Sportac P60互換ドロップインモジュール

投稿日: Jan 08, 2014 4:54:11 PM

EagleTacからNewブランド登場!

Sportac P60互換ドロップインモジュール

互換性について

EagleTacからSUREFIREのP60互換のLEDドロップインモジュールが出ました、

あくまで互換品なので純正品とはフィッティングが違います、

※プラスティックボディでは端子の接触不良が発生したり、熱が逃げずにモジュールを破壊する恐れがあります。

※ショックプルーフベゼル(M2等のshock absorbinghead)にはそのままでは使用できない場合があります

※スプリング無しでベゼルでボディに押さえこんで固定するため、ベゼルとボディに僅かな隙間ができます、

※ボディとベゼルの組み合わせによっては押さえきれずにがたつきが発生しスペーサーが必要になる場合があります。

例えば、

P60バルブはスプリングでボディと接触しますが、

これは真鍮製のボディが直接ボディに接触します、

なのでヘッド(ベゼル)を締めていくとわずかに隙間ができます、

一例では私の私用のSUREFIRE 6Pに使うと目視では隙間がほとんど無いように見えますが、ハガキ二枚分の隙間が出来ました。(Triple LEDモデルの場合)

寸法はかなり追い込んでいるようで、とても僅かな隙間なんですが、逆に言えば個体差やヘッド(ベゼル)とボディとの組み合わせによっては逆に隙間ができず内部でモジュールがガタつかないとも限りません、

その場合は別売りの銅製スペーサーなどで調整してください。

CREE XM-L2モデルとTriple LEDモデルとの違い

※2014/2/2追記

XM-L2搭載モデルとTriple LEDモデルでは写真で見おてお分かりのように構造が違います。

XM-L2モデルは本体とリフレクタの2ピース構造になっていて、組み立て誤差の関係で若干全長が長くなります。

そのため上記SUREFIRE 6Pに取り付けた場合、Triple LEDモデルを取り付けた場合よりもヘッド(ベゼル)とボディの間の隙間が若干広がります

件のはがきの枚数で言えば私の手持ちの6Pでは5枚分の隙間でしたた。

なお、2ピース構造故に組み立て誤差によりその隙間も広くなったり狭くなったりする個体差が発生します。

なお、これらは全て私の手持ちの6Pでの結果ですので、皆さんがお持ちのホストボディでの隙間が狭いか広いかは全く保証できませんので予めご了承ください。

Spacer ring to fit 18650 P60 flashlight body

今回当店で販売のモデルはSUREFIREとの互換性が高いモデルですが、他にも18650ボディ用のモデルも有ります、

違いはモジュールのテールが寸胴なのか、またはすぼんでいるかの違いで、

寸胴なのが18650モデル、すぼんでいるのがSFモデルです、

SFモデルの場合18650対応ボディに取り付けると、テールがボディに接触しない場合があるのでスペーサーが必要です、

本来このスペーサーは別売りなんですが、

当店ではセットにして販売いたします。

18650用のボディに取り付ける際にはモジュールのテールにはめてお使いください。

ランタイム

Sportac P60 Dropin for SF host Triple Nichia219 NW

AW IMR16340Li-ion充電池x2

Li-ion充電池2セルだとかなりの大電流が流れるのであっという間にバッテリーが無くなります、

14分過ぎで定電流駆動ができなくなりその後は徐々に明るさが落ちていきます、20分過ぎにバッテリーを取り出して電圧を測ると2.5Vなので過放電直前でしたね。バッテリーもかなり熱くなっていてとても過酷な状態のようです。

15分でフル放電ということは、4C放電ですからコバルト系では危険です、必ずマンガン系(IMR****)をお使いください。

試しにAWのプロテクト付き16340を使うと点灯してまもなく過電流プロテクトが働き消灯しました。

ちなみにランタイム計測中はかなりの高温になるのでミニ扇風機で冷やしながら行っています、風がないとどこかが壊れるかも。

EagleTac 17650Li-ion充電池x1

点灯直後から明るさが半分になるまで約52~53分、

明るさも徐々に落ちていくので使いやすいですね。

昇圧回路を搭載していないので最後はかなり暗くなっていますが過放電プロテクトはまだ働きません、生セルでもバッテリーの過放電の心配はまずいりません、

EagleTac CR123Ax2

CR123Aリチウム電池を使うとちょうど16340x2と17650x1のイイトコどりのようなグラフになりました。

XTAR 2900mAh Hybrid18650Li-ion充電池

上のランタイムの計測はSUREFIRE 6Pを使用していますが、

18650を使用するのでSolarforceのL2mを使用しました。

今回はあえてライトを冷却せずにランタイムを計測してみました、

すると点灯直後から照度が上がっていきまもなく下がり始めると一度ストンと明るさが落ちています、

このグラフではわかりにくので該当部分だけ拡大してみます。

実は熱の影響で照度に変化があるのではないか?ということから今回の冷却無しのテストとなったわけですが、

そこであらためてミニ扇風機で風を送ってランタイムを計測すると照度落ちがなく自然なグラフになりました、

(現在も計測中なのでグラフは後ほどアップします)

ライト(ホストボディ)や放熱対策により放熱度合いも違うと思うので明るさの落ち方は千差万別になると思いますが、

明るさが見に見えてストンと落ちた場合は放熱がうまくいっていない事が考えられますので放熱対策にご注意ください、

ところで、アルミと銅の熱伝導率や比熱について以前ちょっと検索してみたことがあるのですが、

銅の熱伝導率はアルミの1.68倍

アルミの比熱は銅の2.3倍

と言うわけで

アルミは銅に比べ熱伝導率が小さく、更により多くの熱を蓄えることができるので放熱対策にはできるだけ銅製品を使った方がいいかもしれません、

アルミではボディ外部への放熱をうまくやらないと逆にそこに熱がこもってしまうかも。

Solarforce P1で使ってみた。

※2014/1/23追記

メーカーでは樹脂ボディには使わないでくださいと言っていますが、

SUREFIREの樹脂ボディはわかりませんが、Solarforce P1はアルミスリーブを芯に通しておいて更に樹脂ボディを放熱用に型抜してあるので放熱面では大丈夫だろうと思われます、

そこでランタイムを計測

もちろんミニ扇風機で風を送っての空冷状態ですが、店頭開始直後はフルアルミボディとくらべて若干の照度上昇があり、熱がこもり気味なのがわかりますが

その後は綺麗に照度が落ちていきました、

ボディの放熱さえうまくやればSolarforce P1でも問題なく使えそうです。

ちなみにSolarfoece L2mでランタイム計測はこちら

上のグラフとは横軸が違うのでご注意ください。

ところで、

上の空冷なしのグラフやP1でのグラフとL2mで空冷したグラフを見比べて思ったのですが、

ボディの放熱がうまくいかないと内部に熱がこもってバッテリーが活性化しちゃって内部抵抗が小さくなって大電流を流しちゃうみたいですね、

内部抵抗が小さくて大電流を流せるから前半は明るさの落ち方が少なく、

その代わりバッテリーがすぐになくなって後半はあっという間に照度が落ちていきます。

EagleTac 16340Li-ion充電池でのランタイム

※2014/2/1追記

EagleTacのプロテクト付き16340(RCR123A)Li-ion充電池が入荷したのでランタイムを計測しました。

2本使用しています。

約19分間一定の照度を保ちその後点滅し始めます、

IMR16340では14分だったのでちょっと容量が多いことがわかります、

点滅は低電圧警告かな?

次にTriple XP-G2モデルも計測

約22分間一定の照度を保ちその後点滅し始めます、

Nichiaの219よりVFが低いんでしょうね、ちょっとランタイムが長くなっています。