法です、

ベゼルはT20C2と共通の以下のパーツを使用します

EagleTac Crenated Bezel ( for T20)999円(内税)

EagleTac TX25C2のkitモデルの場合はこのベゼルだけあればOKですが、kitじゃないbaseモデルの場合はさらに以下のパーツが必要です。

Aluminum head with thread for front mounted accessories/filters ( for TX25C2 Base)1,200円(内税)

詳しく説明しますと、

EagleTac TX25C2は同社のT20C2 MarkIIとフィルター類に互換性があります、

型式の頭文字が同じ物同士はこのへんの融通がきく場合が多いです、例えばMX25L2とM3C4も同じフィルターを使います、

さて、そこでTX25C2なんですが、この機種でフィルターを使う際はベゼルをネジ山付きのものに交換する必要があります、

kitモデルにはネジ山付きのベゼルが付属しています

ネジ山付きのベゼルをフィルターを使用しないような普段からつけているとちょっと間が抜けた感じがするので、フィルターを使わないときはネジ山無しのベゼルに付け替えてもいいのですが、ベゼルの脱着時にはレンズも外れてくるので屋外ではあまり脱着したくない、

それじゃあどうすればよいか?と考えたとき、

ここの部品はT20C2と互換性があるのを思い出してください

そうです、フィルターを使わない時はT20C2のベゼルをつけておけばいいんですね。

これでステンベゼル仕様のTX25C2が完成します、

ライトの先端はよくあちこちにぶつけることが多いので、そこが丈夫なステンレスだと安心です。

ところで、私はネジ山付きベゼルと読んでいましたが、メーカーではネジ山付きアルミヘッドって呼んでいるんですね。

BB値(光束)

BB値(光束)を計測しました、

使用したバッテリーはAW IMR18650 Li-ion充電池、1セルでの計測です。

    • TurboBoost:600

    • Turbo:400

    • High:216

    • Lo:5.6

ちなみにM3C4 XM-LのTurboのBB値が496です。

M3C4とTX25C2ではリフレクタの大きさが違って照射パターンが違うことから同一用途としての比較を光束だけから行うことはできませんが、

回路やLEDの進歩という点では大きく進んでいることがわかります。

そのリフレクタの違いによるM3C4とTX25C2の違いですが、

よ り大きなリフレクタのM3C4の方が光が飛ぶので、夜間の屋外には最適で、明かりのない郊外や山林などの見回りなどに適しているでしょう、ボディやヘッド の大きさ、そして放熱対策などを考えてもヘッドでの放熱に優れ、更にボディに熱が伝わりにくくなっているのでM3C4の方がTurboモードでの長時間の 連続点灯にも最適です。

TX25C2のメリットはそのコンパクトなボディでM3C4並の明るさを実現したところにあります、LEDの放熱に関してはM3C4の頃より更に進んで効率よくヘッドに逃しLEDの異常加熱を防ぎます、

通常はHighモードで使用しいざというときにはTurbo(TurboBoost)で使用する、そんな使い方がピッタリです。

操作性

TX25C2の商品ページに様々な機能の操作方法を掲載しましたが、かなりよく考えられています。

例えば普通にスイッチを押している分にはまず特殊なモードには切り替わりません、

スイッチを押してON、もう一回押すとOFF

ヘッドを締め切るとTurbo、緩めていくとHigh、Loと切り替わります。

と、ごくごく単純な非常にシンプルな操作性で、

特にON/OFFがプッシュスイッチで、明るさ切り替えがヘッドのツイストで行うと言うのはEagleTacの初代モデルからの伝統とも言えるもので、わかりやすく間違え様のないものです。

その上特殊な使い方にも色々対応していているので様々なシーンに応じて使える様になっています。

ランタイム

AW IMR18650Li-ion充電池、1600mAhでの計測結果、

最初の約200秒はTurboBoost、その後Turboモードに移行し連続点灯時の明るさはほぼ一定、最後はバッテリーが無くなると点滅し始めます。

EagleTac3400mAh 18650Li-ion充電池でのランタイムを追加しました

上のグラフトは横軸が違うのでご注意下さい、

こちらは横軸が2時間になっています。

両バッテリーの性格の差がグラフでも大きな差となって現れています、

AW 1600mAh 18650Li-ion充電池では定電流駆動が42分位でその後は急激に明るさを落としています

それに対しEagletac 3400mAh 18650Li-ion充電池では定電流駆動が50分位で、更にその後もゆっくりと照度を落としていきます、

TX25C2の回路は降圧回路なのでバッテリーの電圧がLEDのVfを下回ると定電流駆動できなくなります、つまりバッテリーの電圧がLEDのVfを下回ったわけですね、

その点で言えば両バッテリーの差は極僅かでですが、

EagleTac3400mAh 18650Li-ion充電池の方はそこから粘ります、バッテリーの容量がなくなるまでトータルで約1時間45分点灯しました、

元々EagleTac 3400mAh 18650Li-ion充電池に使われているパナセルは定格電圧が若干低く電圧の低い範囲でたっぷり容量があるのでこんなかんじになります。

仕様の詳細

  • 明るさ

      • LEDルーメン

        • TurboBoost※11180/Turbo910/High557/Lo8

      • ANSIルーメン※2

        • TurboBoost※1965/Turbo746/High459/Lo7

      • ※1、TurboBoostテクノロジー:Turboモードの最初200秒間、LEDに25%のMOREPOWERを与えます。

      • ※2、ANSI FL-1 lumen:実際に懐中電灯から放出される明るさです、それはリフレクター/レンズ/ベゼルによる損失分が差し引かれます、EagleTac ANSI FL-1ルーメンは懐中電灯の電源を入れた後1分後にキャリブレーションされた積分球を使用して測定されています。

  • ランタイム

      • TX25C2を最低輝度レベルで90時間動作します。現在の規制対象回路設計はLEDフリックせずに、すべての出力レベルに対するそのランタイム全体を通 じて一定の出力を可能にします。

      • 最高の明るさの出力では、2xCR123Aで1時間、EAGTAC 3400mAhバッテリーで1.6時間、延長チューブを使用するとランタイムは倍増します。

      • EagleTacはLEDがオフになっているランタイムにも気を使いました。待機時消費電力はμAレベル、年単位での待機を可能としたそれはあなたのテレビのリモコンと同じようなものです。

  • クリッキーON/OFFサイドスイッチ&ツイスティヘッド

      • 簡単なON/OFF操作

        • サイドスイッチをクリックするとON、再度クリックするとOFF

      • モーメンタリーON/OFF

        • サイドスイッチを押しっぱなしにするとスイッチを推している間だけON、スイッチを離すとOFFのモーメンタリスイッチとして使用可能

      • インスタント100%出力

        • どのモードでもスイッチを押しっぱなしにするとその間100%出力に切り替わります

      • インスタントストロボ

        • どのモードでも2回続けてクリックしそのまま押しっぱなしにすると押している間はストロボモードになります

  • 隠し補助モードへの切り替え

      • ヘッドを締めきった(1st level)状態で点灯し、いったん3rd levelまで緩め、すぐに1st levelまで締めます

      • 隠しモード:ターボ→ストロボ1→ストロボ2→点滅→SOS(Fast)→SOS→ビーコン→点滅(Low)→最初に戻る

  • タクティカルモードと標準モードの切替

      • ヘッドを締めきった(1st level)状態で点灯し、2nd levelに緩めすぐに1st levelまで締めるを5秒間の間に5回以上繰り返します。

      • 標準モード:1st level - Turbo、2nd lebel - High、3rd level - Lo

      • タクティカルモード:1st level - Turbo、2nd lebel - Mid、3rd level - ストロボ

付属品

    • Titanium coated Stainless steel pocket clip(装着済み)

    • Spare o-rings

    • User Manual

    • Mil-Spec Para-cord Lanyard w/ quick attachment clip

    • Stainless steel split ring

    • CR123A Battery magazine

    • Heavy Duty Nylon Holster w/ self-retention device and flip

kitモデルの追加パーツ

    • Extra bezel head with front-mount thread for filter attachment

    • ET28 diffuser filter, ET28 yellow filter, ET28 red filter, ET28 green filter, ET28 blue filter.

    • 3 cells extension body tube for three CR123A/RCR123A

    • 4 cells extension body tube for four CR123A or two 18650 li-ion

節電機能の切り替え