キャラ名:灼銅虎娘
オーナー:やべえ なんか :ない 性能:HP38/知7/技6 スキル: ・拍を刻む/8/6/2 ・噛み付く/6/0/1 ・痩せ我慢/0/27/3 ・迎え撃つ/0/54/6 ・咆哮する/36/0/7 回復 ・殴る蹴る/30/0/8 防御無視 ・燃え滾る/32/6/9 炎熱 プラン: 「さいきょーテンプレート、使っちゃうもんね!」 「トラちゃんの体力じゃ無理があるとおもう……」 敵スキルの攻撃力を【a】、防御力を【b】、残りウェイトを【w】、初期ウェイトを【s】と表記。 「燃え滾る」の攻撃力を【m】と表記。 各行について【(条件)】を全て満たすならその行を実行。 A:【大丈夫、まだ戦える】→Bへ B:▼【何も構えてない】→以下に分岐 B1:【m≧敵最大HP×2】→「燃え滾る」 B2:【自HP≦37】【最後の同時選択スキルのs=2】→「噛み付く」 B3:「拍を刻む」 C:【敵HP≦(w-1)×(6-b)】→「噛み付く」
D:【w≧10】【敵HP+b≦m】→「燃え滾る」
E:【w≧9】【敵HP≦30】→「殴る蹴る」
F:【回復】→「噛み付く」
G:【吸収でない】【5≦w≦8】【敵HP≦30】【自HP>a+(8-w)×敵技術】→「殴る蹴る」
H:【吸収でない】【敵HP-w×(6-b)≦0】【敵HP-w×(6-b)<自HP-a】→「噛み付く」
I:【吸収でない】【w=9】【敵HP+b≦m】【敵HP+b-m<自HP+6-a】→「燃え滾る」
J:【吸収でない】【w=8】【敵HP≦30】【敵HP-30<自HP-a】→「殴る蹴る」
K:▼【防御無視】【凍結じゃない】【自HP-a≦19】→以下に分岐
K1:【m≧54】【w≧16】【(w-7)が9の倍数】→「燃え滾る」
K2:【w≧8】→「噛み付く」
K3:【w=7】→「咆哮する」
L:【防御無視】【m≧54】【w≧10】【(w-1)が9の倍数】→「燃え滾る」
M:【防御無視】→「噛み付く」
N:【w≦6】【自最大HP=38】【a+(7-w)×敵技術<自HP≦30】→「咆哮する」
O:【m≧敵最大HP×2】【s≦6】→「燃え滾る」
P:【m≧敵最大HP×2】【a≦6】【9≦w≦13】→「噛み付く」
Q:【m≧敵最大HP×2】【a≦6】【w≦8】→「燃え滾る」
R:【w≧9】【b≧6】→「殴る蹴る」
S:【w≧8】【自最大HP-自HP≧19】→「咆哮する」
T:【w≧5】【a<自HP+6】【m≧敵HP+b】【7≦s≦9】→「燃え滾る」
U:【w≦6】【a≧28】→「迎え撃つ」
V:【w≧5】【6≦B≦7】→「拍を刻む」
W:【w≧4】→「噛み付く」
X:【W≧2】【a≦6】→「噛み付く」
Y:【W=1】【a≦6】→「拍を刻む」
Z:【おなすい】→「痩せ我慢」
@:【もう限界】→「燃え滾る」
設定:
二人組ポップスバンド《GEKITOTSU》のストームドラム担当。おてんばタイガー。
本当はデスメタルがやりたかったが、両親に猛反対されたため断念した。
相方は12弦ハイドロギター兼ボーカル担当の極鉄龍姫。またの名をはにかみドラゴン。
「見なよ、リューちゃんの歌声に蟻まで行列作ってるぜ!」
「それはトラちゃんがお菓子片付けないからだよ……」
経緯:
GEKITOTSU結成一周年記念ライブが最高に盛り上がっている時、
なんか変なやつが現れてリューちゃんをミルクまみれにして泣かした。
なんか変なやつはなんか非常にふざけたお面をつけていてムカつく。
私はそれを見て、なんか変なやつをぶちのめそうと心に決めた。
狂人の喇叭 Written by N.M
「Yeahhhhhhhhhh!! みんな、ノってるかーい!?」
GEKITOTSU結成記念一周年ライブ。
宴もたけなわ。盛り上がりが最高潮に達しようとしたその時。
ヴェェェェェエェェェェェェエエェエェェェエェェェエェェエェェエェェェェエエェエェェェェェエエエェェェ!!
耳をつんざくようなラッパの音が、無粋にも割り込んできた。
二人が演奏を中断すると、バックステージの壁の上。そこにはあの怪盗が。
その手には、ある民族がその名を聞くだけで卒倒するという伝説の楽器、ブブゼラ。
ブォォォォォォン
仮面の下から器用に銜え、再びやかましい音を鳴らし始めた。
その挑発的行為は、彼女たちとそのファンを激昂させるに十分だった。
「貴様! 邪魔すんな!!」
「リューちゃんに手を出したら許さんぞオラッ」
「じゃあ俺がトラちゃん守る!!」
などと騒ぎ始めたその時、怪盗は懐から無数の風船爆弾を取り出し、群衆に投げつけはじめた!!
炸裂する風船、飛び散る白い液(ミルクです)。
あっという間に観客席は阿鼻叫喚の地獄絵図となった。
その間も怪盗は口に銜えたブブゼラを離さず鳴らしっぱなしである。
もちろんGEKITOTSUの二人も爆撃対象内。
飛んでくる風船爆弾。
「トラちゃん危ない!」
「リューちゃん!?」
割り込む極鉄龍姫。
弾ける風船。
哀れはにかみドラゴンは白い液(繰り返しますがケフィアやカルピスではなくミルクです)まみれに。
「よくも……よくも、リューちゃんを…! 絶対、許さない!!」
虎の如き敏捷さでバックステージを駆け上り、怪盗と対面する。
ヘル・ライオットは吹き鳴らしていたラッパを懐にしまい、闘いの構えを取る。
「たまには虎狩りも楽しかろう! かかって来るがいい!!」
かくて、舞台の上での決闘が始まった。
***
怪盗は悠然と立っている。仮面はいつもの狂人の顔ではなく、いやらしい、下卑た表情をしている。
「舐めんな!」
針が飛んでくるのが見える。だが、怒りに燃える虎は止まらない。
わずか二歩で怪盗と激突する。怒りの鉄拳は交差した長剣と短刀に阻まれる。
怪盗の振るう剣も、虎の猛進を止めるには至らない。
時には喰らいつくかのごとく飛びかかり、時には一拍フェイントを掛ける。
それはまるで舞踏をしているかのよう。
「っかーっ、全く、手に負えない虎だな!? ここまでしぶといとは!」
「殺す、殺す、絶対殺す!!」
怪盗は二刀を持つが、灼銅虎娘は素手である。
にも関わらず、実力は伯仲。
「そこまで殺意をむき出しにされては仕方がない。奥義を使わざるをえない」
宙返りで距離を取ると、何を思ったか武器を鞘に納める。
その仮面の表情は全ての感情が抜け落ちたようであり。
何度か殴りかかるも、止まりそうにない。
離れて迎撃の構えを取る。
その間、怪盗は何事かつぶやく。
「死した後、裁きを受けて、逝く先は、地獄の罪か、天獄の罰」
みしり。
とてつもない力が、怪盗の拳に集う。
もはや、迎撃できる力を超えている。
怪盗が振り下ろした拳は、
虎の護りごと、
バックステージの壁を、
粉々に打ち砕いた。
***
崩れるバックステージ、
勝利のラッパを吹き鳴らす怪盗。
慌てふためく観客
落ちる虎。
「トラちゃん!」
間一髪、極鉄龍姫が受け止める。
怪盗は、土煙に紛れ、その姿を消していた。
残るは、ラッパの残響のみ。
「畜生……畜生!!」
彼女たちの、怪盗への復讐が始まった。
#まさに弾丸 Written By やべえ
トラちゃんの戦い方は見た目よりかなり消極的だ。
コロすコロす(※)とかなり苛立っていたようだけど、闘志が保身に優先したりはしない。だからヒートアップも遅いし、諸刃の戦術も使えない。喧嘩になった時には宥めるのが楽なので正直助かるけど――でも、戦いとなればそれは弱点にしかならなかった。
しかし燃え上がるのが遅いのは相手も同じ。戦闘開始から最後の技が放たれるまで、たっぷり三分以上はかかっていた。大口を叩く割に戦い方はずいぶんと臆病者じみている。技の泣く声が聞こえてくるようだ。
もっとも、仮面などに感情を任せるような人間が臆病でないはずがないか。
「畜生……畜生!!」
瓦礫の影から顔を出したマネージャーが甲高く尖った声で何か言っていた。今まで隠れていた癖に勝手なものである。
「総額で一体いくら損失がががあーもう! 保険屋との契約はどうなってるの!!」
「それはあなたの仕事だけど……」
「ええい、とにかくリューちゃん! 今すぐ追っかけてとっ捕まえて、全額賠償させるのよ!」
「はいはい」
抱きかかえたトラちゃんをマネージャーに託し、半壊した舞台の裏で着替える。ヒラヒラした服のまま戦闘するのは危険だ。
しかし、衣装を変えたところで腐敗したミルクの匂いは完全には取れなかった。
「まだ臭う……最悪だよ……」
ミルクというか、ほとんどヨーグルトに近い。普通に腐ってるんじゃないかと思う(発酵食品は例外なくNGな私には区別するのが難しいが)。こんなモノを喜んで飲み込む人間が世の中にいると考えるだけで背筋がぞっとした。
あの液体は本当に臭い。涙が滲むほど臭い。
なんなんだあいつ。怪盗とか名乗っておきながらやってることは破壊活動と嫌がらせじゃないか。私はトラちゃんほど甘くないぞ。普通に殺したい。我慢するけど。
準備を終えたがイライラは収まらず、頭を抱えて歩き出す。
――――ぶにゅり。
柔らかく気持ち悪い感触の何かを踏んだ。
「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」
「…………」
マネージャーの愛犬、ポチモデウスの尻尾だった。
夏は扇風機の前に居座り、冬は暖房器具と一体化する紫色の毛むくじゃらである。かわいくない。
つまずいた振りをして蹴飛ばした。キャインキャイン言いながら逃げていった。ちょっとだけ気持ちがすっとした。
「さあて、やっちゃおーかね!」
長い人生、気持ちの切り替えが大切。
怒りはエネルギーに、エネルギーはお仕事に。
使える物は犬でも使うのがこの私、極鉄龍姫の生き様なのだ。
怪盗という名の変態の居場所はもうわかっている。龍族の眼《千龍眼》をもってすれば楽々お見通しだ(ドラゴンすげえ!)。
数回跳躍すれば追いつくどころか先回りも容易い。龍族の脚《爆龍脚》は世界を股にかけちゃうのだ(ドラゴンぱねえ!!)。
トラちゃんの戦い方をそっくり真似る事も可能だ。龍族の爪《神龍爪》に不可能は無い(ドラゴンやっべえええええ!!!)。
「待ってなさい怪盗! 私とトラちゃんのメモリアルな一日を邪魔したこと、強制労働施設でたっぷり後悔させてあげるから!」
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※トラちゃんの地元の慣用句で『心折れて泣き叫びたくなるまで芋虫野原で転がす』の意味。
よく知らない人が聞けば物騒に響くかもしれないが、殺意よりかはいくらかマイルドな気持ちの時に使う言葉だ。
キャラ名:極鉄龍姫
オーナー:やべえ めいたん:てい 性能:HP38/知7/技6 スキル: ・龍の針山/2/6/1 ・痩せ我慢/0/27/3 ・迎え撃つ/0/54/6 ・咆哮する/36/0/7 回復 ・殴る蹴る/30/0/8 防御無視 ・噛み付く/6/0/1 ・龍神烈火/26/6/8 炎熱 プラン: 「針には針山かー。考えたなリューちゃん!」 「ものすごくシュールな絵面になりそうだけどね」 敵スキルの攻撃力を【a】、防御力を【b】、残りウェイトを【w】、初期ウェイトを【s】と表記。 「龍神烈火」の攻撃力を【r】と表記。 各行について【(条件)】を全て満たすならその行を実行。 A:【ドラゴン魂】→Bへ B:▼【何も構えてない】→以下に分岐 B1:【r≧敵最大HP×2】→「龍神烈火」 B2:「龍の針山」 C:【敵HP≦(w-1)×(6-b)】→「噛み付く」 D:【w≧9】【敵HP+b≦r】→「龍神烈火」 E:【w≧9】【敵HP≦30】→「殴る蹴る」
F:【回復】→「噛み付く」
G:【吸収でない】【5≦w≦8】【敵HP≦30】【自HP>a+(8-w)×敵技術】→「殴る蹴る」
H:【吸収でない】【敵HP-w×(6-b)≦0】【敵HP-w×(6-b)<自HP-a】→「噛み付く」
I:【吸収でない】【w=8】【敵HP+b≦r】【敵HP+b-r<自HP+6-a】→「龍神烈火」
J:【吸収でない】【w=8】【敵HP≦30】【敵HP-30<自HP-a】→「殴る蹴る」
K:▼【防御無視】【凍結じゃない】【自HP-a≦19】→以下に分岐
K1:【r≧48】【w≧15】【(w-7)が8の倍数】→「龍神烈火」
K2:【w≧8】→「噛み付く」
K3:【w=7】→「咆哮する」
L:【防御無視】【r≧48】【w≧9】【(w-1)が8の倍数】→「龍神烈火」
M:【防御無視】→「噛み付く」
N:【w≦6】【自最大HP=38】【a+(7-w)×敵技術<自HP≦30】→「咆哮する」
O:【r≧敵最大HP×2】【s≦6】→「龍神烈火」
P:【r≧敵最大HP×2】【a≦6】【8≦w≦12】→「噛み付く」
Q:【r≧敵最大HP×2】【a≦6】【w≦7】→「龍神烈火」
R:【w≧9】【b≧6】→「殴る蹴る」
S:【w≧8】【自最大HP-自HP≧19】→「咆哮する」
T:【w≧5】【a<自HP+6】【r≧敵HP+b】【7≦s≦9】→「龍神烈火」
U:【w≦6】【a≧28】→「迎え撃つ」
V:【w≧4】→「噛み付く」
W:【a≦6】→「龍の針山」
X:【人生】→「痩せ我慢」
Y:【無理】→「龍神烈火」
Z:【スペースが余りました。流石ドラゴンやで!】
設定:
二人組ポップスバンド《GEKITOTSU》のギターボーカル担当。はにかみドラゴン。
本当は灼熱虎娘と一緒に戦いたかったが、ミルクの発酵具合に涙が止まらないため断念した。
相方は自分が重態なのにも関わらず極鉄龍姫のことを心配してくれているようだ。
「わかるぜリューちゃん、ミルクが低温殺菌じゃなかったら悲しくなるもんな……」
「トラちゃん、傷が開くから無理に喋らなくていいよ」
龍の針山……ごく普通の針山。こう見えて、相手のしょぼい攻撃をいなす程度の防御力はある。たまに中の針が刺さって痛い。
龍神烈火……最初の一撃で相手の体力を刈り取り、その後気が済むまで殴り続ける技。
龍の活力が伝播するため死に至ることは無いが、超痛い。死ぬより酷い。
Blazing Dragon Written by N.M
龍の力をその身に宿す彼女が本気を出せば、
人外じみた怪盗の位置を把握し、追いつくことは全く難しいことではなかった。
リリオットの街を跳躍し、先回りする。
「おやおや、虎を庇ってノックアウトしたものと思ってたが案外復帰が早かったな」
「伊達に龍の名を冠してるわけじゃないわよ」
「あいつの後を追わせてやろう」
「腐ったミルクをぶつけたこと、トラちゃんを傷つけたこと、たっぷりと後悔させてあげる!」
「ほざけ!」
針が飛んでくる。針には針山。綿の詰まった布袋がが怪盗の針をことごとく防ぐ。
あいつの必殺拳。トラちゃんとの戦いを見てタネは割れてる。
多彩な技と威力から、そこまで体力がないのは目に見えている。ならば。
「埒があかないようだな!」
拳に力が集まり始める。チャンスは一度。
「死して裁かれ天獄地獄。果てに見えるはどちらかな!?」
アイツが駆けだす。私も突撃する。あいつが拳を打ち下ろすより速く!
拳が、交錯する。
極鉄龍姫の一撃が、怪盗よりも一歩早く、怪盗に突き刺さった!!
そのまま勢いに任せて殴り続ける。
「これは、傷つけられたトラちゃんの分! これは腐ったミルクぶつけられた私の分!
これはメモリアルな一日を台無しにされた私たちの分!! これ(ry」
はにかみドラゴンは自らの気が済むまで怪盗をボコボコにし続けた。
You Defeated the Enemy!!