名前 :ブライアン
性別 :男 ポジション:旅人 性能 :HP70/知5/技5 スキル: ・格闘術/6/6/2 :喧嘩拳法ともいう。 ・ウェポンブレイク/20/0/7 封印 :敵の武器が剣なら巻き上げる。武器が肉体なら首に手刀をぶち込む。 ・ブロードソード/19/24/10 炎熱 :一般的な量産型の剣だが、ブライアンは相手の動きのクセを見極め、振る度に効果的な攻撃になる。 ・リボルバー拳銃/30/0/9 防御無視 :一般的な量産型の拳銃。信頼性が高い。 ・パンチ/5/0/1 :相手をひるませたりペースを乱れさせるために放つ小パン。 プラン:
定義:
/○○/○○/○○/・・・敵の構えているスキルのステータス表す。左から攻撃力・防御力・現在ウェイト
notオプション名・・・そのオプションが無いことを表す
*・・・数値もしくはオプションを問わない。
EHP・・・敵の現在HP
MHP・・・自分の現在HP
COU・・・現在カウント
no_use・・・敵が構え無し
// 敵が構えなしの時の動作
01:if no_use and MHP < EHP and COU >= 169 {ブロードソード}
02:if no_use and MHP < EHP {格闘術}
03:if no_use {パンチ}
// 敵が盾を構えている時の動作
04:if /0/*/>=9/* {リボルバー拳銃}
05:if /0/*/*/* {パンチ}
// 敵の2ウェイト様子見に殴った後の動作
06:if />=7/>=7/1/* {格闘術}
// 敵を倒せる時に倒すための動作
07:if /*/0/*/* and EHP <= (敵ウェイト -1) ×5 {パンチ}
08:if />MHP/0/*/* and EHP <= 敵ウェイト×5 {パンチ}
// 防御無視封印に対する悪あがき
09:if /*/*/>=7/防御無視 and 封印 {ウェポンブレイク}
// トドメ
10:if /*/*/>=10/* and EHP<=30 {リボルバー拳銃}
11:if /=9/not回復 and EHP<=30 {リボルバー拳銃}
// 無防備な敵に対する最も効果的な攻撃を選択
12:if /*/*/>=10/回復or防御無視 and [19×(100+COU)÷100(端数切捨て)]÷10(端数切捨て) >= 5 {ブロードソード}
13:if /*/*/*/回復or防御無視 {パンチ}
14:if /*/0/>=2/* {パンチ}
// ブロードソードを最適なタイミングで構える
15:if /<=24/*/>=10 and <=19/* {パンチ}
// 隙を見せたら撃ちこむ
16:if /*/*/>=10/* {リボルバー拳銃}
// 基本攻撃と封印後の悪あがき
17:{ブロードソード}
18:if /*/>=5/*/* {リボルバー拳銃}
19:{パンチ}
20:{…}
設定:
ごく普通の旅人。
リリオットという街に来たが、怪盗の事件があったという。
吊るしあげられていた黒髪のバンダナ男からその話を聞いたブライアンに突如、パイが飛んできた。
マントをひるがえして身を守るもすでに犯人の姿は見えず、声だけが響いていた。
「ハッハッハ!お前は骨がありそうだ!我が名は怪盗ヘル・ライオット!私と勝負しようではないか!!」
バンダナ男からの証言からして、恐らく敵は”全斬り”の能力者だ。油断はできない。
かくして、ブライアンと謎の怪盗との戦いが始まったのであった。
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時計塔の決闘 Written by N.M
声が聞こえてきたのは時計塔。
「汝に勇あらば入り来るが良い」
その声に誘われるように、ブライアンは時計塔に入る。
時計塔内部は、複雑怪奇に歯車が噛み合い、時を刻んでいる。
広間の向こうに怪盗はいた。
怪盗は軽々と跳躍し、一際大きい歯車の上に着地した。
「来いよ、お前とならちったァ楽しめるかもな?」
仮面が下卑た笑みを浮かべたようにも見える。
階段を登り、柵を飛び越え、戦いの場に立つ。
「時に、お前の名はなんだ?」
「ブライアンだ」
「そうか、覚えておこう。張り紙貼り付ける時に名前がわからないと困るからな」
「その必要は無いぞ!」
一息に間合いを詰め、パンチの連打を繰り出す。
だが、怪盗は紙一重で拳を躱していく。
それどころか、だんだん力が抜けていくような感じすらする。
「このままではまずいな…」
フェイントを掛け、ミドルキックを繰り出す。
怪盗の右手に魔力で出来たと思しき鋭い針が見えた。
おそらく、疲労の原因はコレだろう。
だが、怪盗もさるもの。蹴りを宙返りで躱し、剣を取り出す。
その仮面は貪欲に何かを―おそらくは、自らの勝利を―求めるかのようであった。
ブライアンはブロードソードを抜き放ち、怪盗の斬撃を受け止めた。
「生半可な拳法じゃ俺は倒せんよ!」
「だが剣術ならどうだ!」
「同じ事!!」
手首を返して一閃。
だが、仮面が脱力したような顔になると同時に、その一閃は左手の短刀で受け流された。
「防がれたか!」
「その程度の業前で我を破ろうなど甘い、甘い!!」
(だが相手の癖を読めれば…!)
剣を構え直す。その刹那、怒りに満ちた表情の仮面が視界を覆った。
次の瞬間、腹部に鈍い痛みが襲った。
あの一瞬で間合いを詰め、拳を見舞ったのだ!
ブロードソードを振るい反撃するものの、あっけなく受け流される。
時には拳で牽制し、ブロードソードで剣を受けるも一瞬の隙を突かれ、怒りの鉄拳を叩きつけられ、
一太刀も浴びせられぬまま、歯車の上に沈むことになった。
***
「まぁこんなもんか…。とりあえず見せしめに…」
気絶したブライアンを背負い、時計塔の外へ出る。
懐から取り出したるは沢山の五寸釘。
上を見ると吊るした男が引き上げられているところだった。
上がなんか明るいので多分彼の妻が引き上げているのだろう。
入り口の上に登り、哀れな犠牲者を処刑前の聖人の如く十字の姿勢にする。
五寸釘で服やマントを貫き壁に固定する。
最後に紙にサラサラと何かを書き、顔面に張り付けた。
「これでよし。いい見せしめになるだろうて。ケッケッケ」
紙にはこう書いてあった。
『この者、ブライアン。我に逆らった咎によりここに磔とす。 怪盗ヘル・ライオット』
公騎士団に救出されるまでの間、彼は時計塔入り口上の壁に晒されることになった…
名前 :ブライアン
性別 :男 ポジション:旅人 性能 :HP70/知5/技5 スキル: ・格闘術/10/15/4 :喧嘩拳法ともいう。 ・パンチ/5/0/1 :パンチをぶち込む。 ・ブロードソード/48/3/13 炎熱 :一般的な量産型の剣だが、ブライアンは相手の動きのクセを見極め、振る度に効果的な攻撃になる。 ・夜明けを告げた鐘/35/0/10 防御無視 :物語の少女が持っていた鐘によく似ている鐘。打ち鳴らすと何かを終わらせることができる。 ・断固相殺剣/55/0/14 防御無視 :敵の攻撃を真っ向から受け続け、その中で生まれる一瞬の隙をついて剣を振る奥義。相手はただではすまないが、ブライアン自身もただではすまない。 プラン:
01:初手かつ、相手のHPが35以下なら「夜明けを告げた鐘」。
02:初手かつ、相手のHPが55以下なら「断固相殺剣」。
04:”48×(100+現在カウント)÷100(端数切捨て)”が”敵HP+30”以上なら「ブロードソード」
05:相手が防御無視か回復なら「パンチ」。
06:相手の防御力が0かつウェイトが2以上なら「パンチ」。
07:相手の防御力が0かつ攻撃力が”自HP+15”以上なら「パンチ」。
08:さもなくば「格闘術」。
09:さもなくば「ブロードソード」。
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ツイッターID:Otokam0510
設定:
「ブライアン!?大丈夫か!ブライアン・・・君が優勝するんだ・・・」
ブライアンが目を覚ますと、マックオートと名乗ったバンダナ男が看病していてくれたことが分かった。
話を聞くと、気絶したブライアンは公騎士団に助けられ、マックオートが身柄を引き取ったという。
「申し訳ない・・・」
「いいってことよ。俺も昔は旅人やってたんだ。困ったときはお互い様さ。」
***
「すまない、あの時の記憶はおぼろげだ。しかし、敵の技は受けた体が覚えている。
体力そのものは私よりも少ないはずだ。」
その後、公衆浴場やらいろいろあったブライアンはマックオートの自宅であるガラス工房で
怪盗を倒すための会議をしていた。
「遭遇時に君が防いだパイはスキルを3つ破壊できる威力がある。友人の娘がやられたんだ。」
「あの短時間でそこまでの威力なら・・・技術は高いな。」
「わーーん、おとぉーさぁーーーん!」
突然、マックオートの娘と思わしき少女が泣きながら部屋に入ってきた。
顔はパイにまみれ、手に持った木彫りの馬は首が折れている。
「このパイ・・・まさか・・・!」
マックオートの顔がみるみるうちに険しくなっていく。
「おうまさんが・・・」
「木彫りの馬なんかまた作れる!!それより怪我はないか?ないか、良かった・・・」
パイで服が汚れるのも構わず、マックオートは娘を抱きしめた。
「ちょっと、何があったの?え!まさか!」
騒動に気づいた女性が部屋に入ると、マックオートと同じようにした。恐らく彼女はマックオートの妻だ。
ブライアンは考えた。
多くの人は、守りたいものがある。
しかし自分はどうだろうか。
他人のために自分が犠牲になっても構わない人がいる。
しかし、ブライアンは自分の身を守ろうとした。
そして、怪盗に敗北した。
怪盗の凶行はとどまる事を知らず、時系列すら歪み始めた。
もしも、ブライアンに守れるものがあるのなら・・・
***
「・・・確かに、一つだけ可能性がある方法がある。しかし・・・」
「マックオートさん、”困ったときはお互い様”でしょう?
私の事は心配いりません。お願いします。」
ブライアンの懇願にまいったマックオートはどこかへ行くと、古めかしい鐘を持って戻ってきた。
「これは・・・?」
「これは”夜明けを告げた鐘”骨董屋の友人からもらったものだ。
その昔、この鐘を打ち鳴らした自動人形は、誰もが眠る夜を終わらせたという・・・
何かを終わらせる力をこの鐘は持っている。」
「これを鳴らせば、怪盗の凶行を終わらせることができる・・・?」
「そういうことだ。しかし、何度叩いてもこの鐘が鳴ったことはない。
鳴らす前にやられるかもしれない・・・」
「怪盗は必ず倒します。」
かくして、マックオートから鐘を借りたブライアンは再び怪盗との戦いに向かった。
***
ブライアンが怪盗を探しに街を歩いていると、突然、頭上からパイが降ってきた。しかし、あえて避けなかった。
ベチャリ、と音を立てて帽子にのめり込むパイ。それがブライアンの覚悟だった。
「気絶で老化でも進んだかね!その程度のものすら避けれないとはな!」
ほどなくして怪盗も降りてきた。
「あなたの凶行も、もう終わりです。」
ブライアンはパイまみれになった帽子を脱ぎ捨てた。
戦いの終わり Written by N.M (タイトル:オトカム)
*実は戦闘結果予測送られてたけど使用スキルが全く別物だったのでこちらで修正しました。てへぺろ
「ふん、その鐘で私を倒そうと?」
ブライアンは答えない。代わりに、鐘の持ち手ごと、ブロードソードの柄を握る。
ゆっくりと鞘から抜き放ち、構える。その構えは素人目に見ても隙だらけである。
「何の為だかわかったものではないな! 行くぞ!」
針が飛び、続けざまに黒い剣気が飛ぶ。
手足が痺れてきた。だが、一刀を振るうぐらいは、まだ出来る。
「奥義…」
一撃。ブライアンは集中する。
「断」
二撃。敵の剣舞がゆっくりと、はっきりと、感じることができる。
「固」
三撃。削れる体力。
「相」
四撃。このまま浴び続ければ倒れることは必至。
「殺」
五撃。だが、彼には勝算があった。
「剣!!」
怪盗の六撃目。交錯するように一閃。
握った鐘は鳴り響き、その一振りは、怪盗を一撃で打ち倒した。
You Defeated the Enemy!!
エンディング Written By オトカム
気絶した怪盗の身柄を施設へ引き渡すと、他にも複数の人が怪盗を捕まえていた。
とはいえ、無事に賞金を受け取ったブライアンは数ヶ月ほどリリオットに留まった後、旅を再開した。
怪盗の正体は、観測者システム全体のイレギュラー化だった。
千夜一夜の果ての大騒動に加わった004を観測した観測者達は、今までの観測では得られなかった”何か”を得た。
その”何か”は、観測者達が捨てたはずの感情を呼び戻そうとした。飢えた観測者はさらなる”何か”を得る機会を待っていた。
・・・しかし、そのような事件を観測することはできなかった。
そして観測者たちは怪盗になった。
独自の情報網を駆使し、一人の犯行に見せかけた観測者達は各地で凶行を起こし、多くの人々の感情を観測し、取り戻した。
怒り・・・悲しみ・・・優越感・・・
あらゆる感情が流れ込み、ひとつに収束した。
憎い・・・
喜怒哀楽を持ち合わせ、誰のためともわからない人生を楽しむ一般人達が憎い・・・
いつしか感情を取り戻すための破壊ではなく、破壊のための破壊を行おうとした。もっと続けば、死人さえ出ただろう。
しかし、怪盗の凶行は終わった。多くの勇士たちが憎しみを打ち破ったのだ。
ブライアンが旅を終える理由は見つからない。
つづく!
※このようなイベントに参加したブライアンの物語は全てパラレルワールドのものです。