投稿日: Jan 24, 2013 2:51:54 AM
価格:5,980円
BB値は1680でした、
概算でも4000ルーメンには届かない感じですが、他のライトと比較するとハンディライトとしてはかなり明るい部類に入ります、
価格を考えると破格とも言えます。
ちなみにランタイムグラフを見て分かる通り点灯直後からすぐに15~20%照度を落としますが、このBB値は点灯直後の数値です、
他社の場合もEaglerTacを除けば多くは点灯直後から照度を落としていくのでそれぞれランタイムグラフといっしょに参考にしてください。
バッテリーが2本でも3本でも点灯直後の明るさは同じでした、
ランタイムグラフを見てもバッテリー2本の時にも点灯直後からの20%の照度低下の後はなんとか明るさを維持しようというグラフでしたのでほぼ予想通り、
この明るさはCREE XM-Lの三灯タイプでLEDの限界ギリギリに電流を流しているライトたちより僅かに低い数値です、
具体的に機種名を上げるとDRYとかSKYRAY KINGのBB値が1900前後です、
これらのライトはたまに内部抵抗の低いバッテリーを使うとLEDの限界を超えて光色が急激に青ざめてくる事があるそれくらい限界ギリギリです(^_^;)
TrustFire TR-J18の場合7灯でBB値が1680ですからLED一個あたりの明るさはそれらと比べて38%位ですのでかなり余裕があります、
もしバッテリーが26650だったりもっと内部抵抗が小さなものだったらもっと明るいかな?と思いがちですが、ランタイムグラフを見ても点灯直後からの照度落ち以降は一定の照度を保っているのでバッテリーを変えてもこれ以上の明るさにならないことがわかります。
LEDの数を増やすことによりLED一個あたりの電流を減らせば、より少ないLED数のライトにトータルで同じ電流を流した時に比べ効率が良くなりその分明るくなりますが、ただその数値は微妙なものなのとLEDを増やすとLED一個あたりのリフレクタが小さくなって光は逆に飛ばなくなります、
CREE XM-Lが7灯はインパクトがありますが、コストや飛びなどのバランスを考えるとこの出力なら5灯でも良かったかもしれません、
3灯だと設計から組立まで放熱などきっちり考えて作らないといけないのでかなりコストアップするだろうなぁなんて考えると、
7灯というのは設計や製造にも優しい作りなのかもしれません(^_^;)
もちろんLEDへの負荷も小さいので壊れにくいというメリットもありますし。