省エネ機能とランタイム EagleTac GX25A3 (3xAA)

投稿日: May 06, 2013 4:20:55 PM

EagleTac GX25A3 XM-L2 CW (3xAA)【SA】

9,980円(内税)

最近のEagleTacはTurboモード時の省エネ機能が搭載されています、

点灯時はTurboBoostで短時間の間明るさを稼ぎ、数分(200秒)後に明るさを落としてランタイムを稼ぐというものですが、

初期設定では省エネ機能が働いていてTurboBoost終了時には結構明るさを落とします、

で、この省エネ機能を解除することも可能です、

解除といってもTurboBoostが無くなるわけではなく、TurboBoost後の明るさの減少が小さくなるというものです。

ランタイムグラフで比べてみましょう、

以下のグラフはEagleTac 14500Li-ion充電池を使って計測

省エネ機能は初期設定でONになっています。

点灯開始から200秒後には明るさが40%程度落ちてランタイムは67分くらい、

ちなみにバッテリーの低電圧警告が働いて1時間の前後にグラフが瞬間的に下がっています。

次に省エネ機能をOFFにした場合、

省エネ機能をOFFにする場合は3rdレベルで点灯してすぐに「2ndレベルにヘッドを回してすぐに3rdレベルに戻す」を5秒間の間に10回行います、

上のグラフトは横軸が違うのでご注意ください。

TurboBoost後も明るさは10%程度してか下がりませんがランタイムはその分短く38分くらい、

バッテリーの低電圧警告も30分くらいから出始めています。

ちなみに、この省エネ機能は一旦OFFに設定しても電池を入れ替えるとどうやらリセットされて省エネ機能がONに戻るようです。

※Ni-MH充電池のグラフを追加(2013/5/9)

対応電圧が2.7V - 13VということでGX25A3は非常に広範囲な電圧に対応しています、これは降圧回路ゆえの柔軟さですね、

昇圧回路ではいくら回路が優秀でもバッテリーの内部抵抗に限界があるのでこうはいきません、

更に降圧回路は非常に効率が良いICのおかげもあって容易にワイドレンジにできたうえに効率が非常に高く95%となっています。

TurboBoost中も20%程度照度を落とし点灯開始から200秒後には明るさが点灯直後の60%程度に落ちてランタイムは45分くらい、

低電圧警告が出始めたのは55分頃、

予想外に良い成績でランタイムは14500Li-ion充電池の67%位、100円ショップのNi-MH充電池もがんばりますね、

面白いのはエネループを使った場合、高性能なNi-MH充電池を使えばTurboBoost時の照度低下を抑えられるか?と思って試してみると、TutrboBoost時の照度低下は確かに10%に抑えられたけど、省エネ機能が働いた点灯開始から200秒後にはやっぱり同じ点灯直後の60%の照度に、

これはつまり内部抵抗の小さな電池を使えばTurboBoost時の照度低下は抑えられるってことですね。

次に省エネ機能をOFFにした場合

さすがに1000ルーメンoverをNi-MH充電池3本で維持するのは無理なようで定電流出力できなくなっています、それでも照度低下は自然なカーブを描き照度が点灯開始の50%まで38分でした。

低電圧警告が出たのは46分頃。