対応バッテリー、SZOBM Mini-T6
投稿日: Jul 07, 2012 4:16:40 PM
★SZOBM Mini-T6 Zoom☆CREE XM-L T6(1x14500)【A+】
販売価格:2,280円
対応バッテリーはプロテクト回路付きの14500Li-ion充電池です、
なぜなら、
プロテクト回路がついていないとバッテリーが短くて接点に接触しないからです(´・ω・`)
皆さんご存知の通りAW IMR14500等のIMR系のバッテリーはプロテクト回路が無くても安全性を担保できることが特徴で、当然プロテクト回路はついていません。
すると当然プロテクト回路がない分全長が短く上の写真のようにボディ内にすっぽり入ってしまい接点と接触しません。
じゃあAW IMR14500の全長は規格外なのか?というとそうではなく、
実はプロテクト回路をつけた14500が14500という規格を外れているバッテリーなんです、
これはあちこちでしょっちゅう書いていますが(^_^;)
14500というのは直径が14mmで全長が50mmという意味です,
もし全長が52mmなら14520となります、
一方単3電池の全長は規格では49mm~50.5mm
EagleTac 14500Li-ion充電池の全長は51.2mm
AW 14500Li-ion充電池の全長は51.5mm
AW IMR14500Li-ion充電池の全長は49mm
14500Li-ion充電池が単3電池とサイズ互換を目指したとすればAWのプロテクト付きもEagleTacも全長は50.5mm以内に収めとかなければいけないのですが、Li-ion充電池は普通生セルで使って回路は外付けになっちゃうので生セルで単3電池互換サイズがあたりまえ、
するとプロテクト回路をつけちゃうとその分全長が長くなっちゃうんですね、
写真は上がプロテクト回路付きの14500,下が普通の単3電池
なんで14500Li-ion充電池対応のライトはというとかなりややこしいことになっちゃうんですよね・・・
バッテリー室の寸法を単3電池にしっかり合わせて作ったライトは回路的にLi-ion充電池に対応していてもプロテクト付きの14500は全長が長くて入らなくなる、
バッテリー室を長くしてその分スプリングを長くして電池の長さに許容範囲を広くすると、ちょっとした振動などでバッテリーの接触が離れ瞬断する、短いバッテリーではテンションが弱く接触不良を起こしやすい、モード切替を瞬断で行うライトはモードが切り替わる
じゃあとスプリングを強くするとバッテリーによっては底が凹む、プロテクト回路の基板が削れることがある
等など、あちらを立てれあこちらが立たず状態です。
というわけで、正しく単3電池のサイズに作られたライトであれば単3電池より長いプロテクト付きの14500Li-ion充電池は基本的に使えないと思ったほうがよく、その点で単3電池の全長の規格内にあるAW IMR14500をオススメしています。
が、
もしこれが14500Li-ion充電池専用のライトとなると話が違います、
基本的には単3電池サイズに合わせてライトを作るはずですが、しかしそそれだと一般的なプロテクト回路付きの14500Li-ion充電池は使えない、でもどうせ単3電池は使えないんだから
「プロテクト回路付きの14500Li-ion充電池にサイズを合わせちゃえ」
となるわけです。
もちろんSZOBM Mini-T6もそういう感じで作られているわけで(^_^;)そのせいで逆に正しい全長のAW IMR14500Li-ion充電池は使えないわけです。
というわけでプロテクト回路付きの14500を入れた場合は以下の写真のようにバッテリー室端面と高さが殆ど変わらずきちんと端子と接触します。
AW 14500Li-ion充電池(プロテクト回路付き)
EagleTac 14500Li-ion充電池(プロテクト回路付き)