EagleTac MX25L4 Turbo

投稿日: Aug 08, 2014 3:8:2 PM

EagleTac MX25L4 Turbo SST-90(4x18650/8xCR123A)「SA」

通常販売価格:33,036円(税込)

EagleTac MX25L4 Turbo STB-70(4x18650/8xCR123A)「SA」

通常販売価格:39,645円(税込)

パッケージと外観

EagleTac最強のライトはLEDにSBT-70/SST-90を搭載し18650Li-ion充電池4本で動作するMX25L4Tです。

箱を開けると中はこんな感じ、

英文の説明書と、テールスイッチキャップとランヤードが付属します

ライト本体は不織布で出来た袋に入っているので使わない時はこの袋に入れておくといいかも。

ヘッドがでかいですねぇ

横から見るとヘッドの大きさが際立ちます。

ボディはコンパクトで片手持ちでも違和感がありません。

バッテリー室にはCR123Aを使うためのPC 123A Battery Magazineが入っているので使用前に抜いておいてください。

これがPC 123A Battery Magazine、CR123Aを2本ずつ入れておけばすぐに使えます。

バッテリー室自身はバッテリーマガジン等が不要でテールキャップを入れたらそのまま18650Li-ion充電池を入れることが出来ます、

よく出来たもので1本ずつ入れても他のスロットにずれない構造になっています。

テールキャップには3本の突起が出ているのでボディ側の穴と合わせて閉めます。

これは付属のテールスイッチテールキャップを付けた所。

ボディサイドのスイッチと同じ操作がテールでも出来るようになります。

ヘッドの大きさが気になったので計ってみるとリフの最大径は8cmでした、

照射チェック画像

照射チェック画像の距離

照射チェック画像の見方

まずはこちらをご覧ください、正面の建物までの距離は70mです、

MX25L4T SBT-70、MX25L2 SST-90、MX25L2 SBT-90の照射チェック画像の中心部

MX25L4T SBT-70の他にMX25L2 SST-90とMX25L2 SBT-90も比較のため撮ってきましたが、

中心の中華風の東屋の軒下が豪快に白飛びしています_| ̄|○

MX25L2 SST-90がかろうじて飛んでないかな?

それだけこれらのライトは中心照度がバカ高くなっています。

それぞれのライトの照射チェック画像の全体像はこちら。

MX25L4T SBT-70

カメラの左上にライトを持っているので光軸が左上から中心に伸びていますが、そのスポットの光芒もかなりタイトで細くなっているのが分かります、

↓SST-90でなおかつ一回りリフレクタが小さいと光芒の太さが倍くらいになっていますね、光束はSST-90の方が大きいので明るさの差は集光度の差となります。

MX25L2 SST-90

SBT-90はSBT-70とほぼ同じ感じになるかな?リフレクタの大きさが違うのでMX-25L4Tとはそのまま比較はできませんのでご注意ください。

MX25L2 SBT-90

※2015.4.24追記

被写体までの距離がもっと遠い場所で撮影しました。

この写真の正面の建物までの距離は157m、撮影場所に関する詳細はこちら

MX25L4T SST-90

MX25L2 SBT-90

MX25L4Tに使うバッテリーと充電

EagleTacの高出力ライトの一つの特徴にバッテリーにやさしいという特性があります。

安価に作って明るさを稼ごうとするとバッテリーに負荷がかかる設計のものが多く、そのため明るさはバッテリー次第ということがよくあります、

その点EagleTacはバッテリーにあまり負担をかけない回路を搭載しています、

そのため2500mAhで1.5C放電までしか対応していない18650Li-ion充電池でも安心して使用できます。

写真の充電器はXTAR XP4、18650Li-ion充電池を4本同時に充電できるのでとても使い勝手がいいです、18650Li-on充電池を3本から4本使用するライトには必須ともいえます、

最大1A充電なので十分高速ですし、

例えば最大2A充電のSP2で2本づつ充電しても同じじゃね?

と思われるかもしれませんが、たしかに一見同じように思えますが、しかしLi-ion充電池の充電は常に最大電流で充電するのではなく、最後は徐々に電流を絞っていくのでその段階で差がつきます、

また、4本ほぼ同時に充電が完了するのもメリット大です、

例えば2本充電して次の2本充電が完了するまで2時間かかったとします、

すると2本は充電したて、もう2本は2時間前に充電完了、とバッテリーのバランスがわずかに崩れます、

まあ、そこまで目くじら立てるような差ではありませんが(^_^;)

あと、2本ずつの充電だと必ずバッテリーを入れ替える手間がかかります。

なんだかんだ書きましたが、Li-ion充電池を3~4本使用するラトなら絶対このXP4がオススメです。

XTAR XP4 Li-ion/Ni-MH充電器 フルセット「SA」

ランタイム

ランタイムを計測しました、今回はEagleTac 2500mAh 18650Li-ion充電池を4本

最初の200秒はTurboBoostがかかっていて、その後TurboBoostが解除された後はバッテリーが無くなるまで明るさを維持する回路なので限りなくフラットに近いグラフになりました、ランタイムは1時間13分くらい、

2500mAhで73分なので3400mAhなら99分、高効率の高性能回路を使っているのでバッテリーの図らなくても計算で出るのが凄いところです、

容量が増えるとそれがそのままランタイムに比例します。

操作方法

スイッチON/OFF

・消灯中にサイドスイッチをクリックすると点灯、点灯中にサイドスイッチをクリックすると消灯

・消灯中にサイドスイッチを長押しすると点灯し、スイッチから指を離した時点で消灯(モーメンタリスイッチ仕様)

インスタントTurboモード

・点灯中にスイッチを長押しすると押している間だけTurboモードに切り替わります、

インスタントストロボモード

・消灯中からスイッチを2度押しし、そのままスイッチを押し続けている間はストロボモードで点灯し、スイッチから指を離すと消灯します。

Level切り替え

・ヘッドを閉めきった状態を1st level、そこから少し緩めた状態を2nd level、更に緩めた状態を3rd level、最も緩んだ状態を4th levelと呼びます、1st levelはTurboモードですが、それ以外はモードにより明るさや機能が変わります

2種類のモード

標準モードとタクティカルモードを切り替えて使用することができます。

通常モードとタクティカルモードの切替方法

・1st levelで点灯して5秒以内に10回「2nd levelに回して1st levelに戻す」を繰り返します。

通常モードの各レベル

・1st level:Turbo(2850 - 2530 LEDルーメン)

・2nd level:High(1071 LEDルーメン)

・3rd level:Mid(210 LEDルーメン)

・4th level:Lo(19 LEDルーメン)

タクティカルモードの各レベル

・1st level:Turbo(2850 - 2530 LEDルーメン)

・2nd level:Mid(350 LEDルーメン)

・3rd level:ストロボI(Turboモード同等)

・4th level:ストロボII(バリアブルストロボ)

※明るさはCoolWhiteモデルの数値です、NeutralWhiteモデルは約7%低くなります。

省エネ機能

Turboモードでは点灯直後の200秒間はTurboBoostにより最大の明るさで点灯し、その後はバッテリーの負担や消費を考え照度を落とします、 TurboBoostが終了した時点で20%の照度を落とし省エネに貢献します。

2015/4/25

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