震災後の補助金

皆さん、こんにちは。私用があり、VDC(村役場?)に行って来た事務局です。

いつもはそんなに混んでいないVDCですが、その日に限って、村の人で溢れています。

「今日は何でこんなに人がいるの?」と聞くと、「やっと地震のお金が入って来るんだ。」言うのです。

地震で家が壊れてしまった人に全部で20万ルピーが入って来るとのことです。その手続きのためにVDCは大忙し。いつもはゆっくりお茶を飲みながら、談笑している職員さんも大変そうです。

事務局は知り合いのネパール人に言いました。「20万ルピーで家が建てられるの?」と。

「20万ルピーでも村の人にしてみたら、大きいですよ。」と知り合いのネパール人は答えます。さすがに村でも20万ルピーでは家を建てることはできないかも知れません。でも、確かに20万ルピーは貴重です。

皆さんはネパール人の1か月の給料を知っていますか?7,000ルピーくらいから2万ルピーくらいが一般的な金額のようです。(医者やエンジニアといった専門職に限ってはけた違いに貰っているようですね。)

考え方によっては日本の給料の1/10。そう考えると200万円貰う感覚でしょうか。

震災から1年半。やっとです。遅くなってしまったけど被災者はホッとしているのかも知れません。

観光客も少しずつ戻って来ていると聞きました。観光業で栄えているネパール。これから、どうなるのでしょうか?また機会があれば、記事にしたいと思います。