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概要:
ポーンさんが絶賛開催中の戦いの果てのヘレンのサブイベントです。
勝ち進んでる人も、敗退してしまった人も、参加しそこねた人も、今一度頂点を目指して見ませんか?
ヘレンって誰だよ:
さつさんが作ったRPG、ふしぎの城のヘレンの主人公の名から取られています。
無明闇夜ってなんだよ:
真っ暗闇の夜です。見えません。相手の影はおぼろでしょう。見えません。
直感に従って並み居る敵を斬り伏せてください。
「斬り」とはいったが別に何使ってもいいけどね
27名でした。てへぺろ。参加ありがとうございます。
シード権は先着5名に与えられました。
エンディング
夜が明けた。
***
開いたはずの扉はいつの間にか無くなり、あたりには見渡す限りの平原が広がっていた。
つい先刻まで刃を交えていた30あまりの戦士たちは皆倒れ伏しているようだった。
センサーの感度を上げても寝息と風の音しか聞こえず、静けさが頬を撫でる。
小さな影があちこちを飛び回っていた。羽をはやしたそれは、データによれば[妖精]という生物に酷似している。
戦いの傷が癒えているのは、彼女がせっせと仕事をしたおかげなのかもしれない。
足元から声がした。
「よう、随分と派手にやったな」
輪郭データを照合する。先ほど声をかけてきた男のものと一致。
「俺にまで斬りかかって来た時はどうしてやろうかと思ったが……いいや、完敗だ。結局、みーんなのしちまったんだもんな」
その場にちょこんと腰を下ろし、男の顔に照準する。しかしその瞳から戦意や闘志に準ずるものは読み取れなかった。
男は羽織っていたコートを、すぐ隣でのびていた黒髪の少女にそっとかける。
「それで、ヘレンには会えたのか? 扉の向こうを見たんだろう?」
「へれん。…………へれん?」
首を傾げる。
保持しているデータに[へれん]に関する記述は存在しない。しかし、どこか聞き覚えのあるフレーズである。
へれん、へれん、へれん。――――あやうく回路がぐるぐるしそうになったので走査を中断する。
「なんだお前さん、ヘレンも知らねーのにここに居たのか」
男が驚いたような、呆れたような声を上げた。
再走査。
[へれん]……該当無し。
首肯で返答する。
それから数カウントが経過し、男は突然笑い出した。
何がそんなに面白かったのだろうか。ひとまず[へれん]をジョークワードリストに登録する。
男は一頻り笑い転げた後、涙目になりながら、
「知らねーのか! そりゃ、会えるはずもねーわな!」
隙だらけである。ぐーで殴れば一撃で気絶させられそうだった。
男を敵性でないと判断。
もはやここに止まる理由は無い。
Drive-Dを起動。補助ブースターを出力40%に設定。初期化処理。
「いいか、ヘレンってのはな、戦場に身を置く者なら誰でも一度くらいは聞い……おい、もう行くのかー! …………! ……!!」
平原がみるみる小さくなる。何か叫んでいるような声が聞こえたが、重要な情報では無さそうなのでフィルタ。
受信した2000近くもの戦闘信号のうち、一番近いフィールドへのルートを検索する。
戦闘処理による情報収集。
それがCODE-MRMに与えられた唯一にして無二の命令<コマンド>だった。
***
戦いは果てない。
<<HELEN , the End of DarkNight>>――――――――completed.
ストーリー6.1
全コメ
参加してくれた皆様及び見てくれたり修正点指摘してくれた皆様ありがとうございます。
ストーリー5:
「おめでとう、おめでとう。紆余曲折あったものの君が勇将だ。いや優勝だ」
先ほどの男が手を叩きながら出迎える。
「さぁ、アレが目指すべき光明だ。先へ進むがよい」
彼の指差す先には先程まで存在しなかった扉。
光が僅かに漏れている。
「…だが、偶然強い者を誰かが倒して、ソレをお前が倒したのかもしれない」
男が指を鳴らす。倒れたモノ。倒したモノ。全てが起き上がる。
「真の強き者は誰か、今一度、確かめてみようではないか!!」
「Genocide'em all!!(皆まとめてぶちのめせ!)」
ストーリー5.1
「あれ、起きた者どうしでも戦ってる…? まぁいいか」
ストーリー4:
「まぁよくこんな暗いところまで来たもんだ」
「何はともあれ、何を求めたのであれ、何も考えていないのであれ、とにかく集まったわけだ」
「ヘレンはこの暗闇の先の光明にいるかもしれないし、いないかもしれない」
「どちらにせよ、入り口は狭すぎて先着一名様しか通れない」
「やるべきことはただ一つだ」
「相手を見つけて、叩き潰せ(サーチ&デストロイ)!!」
ストーリー3:
「あれ……向こうのほうが暗くね…?」
ストーリー2:
陽は暮れて
月も陰りて
星もなく
三界を統べ
六道を往く
ストーリー:
ヘレンに必要なのは先読みの力だ。
だが、来たる相手全てが既知の存在とは限らない。
未知の敵相手にどこまで戦えるか。
暗中模索で探り続けるしか無いのだ。
さぁ、弓を執れ。剣を構えろ。盾を掲げよ。魔法を唱えよ。
ルール
基本は戦いの果てのヘレンのルール参照
ただし、125点で、防御無視、炎熱、凍結、回復の各オプションが使えます
四回戦以降はまたやるときに追加しましょうと結論づけたので募集します
4/30(月)24:00まで。n.m43291@gmail.comまで投稿キャラとあればイラストを送りましょう!
件名には「無明闇夜」とか「【blindxhelen】」とか、参加がわかるような件名だとよいですね
締めきりました。
イラストは非常識にサイズがでかくなければ(例:640*480のフルカラーbmp)割と柔軟に対応します。
大きすぎると縮小した状態で置くかもしれないけど。
投稿時のテンプレート:フォーマットを参考にしましょう…!!
お約束文章:
投稿されたキャラは、上記企画の参加者による創作物に登場する場合があります。
どうしてもそれはNGという方、また、特定の作品からの二次創作であるキャラクターでの投稿の方は、キャラクター投稿時に付記お願いします。
クイックリファレンス
まず名前をつけます。名前がないとどう呼べばいいのかわかりません。魅力0固定になってしまいます。
次に125点をHP・知性・技術の3パラメータに割り振ります
HP:(×2)1点毎に2HP。耐久力となります。0以下になると敗北です。最大HPの初期値にもなります。
知性:(/3)振った点数/3が知性となります。3点毎、すなわち知性1ごとに1スキル作れるようになります。
技術:(/10)振った点数/10が技術となります。10点毎、すなわち技術1ごとにスキルの強さが上がります。
スキル作成
知性の数だけスキルが作れます。名前もそれぞれ付けられます。名前の無いスキルなんてただの通常攻撃です。
基礎攻撃力+基礎防御力=基礎ウェイト×技術となるようにスキルを作ります。
基礎ウェイトは1~100まで設定できます。ウェイトが大きいと、強くなりますがその分、発動が遅くなります。
基礎防御力に1.5を乗じたものが最終的な防御力となります。
オプション
防御無視:防御力0固定・ウェイト+3 敵の構え中の防御力を無視します。
炎熱:ウェイト+3 攻撃力が基礎攻撃力×(100+経過カウント)/100となります。
凍結:ウェイト+2 敵にダメージを与えた時同時に敵の最大HPをダメージぶん減少させます。
回復:防御力0固定・ウェイト+3 攻撃力に1.5倍を乗じ、スキル発動時に最終的な攻撃力の値ぶん自らのHPを回復します。最大HPを超えることはありません。
炎熱と回復を両方つけた場合1.5×基礎攻撃力×(100+経過カウント)/100となります。
また炎熱つきのスキルは構えた時点の攻撃力でダメージを算出します。
プラン
スキルの使用条件やそれにかかるもろもろのフラグ条件、言い換えなどを記述します。
1000文字以内で、何も構えないことがないよう無条件行動を最後に用意してください。スキル名を書いておけばいいです。
参照可能な値:自ステータス・スキル全部・敵HP・敵最大HP・敵技術・敵知性・現在構え中の敵スキル攻撃力・防御力・残りウェイト・初期ウェイト・オプション・経過カウント・同時構えか否か・最後に構えた時の自HP
同時構え時に限り最後に使用した敵スキルのステータスを参照できます。
有り体に言えばシミュレータで取れない値は参照できません! とはいったものの参照可能な値の中で構築できる変数やフラグを否定するものではない(結局if thenの集合体だしね)
でも試合に関係のないフレーバープランは大歓迎です。手袋を投げましょう。
*相手のプランは参照できません
*現在構えていないスキルは最後に使用したもののみ参照できます
*乱数は使えません。GMにダイスを振らせるのは引き分けの時だけにしてください。そもそも引き分けだったら投稿順で判定だったてへぺろ☆(・ω<)
*名前や設定も参照できません。そもそも誰と当たるかわからないのに決め打ちしてどうするのですか。
*未来の情報も参照できません。既得情報からの計算式からだしてください。
*ゲーム外の情報も参照できません。
試合形式:
トーナメント一発勝負です。成長なんてなかった。サーチアンドデストローイ。
投稿が早いと得する事項2点
1.もしかしたら1戦少なくて済むかもしれない!(トーナメント表は最終投稿時間に基づいた順序で作成されます)
2.もし引き分けたら投稿時間が早いほうが勝ち!(やったね!)
もし時間が取れるようなら総当り(ジェノサーイド)結果も出すかも知れませんが期待はしないでください。
ステータス及びプランは最終戦終了まで一切変更不可なのでじっくり練ってください
シミュレータ(試合処理はこれを使います。バグがあったら報告お願いします)
2007以降:https://sites.google.com/site/margueriteofnm/Home/blindxhelen.xlsm
2003以前:https://sites.google.com/site/margueriteofnm/Home/blindxhelen.xls 動作は保証できません
ついったー用タグ:#blindxhelen
質問があったらhttps://twitter.com/#!/nm43291にリプライ送ると返事が帰ってくると思います