放熱性とモード切替、SZOBM 001 XM-L
投稿日: Jul 06, 2012 3:28:1 AM
販売価格:2,380円
放熱性の良いライトとはLEDや回路の熱をすぐにボディ(ヘッド)に伝えるライトの事を指します、
LEDの放熱が悪いとLEDが瞬時に熱ダレし暗くなったり、LEDの寿命が短くなるので放熱性の良いライトはLEDライトにとってかなり重要です、
なのでこのクラスのライトであればボディがすぐに熱くなるライトが良く、逆になかなか熱くならないライトはせっかくの性能を発揮していない駄目なライトともいえます。
ただし、これも設計思想によるので、例えば明るさが落ちたりLEDの寿命は短くてもいいからボディに熱が伝わらないようにしたい、という考えで作られたライトであればそれはそれで崇高で正しいと言えます。
このクラスのライトで放熱性が良いライトの場合連続点灯でボディが持っていられないほど熱くなりますから、安全しという点でそういうライトもありでしょう。
またヘッドとボディを熱的に絶縁し、ヘッドは熱いけどボディはあまり熱くならないという作り方もあります。
SZOBM 001 XM-Lの場合かなり放熱性の良いライトです、
ヘッドに放熱用にフィンがありますが、この程度のフィンで放熱をすべて賄うのは無理で、ヘッドが熱くなるのに少し遅れてボディも熱くなってきます、
放熱性が良いのはボディの温度の上下のレスポンスが良いことでも判断できます、
点灯すると早めに熱くなり、消灯するとすぐに冷めていきます、
点灯&消灯にボディの温度変化が素直に追従するのはLEDの放熱が効率的に行われているといえるでしょう。
ところで、
連続点灯で高温になった場合モード切替を行うための瞬断のタイミングがかなり短くなる件ですが、
無風状態でボディを触っているのがためらわれるほど高温になった場合の話で、
しかも一回でもモード切替を行うとその後は瞬断のタイミングがある程度長くても普通にモード切替ができます、
個体差もあると思いますが、そこまで高温にしておく事は手に持っていればありえませんし、
自転車につけていれば走行風で冷却されますし、あまり気にしなくていいかも。