動画投稿終了とその後

Post date: Sep 6, 2011 10:13:26 AM

プロマネ鈴木です。

正直いつの話だ、といった感じですが・・・

連絡が遅れましたが動画の投稿は無事に終わりました。

動画の出来はなかなか良好だと思います。ほかの作品の動画にびくびくしながら公開を心待ちにしている状態です。

さて、動画投稿付近でチーム影ケバブでは大分多くの進展がありました。

写真は後日(明日)にも再投稿すると思いますのでお待ちください。

・未来館視察

未来館に視察に行ってきました。ターゲットや人口、施設。

色々と想像以上でした、気持ちを再び引き締め動画投稿に臨むことができたと思います。

展示の中で一番チームが気になったのは「アナグラのうた」。

初音ミクの歌声がきになったのはもちろんですが、それよりも衝撃だったのは体験者の足元について回る「ミー」というアバター的存在。

精度も高く、体験者が感知できない場合はそっと消えるといった演出もかなり今後の参考になりそうでした。

その時、プログラマ棚橋君の床面影投影プログラムはアウトラインは完成していました。(詳しくは動画審査の動画で見れますよ)

しかし、さらなる進化が必要になってしまった形ですね。今後が楽しみです。

・実行PC組立

IShadowのプログラム。ISシェーダー(体格を取得し、体験者の影を投影するプログラム)。足元から影を伸ばすプログラム。

これらのプログラムは平行起動させても、さほど大きな負荷はかからなかったのですが、開発PCは大学の物。

展示時には、将来的な拡張の便も含め、別のPCが必要となりIShadow用PCを組み立てました。

AMD PhenomⅡx6 T1100とRADEON6870、SSD、メモリ8Gを積んだ自称モンスターマシンです。

開発環境に関してはかなり充実したものになりました。

しかしここで問題が。

床面と前面、さらに制御用のディスプレイ。Ishadowの実行には3つのモニタを接続することが想定されていました。

しかし、最新のグラフィックボードはAllDegital出力でなければ3つ以上のモニタ出力ができないという問題に激突。

「Displayportのついたモニタ」or「DVI端子を搭載したプロジェクター」どちらかを追加で手に入れなければいけないという状況に立たされてしまいました。

現状、その問題に関しては策を練っている途中です。

・カメラの視野

使っているカメラはマイクロソフトKinect、そのKinectの視野を広げる「ZoomForKinect」という広角レンズが海外では発売されているそう。

しかし日本では9月23日発売。

色々と考えると間に合いそうにない・・・!

一方で海外では発売しているらしいので、どうにかして海外輸入する方法を模索中・・・

なんとかして日本の発売日よりも1日でも早く手に入れたい!

といった感じです。ちなみにIShadowはプログラム関係の開発はそれぞれのファクターで完了。

残るは一番恐ろしい結合テストのみとなっています。

もちろん、そのあとにさらなるクオリティアップを目指していかなければならないのでチーム一同、頑張らなければいけませんね。

■今後の予定

大体決まっている今後の予定。

次の目標は大学のオープンキャンパスとなります。

その日が予行練習になる程度の完成を目指さなければいけません。

~9月10日 結合テスト終了

┗「最低限動く、実行できる状態」まで引き上げる。

~9月16日ごろ

┗モデルデータの洗い直し。

~9月23日

技術的演出も含めてIShadowが「人前で動く状態」になっていることが望ましい(バグ等含)

~9月23日

┗コンテンツの確定。コンテンツ的な演出

~9月中

┗ひたすら問題を作る

10月~

コンテンツと技術面の結合テスト。

ハードの最終チェック。

動画審査後とっさに決めた内容なのであまり頭がいいスケジュールではありませんね。

明日にでも詳細なスケジュールを立て直さなければ・・・!

夏休みはIVRC、や他のお仕事等学生にとって忙しい季節です。

金銭的にも時間的にもちゃんとやり繰りして計画を進めていきたいですね。

以上、2週間分+の報告でした。