1 はじめに
戸田市議選事件を発端に、日本共産党と「ヘイトスピーチに対するカウター勢力」との関係に注目が集まっています。
カウター勢力はこれまで「旧レイシストをしばき隊」(しばき隊)=現「Counter-Racist Action Collective」(C.R.A.C.)を中心に、桜井誠が率いる「在日特権を許さない市民の会」(在特会)との抗争を繰り広げてきましたが、近年は選挙における抗議活動でも有名になってきました(例えば、2024年の東京都知事選挙や兵庫県知事選挙)。
しかし、これら活動が特定の団体が明瞭な指揮命令系統のもと行っているとはいえず、実態としてはC.R.A.C.の野間易通氏やジャーナリストの安田浩一氏らインフルエンサーの影響のもと、個々の匿名活動家が流動的に活動を行なっているものではないかと私自身は捉えています(つまり、「匿名・流動型活動家ネットワーク」)。
このネットワークと日本共産党との接点について、以前から気になっていることがあったのでまとめておこうと思います。それは 日本共産党中央委員会による「井手実」氏という人物への6年間にわたる多額の支払い記録です。
2 「井手実」氏への支出
私はこれまで「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)とその関連団体、さらに市民連合がいうところの「立憲野党」について政治資金の動きを点検してきました。その一環で日本共産党の政治資金収支報告書を確認していると、「井手実」という人物への多額の支出を発見しました。
Webアーカイブ等を用いて平成21年以降の政治資金収支報告書を取得、これらの点検から、平成30年をはじめとして最新の報告書である令和5年まで連続して「井手実」宛に支払いが行われていることが確認できました。
支払い名目は「選挙関係費」「宣伝事業費」、詳細は以下のようになっています(日付は支払日)。
平成30年〔2018年〕
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 井手実 2018/05/01 ¥398920
デザイン料 井手実 2018/05/18 ¥485320
デザイン料 井手実 2018/06/15 ¥64800
デザイン料 井手実 2018/08/31 ¥140400
令和元年〔2019年〕
選挙関係費(印刷物費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/08/15 ¥324000
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/05/31 ¥1679817
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/07/16 ¥2972300
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/07/31 ¥278640
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/08/23 ¥96120
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2019/12/02 ¥132000
令和2年〔2020年〕
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2020/06/30 ¥60500
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2020/07/31 ¥561000
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2020/12/30 ¥55000
令和3年〔2021年〕
選挙関係費(印刷物費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/11/15 ¥594000
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/11 /30 ¥4576541
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/02/12 ¥1104000
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/03/01 ¥82500
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/03/15 ¥550000
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/03/31 ¥539000
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2021/07/15 ¥2000000
令和4年〔2022年〕
選挙関係費(印刷物費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2022/06/15 ¥786500
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2022/08/01 ¥3366000
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2022/02/15 ¥132000
令和5年〔2023年〕
選挙関係費(印刷物費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2023/03/15 ¥1133000
宣伝事業費(宣伝事業費)
デザイン料 Citizen's Creative Council 井手実 2023/11/15 ¥1543300
年ごとの合計一覧
平成30年〔2018年〕:108万9440円
令和元年〔2019年〕:548万2877円
令和2年〔2020年〕:67万6500円
令和3年〔2021年〕:944万6041円
令和4年〔2022年〕:428万4500円
令和5年〔2023年〕:267万6300円
平成30-令和5年総計:2365万5658円
6ヵ年で2365万円、年平均だと400万円弱となります。
最も多い年は令和3年〔2021年〕の944万6041円です。このとき、「選挙関係費(印刷物費)」において「デザイン料」として支払いをされているのは、「(株)アルファ・デザイン」で981万8050円、「(株)きかんしコム」で461万4500円、「(株)プラネットエージェンシー」で114万2900円です。「宣伝事業費(宣伝事業費)」において「デザイン料」を支出しているのは(少額のものを省略すると)、「(株)アルファ・デザイン」で1639万6050円、「(株)プラネットエージェンシー」で161万7024円です。
それぞれ合算すると、「(株)アルファ・デザイン」が2621万4100円、「(株)きかんしコム」が461万4500円、「(株)プラネットエージェンシー」が275万9924円となります。
「(株)アルファ・デザイン」は1965年に創立、日本共産党関係団体からの発注が確認できますし(cf 全国労働者日本共産党後援会 令和3年政治資金収支報告書)、日本共産党と近いとされる「国公労」(日本国家公務員労働組合連合会)の第50回定期大会で「民主団体等」として「アルファデザイン、きかんし、あかつき印刷」が並んで記載されています。
「(株)きかんしコム」は2022年現在、27人の従業員を抱えた京都本社の企業です。1951年に日本機関紙協会京滋支部として設立、2014年には赤旗まつりにも出展しており、さらにウェブサイトの業績一覧に日本共産党の全国の地方議員団や都道府県委員会の仕事、日本共産党関連団体の仕事が掲載されています。
「(株)プラネットエージェンシー」は「創業69年の印刷会社の関連会社として、付帯事業としていたサービスの専門会社として創業」という情報がウェブ上にあり、代表者とされる「若松友和」で調べると、「株式会社 光陽メディア」の「営業部 部長代理」に同名の人物がヒットします。光陽メディアは1950年に創業し、日本共産党の印刷物を多く担当してきました。
このように多額の発注をしている企業は、その企業や関連企業の創業が古かったり、従業員がそれなりにいて、日本共産党とも以前から繋がりの強い会社であり、法人格を持っています。
井手氏への発注は944万6041円であり、「(株)アルファ・デザイン」の半分であるものの、「(株)きかんしコム」の2倍であり、個人が請け負うとして破格のものであることは明瞭でしょう。
井手氏のSNSを見ると2022年、参院選に向けて日本共産党の選挙用PVを作成していることがわかりますので、実態のある支出であることは一部においてですが確認できます。
このPVは日本共産党の公式YouTubeチャンネルにアップされ2025年2月27日に現在、4.7万再生されています。
3 「井手実」氏について
(1)人物について
井手氏はSNSのアカウントや後述の赤旗の記事等を参考にすると「内装業」を営む人物です。もともとは多摩美術大学で彫刻を学んでいたようです。肩書きは「Creative Crossing Crew Chief executive officer」、Facebookでは「C.C.C」と「TDC」とあります。「TDC」については後ほど触れます。
もともとは「パンクバンドをやっていて、2003年にイラク反戦デモに参加したのが初めてのデモ体験」、2011年の福島原発事故が発生したとき、4月に「原発やめろデモ」に参加したのち、「ドラムを叩きながらデモに参加」し続け、10月に「怒りのドラムデモ」を主催し、ミサオ・レッドウルフ氏の誘いで首都圏反原発連合(反原連)に参加したといいます(小熊英二、2013、『原発を止める人々』文藝春秋、座談会での本人発言、p.13)。
井手氏は「怒りのドラムデモ」のメンバーとして複数回、日本共産党の機関紙「赤旗」にも登場しています。2013年12月22日には井手氏自身のインタビュー特集が組まれています。
2014年には集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」に「若者は抗議する」として、後のSEALDs、当時SASPLの奥田愛基とともに登場しています。
さらには2014年の第41回赤旗まつりにも登場しパネル討論の出演者として登場しています。なお、この際、彼には5万5685円支払われています(11月20日付支払い)。
(2)「怒りのドラムデモ」と「ブルドーザーデモ」について
「怒りのドラムデモ」は2014年、集団的自衛権の行使容認の閣議決定への抗議運動のため、複数のグループと連合を組みます。2014年8月3日東京の繁華街で行われた「ファシズム潰せ!怒りのブルドーザーデモ」では主催は「東京デモクラシーネットワーク」となっていますが「怒りのドラムデモ」はこの主催団体の構成組織の1つとなっています(赤旗で記事になっている)。
赤旗でも2014年6月30日の首相官邸前「東京デモクラシーネットワーク」主催デモについて拡散する記事を書いています。
このとき、赤旗にも掲載されたデモのロゴに「TOKYO DEMOCRACY CREW」という文字があります。頭文字を取ると「TDC」であり、井手氏のFacebookにあるアルファベットと付合します。
「東京デモクラシーネットワーク」主催デモは前述の「ブルドーザーデモ」が有名です。このデモについては参加者が当時の総理安倍晋三氏のマスクをブルドーザーで轢くというパフォーマンスを行い、物議を醸しました。
「轢き殺し」パフォーマンスのあったブルドーザーデモ(2014)、『関与』や『支持』を巡って議論
このデモには日本共産党の参議院議員吉良佳子氏が参加していました。安倍晋三氏のマスクを轢くパフォーマンスについて彼女を批判する向きもありましたが、デモに参加しただけでパフォーマンスに関係していないとし、「一参加者の行為を、あたかも議員が扇動しているかのように事実を歪め、誹謗中傷することなど許されません。党として厳しく抗議します」と日本共産党は公式見解を出しています。
SNS上ではこのデモに参加した彼女が「ANTI Fascist」のTシャツを着ている写真が拡散されています。
このTシャツについては保守系論客のケントギルバートが2021年に「通称・しばき隊という反人種差別団体が販売する『ANTI-Fascism』のロゴをあしらったTシャツを、議員や運動家の人たちが嬉々として着た数年前の写真がネットで拡散されていました」と述べています。
一連のデモと、いわゆる「しばき隊」は関係があるのでしょうか。
SNS、例えば、X(Twitter)で「しばき隊 井手実」と検索すると、彼がしばき隊のメンバーであるかのような投稿が散見されます(しばき隊を批判する文脈で)。
井手氏本人の赤旗でのインタビューでは以下のように述べています。
「怒りのドラムデモ」は最初は「反原発」で行動してきました。ですが、金曜首相官邸前の首都圏反原発連合の抗議や、2013年から活発化したヘイトスピーチに抗議する人たちと交流ができ、問題意識を共有して、参加しあったりするようになります。
その後、秘密保護法が公聴会、国会周辺での市民の猛烈な反対を押し切り、強行されます。「この人たちは手続きからしておかしなことをする」と不信感が大きくなりました。
このとき、私たちと、ヘイトスピーチに抗議する人びとが抗議の場に合流していきます。そこにさらに、秘密保護法から反対の行動をし始めた人びとが加わります。
カウンター勢力との交流、相互参加(つまり、カウンターへの参加)、そして、安倍政権をファシストと見立てての「集団的自衛権公使容認閣議決定」抗議運動でのカウンター勢力との合流を告白しています。
「東京デモクラシーネットワーク」については赤旗では、
「東京デモクラシークルー」「怒りのドラムデモ」「SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)」などによって構成
と記載されていますが、IWJの取材記事では(共に同じ「ブルドーザーデモ」の記事です)、
主催 東京デモクラシーネットワーク(東京デモクラシークルー、怒りのドラムデモ、C.R.A.C.、SASPL、CIVITAS MUSASHINO)
と記載されており、「C.R.A.C」(旧しばき隊)が関与していることが明瞭になっています。
まとめると、内装業を営む井手氏は反原発運動で「怒りのドラムデモ」として頭角を表し、反原連のメンバーとして活動しながら、やがてカウンター勢力と交流し、その活動にも参加するようになる。2014年の集団的自衛権反対運動でカウンター勢力と合流し、「ANTI-Fascism」を掲げた抵抗運動を展開したということでしょう。
実際にSNSを探すと「ANTI-Fascism」をあしらったTシャツ姿でデモに参加する姿が見つかります。
その後は入管法をめぐる抗議運動などに参加している姿が目撃されています(クルドを知る会2018年5月2日 投稿 やイベントへの参加写真)。
最近では(今後取り上げる予定ですが)2024年の東京都知事選挙で蓮舫氏のド派手な街宣を行った「WE WANT OUR FUTURE」という団体の街頭宣伝を手伝っていたようです(2021年10月16日16時48分:下)
彼が製作していた街頭宣伝での造作物について、「山本匠一郎」氏というカウンター勢力の活動家で建築家がSNSで触れる際、「ANTIFA大工達のいつものおっさん達」と井手氏含め自らのことを言及しています(2021年10月17日2時44分:下)。
(3)Citizen's Creative Councilとは
井手氏への支払い先となっていた「Citizen's Creative Council」ですが、法人登記や厚生年金保険・健康保険適用事業所検索システムで検索しても該当事業所はなく、ここまで見てきたように個人事業主の屋号として理解すると良いと思われます。
井手氏のSNSに以下のような説明があります(2023年11月25日)。
CCCというのは2015年に社会運動を作ってきた人たちの中に、クリエイターが多くいることから、その結集した力で、政治風景を変えられないだろうか?という試み・集まり・ユニットの名前でした。citizen's creative councilといいます。
翌年2016年6月に会社を辞めた自分は、cccをなぞらえて、creative crossing crewという屋号で独立。
どちらのCCCも、一人ではなし得ない仕事。
日本共産党の支払い先は「creative crossing crew」ではなく、「citizen's creative council」となっています。「creative crossing crew」は内装業の屋号のようです。SNSのアカウントには「関東近県・全国で、住宅、店舗、オフィス、スーパーブランドまで内装塗装や特殊塗装、エイジング塗装、木部のリペアなど行っています」とあります。
「citizen's creative council」は井手氏曰く「2015年に社会運動を作ってきた人たちの中に、クリエイターが多くいることから、その結集した力」、つまり、活動家仲間のグループを指します。金額的にみても1人で完結できる業務量とも思えませんから複数人の政治活動家仲間で分業していると見て良いでしょう。
しかし、事業所ではないことを考えると、個人事業主のネットワークであり、その窓口として井手氏が機能していると理解するのが適当かと思います。2015年にはすでに井手氏はカウンター勢力とも合流しているのでこの活動家仲間にはカウンター勢力関係の活動家がいても不思議ではないです。
4 まとめ:資金の流れから何が読み解けるか
(1)なぜ「市民」へ?
ここまで見てきたように市民活動家である井手実氏に日本共産党は5年以上、多額の発注を行なっていることが明らかになりました。これは日本共産党と伝統的に繋がりの深い企業と比較しても明確でした。井手氏は反原発・反安倍の活動家であり、カウンター勢力とも交流・合流して活動を行ってきました。
井手氏への発注は2018年以降です。この頃何があったでしょうか。
この点を考えるためにあるSNSの投稿に注目したいです。衆議院議員の和田政宗氏は2017年10月21日に3枚の画像を提示してSNSに以下の投稿をしました。
和田氏が指摘しているのは井手氏のことです。最終日というのは衆院選挙の最終日の意味です。この投稿で気になったのは以下の1枚の写真です。
この写真はテレビ朝日系の朝の情報番組「モーニングショー」のキャプチャ画像のようです。「演説に籠池夫妻出現100万円手に『ウソつくな』」という文字があります(籠池氏の左側に白いシャツを着た井手氏がいます)。
このニュースは2017年7月1日の夕方、翌日に投票日を迎える都議会議員選挙を控えた中で、東京・JR秋葉原駅前で行われた応援演説の場面を指していると思われます。このとき、「安倍辞めろ!」という横断幕が広がり、当時総理であった安倍晋三氏による応援演説に対する、いわゆる「カウンター」が行われました。痺れを切らした安倍晋三氏が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言した結果、翌日の都議会議員選挙では自民党が大敗し、都民ファーストの会が躍進するきっかけとなったとされる、まさにあの瞬間のことです。井手氏はこの「カウンター」の現場にいたわけです。
演説を大人数のヤジと横断幕、プラカードで停止させるのは2024年の東京都知事選挙や兵庫県知事選挙で見られた光景です。2017年当時はあまり指摘されませんでしたが、「つばさの党」事件以降の感覚で言えば完全なる「選挙妨害」です。しかし、このカウンターは成功したと表面上は見えました。
数ヶ月後の総選挙でもこれら市民活動家が結果を出したように見えました。10月、(旧)立憲民主党が結党し総選挙を迎えます。総選挙では都議選で勝利した都民ファーストの会から派生した希望の党を抑え、野党第一党になりました。関係者証言ではSEALDsなど比較的若い活動家が中心にSNS展開やイメージ戦略をしたそうです。「市民活動家」の手法が選挙戦で重要な効果を生み出すと政党関係者が考えてもおかしくありません。それらが因果関係ではなく、相関関係、あるいは疑似相関だったとしても、です。
都議選挙で日本共産党は改選時17から19に微増したものの、総選挙では改選時21議席を12議席と大幅減しています。より良いPR方法を模索する中で「citizen's creative council」の活動を始めていた井手氏への発注は自然な流れだったのかもしれません。
(2)カネと仕事を「野党から市民へ」
井手氏への発注については報酬相当の仕事をしている分には法的な問題ありません。他方で彼が立ち上げた「citizen's creative council」の性格を考えると、日本共産党が市民活動家に対して高額な仕事を与えているという構造が浮かび上がります。こうなると日本共産党がそれら活動家の活動資金や生活を支援していると言われてもおかしくない状況になっています。
このような「野党から市民へ」の資金スキームはすでに報道されているSEALDsメンバーの「ブルージャパン」(hanada / 産経)、首都圏反原発連合やカウンター勢力としても活躍した菅野完の「コーポレーション」、それぞれへの旧立憲民主党からの支出、私が調査してきた「市民連合」の活動家支援疑惑、ステルスマーケティング疑惑、そして、日本共産党から首都圏反原発連合への資金提供の試みに通じるものです。
井手氏に関しては2020年4月に行われた「小池晃と緊急Web会議」YouTubeの生配信に出演しています。この配信を行なったチャンネルは「YouTuber小池晃」であり、家登みろく氏の弁明を発信したチャンネルでもあります。
井手氏が小池晃氏周辺とかなり親密な関係であることがわかります。
さらにSNSを調査していると以下の写真が出てきました。
「怒りのブルドーザーデモ」の写真で、ブルドーザーの上に乗りピースサインをする井手氏の姿が確認できます。この写真につけられたメッセージは、
投稿したのは「姫井二郎」氏。日本共産党准中央委員であり、みろく氏を最も早く日本共産党の幹部として擁護した人物です。
日本共産党でこの10年、一体何が起きていたのでしょうか。
公開日:2025年2月27日
2025年3月2日誤字修正
原稿作成にChatGPTを用いました