EagleTac D25AAA 久々のAAA(単4形電池)ライト登場

投稿日: Nov 29, 2014 4:42:2 PM

EagleTacから久々の単4形電池用のライトが登場しました。

小口径ライトでも集光度で有利なコリメーターレンズのようです。

それと10440Li-ion充電池対応ってなってますが、

ライト側の端子がたぶん逆接防止構造になってると思うので通常では使えないと思います。

もし使えても「熱くなったら消してね」と書いてるくらいなのでライト本体にLi-ioon使用時の安全装置の類はないと思われます、

素手で使っていれば熱くなったら消せばよいのですが、もし手から離してどっかに置いたり、手袋を使っていたりすると壊れるまで熱くなることもありえるので基本的にはLi-ion充電池は使わないい方が良いと思います。

クリップ付き

LEDはCoolWhiteモデルがCREE XP-G2、NeutralWhiteモデルがNichia 219B

ボディのカラーリングが4色ありますが、発注しようとしたらカラーは選べないと言われました(´・ω・`)

テールには磁石が付いていて金属にくっつきます

小口径ライトと相性の良いコリメーターレンズ搭載で、公称飛距離50ヤード(44.72m)

点灯時は暗所順応を妨げないように常にLoスタート、ツイストスイッチの3段階調光で特殊モードも付いています。

以下メーカーサイトより抜粋

Dimensions

Head Dia.

0.55 inches (14 mm)

Body Dia.

0.5 inches (13 mm)

Length:

2.7 inches (70 mm)

Weight

0.4 ounces (13 grams)1

Battery Type

Operating voltage

    • 0.8V - 4.2V

    • Supports 1.2V NiMH, 1.5V alkaline, 1.5V(1.7V) lithium, 3.7V li-ion

What's included

    • D25AAA flashlight

    • Spare o-rings

    • User Manual

    • Stainless steel clip

    • Strong rare earth magnet (grey color coated)

Carrying method

    • Lanyard hole provided

    • User removable stainless steel pocket clip (Titanium coated)

    • Magnetic tailcap

Waterproof

    • IPX-8 standard

LED

    • CREE XP-G2 Cool White S2 LED

    • Nichia 219B SW45 D220 LED (CRI 92)

Max output

    • CREE XP-G2 S2 LED

      • LED lumen: 145

      • ANSI FL-14 lumen: 85

    • Nichia 219B SW45 D220 LED

      • LED lumen: x

      • ANSI FL-14 lumen: x

      • Color rendering index: 92

Beam Profile

CREE XP-G2 S2 LED

    • Center lux: 500 lux

    • Center spot angle: 19.3°

    • Spill light angle: 55°

    • Beam distance: 50 yards / 45 meters

Beam Profile

Nichia 219B SW45 D220 LED

    • Center lux: 250 lux

    • Center spot angle: 19.9°

    • Spill light angle: 53°

    • Beam distance: 35 yards / 32 meters

Lens

    • Waterwhite glass lens w/ harden treatment

    • Anti-reflective (AR) coating on both side (96% transparency)

LED circuit

    • A300M

      • High switching frequency (1MHz) controller for more compact circuitry design

      • Low internal resistance design offers up to 90% efficiency7

      • Non-dimming constant current regulation for all output levels

      • Zero standby current

      • Supports output dimming with li-ion battery

      • Allows LED direct drive with li-ion battery at high mode

Reflector

    • Optical grade acrylic TIR optics

Material

    • HAIII hard anodization aerospace aluminum

Output and Runtime

    • Three brightness levels

      • Led lumen: 1455/60/12

      • ANSI FL-1 lumen: 855/40/8

      • Runtime:

    • 0.7/1.3/6 hours (1xAAA)5

Operations

    • Tight the head to turn on the flashlight. Loose the head to turn off the light.

    • Repeat the on/off action to cycle through three brightness levels, starting from low.

    • Cycle through two set of regular brightness levels to enter hidden auxiliary modes


Controls

Other features

    • Strong rare earth magnet installed at the tailcap (grey color coated)

    • Battery reverse polarity protection

    • Ultra low internal resistance phosphor bronze springs (silver coated)

Warranty

Other battery types runtime (MAX output)

Sanyo Eneloop xx AAA 950mAh: 0.7hrs, Duracell alkaline: 0.3hrs, 10440 0.3hrs

* When using 10440 li-ion, turn down the brightness when the light becomes too hot to touch.

2014.12.23

意外に10440Li-ion充電池で使えそう

ただし、当店で販売中の10440Li-ion充電池はフラットトップなので、逆接保護構造になっているD25AAA Miniには使えませんが、

明るさ(BB値)

手持ちのバッテリーを探すとボタントップの10440を見つけたのでこれを使い明るさを計測してみました、

明るさは簡易積分球で計測したBB値(光束)です。

    • 10440Li-ion充電池

      • High - 150

      • Mid - 14

      • Lo - 3

    • Ni-MH充電池

      • High - 46

      • Mid - 13

      • Lo - 2

公称145LEDルーメン、85ANSI FL-1 lumenの数値はNi-Mh充電池やアルカリ電池のでスペックですね、

そこから計算すると10440Li-ion充電池を使った時は300ルーメンオーバーです、(※メーカーから返事がきました

このサイズで300ルーメンオーバーなら熱くなって当然です(^_^;)

で、予想外だったのが10440Li-ion充電池でも調光が効いたこと、

この手の単三電池と14500Li-ion充電池が使えたり、CR123Aと16340(RCR123A)Li-ion充電池が使えたりと、昇圧回路が必要なバッテリーと降圧回路が必要なバッテリーの両用ライトはLi-ion充電池使用時は調光が効かなくなる物が多いのですが、

D25AAA Miniは10440Li-ion充電池でもきちんと調光が効きます、

となると、Highモードは緊急用と割り切れば10440Li-ion充電池を常用することも出来ると言うものです。

ランタイム

で次はランタイムを計測してみます

その前にまずはNi-MH充電池でのランタイムから。

メーカーサイトには書いていませんが、TurboBoostが効いていて点灯後90秒で明るさが10%下がっています、

明るさが初期の50%になるのは23分頃です、

バッテリーがまるっきりっ新品の一回目の充電後の計測なので後でまた計測してみます。

続いて10440Li-ion充電池、

点灯直後から明るさが少しづつアップしているのは熱でバッテリーが活性化しているせいで、これは熱がこもりやすいライトではよくあることです、

今回はバッテリーが長期間使っていなかったものなので熱による活性化がより顕著になったものと思われます。

明るさが初期の50%になるのは19分頃で3C放電となるので、従来タイプのコバルト系の10440Li-ion充電池を使用するのは厳禁です、

ハイレート放電に対応したIMR10440Li-ion充電池の使用が必須です。

放電末期に行っちゃんグラフがフラットになっている箇所がありますが、

この段階で昇圧回路が働いて定電流回路も同時に動作したと思われます。

ただし、プロテクト回路のないバッテリーで昇圧回路が働いたということは過放電まっしぐらですのでご注意ください。

こういうのを見ると、対応したボタントップの10440Li-ion充電池も欲しくなるのが常です(^_^;)

次回のEfestへの発注時にボタントップのIMR10440Li-ion充電池を発注することにしました。

2014.12.24追記

10440Li-ion充電池では300~400ルーメン

メーカーに10440Li-ion充電池使用時のHighモード時の明るさを尋ねると

300~400ルーメンという返事を頂きました、

明るさに幅があるのは10440Li-ion充電池のHighモードでは定電流回路を通さないためで

バッテリーの性能に依存するためです。