バッテリーの違いによる明るさの違い、EagleTac D25C Clicky

投稿日: Nov 16, 2012 4:33:27 AM

★EagleTac D25C Clicky (1xCR123A)【SA】 XM-L U2 CoolWhite 販売価格:4,400円

EagleTac D25C ClickyはCR123Aに最適化した回路を搭載しています、

バッテリーの電圧がLEDのVfより高い場合は降圧回路を搭載し

CR123Aのように電圧がLEDのVfより低い場合は昇圧回路を搭載しますが、

一般的にCR123Aと16340(RCR123A)Li-ion充電池の両方に対応した場合、より繊細な昇圧回路の効率が落ちてCR123Aではあまり明るくなくなります。

これは1AAのライトでも一緒です。

そこでEagleTac D25C ClickyはCR123Aに最適化した回路を搭載しているんですね、

そのかわり16340(RCR123A)Li-ion充電池を使うとDD(ダイレクトドライブ)となり調光機能が使用できません

といっても、Loモードに限っては明るさをかなり抑えるために電流制限をかけても効率的には変わらないようでLoモードだけは16340(RCR123A)Li-ion充電池を使ってもしっかり電流が制御されます。

さて、すると定格電圧がよりCR123Aに近いLiFePO4を使うとどうなるか?

BB値を計測してみました。

計測に使ったのはD25C Clicky XT-Eです。

Loはきっちり電流制限がかかっていてどのバッテリーでも同じ明るさです

これを見るとLiFePO4の場合昇圧回路がきちんと働いていてDDではないことがわかりますが、MidモードがCR123Aに比べて妙に明るいです、

Midでは昇圧後の電流制御はせずに、あらかじめ昇圧の倍数だけ決められているのでしょうか?

あと、MidとHighの明るさが1.25倍だと人の目にはその差がわからないかもしれませんね、

改めてこの結果を見ると、

このライトで明るさを求める場合は16340(RCR123A)Li-ion充電池が最適そうです、完全なDDではなくLoモードだけはきちんとLoモードとして使えるのもいい点です、

逆に使い勝手を優先させるとやっぱりCR123Aが最適です、専用に設計された回路だけあります、

でもバッテリーの使い捨ては・・・という方にはLiFePO4のバッテリーがお勧め、私ものこバッテリーを使っています。