「野党共闘」の研究

「市民連合」からの回答

「野党共闘」の研究①:「市民連合」への問い合わせ


先の質問に対して、市民連合事務局より本日、2024年4月16日11時11分に私のメール宛に以下の回答がありました


蒲生亮太様、


ご連絡ありがとうございます。


立命館大学のプロジェクト研究員ということでご連絡いただいていると思います。このお問い合わせに関わるプロジェクト名、概要、連絡先を教えていただけますか。


また「前回のお問い合わせへの返答がないことを考えまして、もしかしたらWebサイトのフォームからメッセージが届いていないのではという疑念もございます」ということですが、政治資金収支報告書には電話番号含めて、連絡先が明記されています。そこに連絡を入れないで、「そのため、今回の質問及び前回の質問について、私のWebサイト上に掲載させていただき、関係者の目に留まるように工夫させていただきますのでこの点、ご了承くださいませ」を行う必要性を説明していただけますか?


連絡先電話番号をお知らせ下さい。


よろしくお願いします。


市民連合事務局

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安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

mail: (略)

HP: http://shiminrengo.com/

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質問について一切答えていません。回答をするかどうかも書いていません。


全体的にとても奇妙な印象を受けます。


まず、私の名前が違います。問い合わせには「蒲生諒太」と正しくフルネームで入力しています。私の大学の連絡先についても詳細に尋ねています。


(税制上の優遇措置などを受けている、また、社会的にも極めて重要な「政治団体」という公益性のある組織に対して市民が問い合わせを行う際、その人の素性はほとんど関係ないと思われます。それを熱心に探るというのは、例えば、大学に対して連絡をして苦情を言ったり圧力をかけたりするためのもなのか、そういう意図が垣間見えて、市民連合側の思考が理解できず、非常に恐怖を感じました。


続けて、政治資金報告書には連絡先が書いてあるのになぜ、ウェブ上に質問を掲載したのかと言います。質問に質問で返されても困りますし、そもそもそんなこと、この話のとは何にも関係ありません。政治資金という極めて公的で重大な内容を質問されているのに論点をずらそうとする姿勢には唖然としかできません。

そして、メールでの回答がなされているということはWebサイトのフォームは生きていたということです。迷惑メールなどに振り分けられていたら一般的な常識ではその旨を書き添えて遅延した理由とすると思われます。また、単純に忙しい、あるいはすぐに回答ができないなら、その都度、その旨、回答ができたでしょう。それらは一切ありませんでした。そうなると、私の問い合わせは届いていたけど市民連合としてあえて黙殺していたということが推論できるかもしれません。


そして最後に「連絡先電話番号をお知らせ下さい」とあり、電話で回答したいということでしょうが、政治団体に対して、文面で政治資金について複数の論点で尋ねている状況において、政治団体側が電話での回答を示唆するのは通常の感覚では違和感があります。すでに質問は公開していますからそれに沿って、会計担当者そして運営委員会内で文面を検討し公式に発表するのが普通の感覚ですし、電話で簡単に回答できるような内容でも、込み入ったニュアンスを伝えないといけないものでもありません。そもそもこのようなメールを返してくるものにこれ以上個人情報を渡したくありません。


かなり異質なメールであり、担当者名も記載されておらず、真正性が疑われる内容です。事務局からのメールだとしても、代表者や会計担当者、過去の会計担当者を含めた運営委員会に尋ねられた内容なのか、疑問が生まれます。そもそも回答の有無や回答内容も書かれておらず、ただただ奇妙なメールであり、これに返信することはできず、困ってしまいました。


そこで「市民連合」のWebサイトを検索し、運営委員として名前が上がっているメンバーのうち、私の知り合い、あるいは知り合いの伝手で連絡できる、法政大学の山口二郎先生、上智大学の中野晃一先生、新潟国際情報大学の佐々木寛先生に内容確認連絡をさせてもらいました


返答については追って報告します。


詳細を公開しました(2024年4月17日)

「野党共闘」の研究③:「市民連合」の政治資金について

公開日:2024年4月16