名前 :百草 灯
身体性能:5/0/0/1
剣 :先行剣、儀式剣1、儀式剣1、黙祷剣、胎胎剣、黙祷剣、黙祷剣、炎上剣
設定:
寝煙草していたら枕が炎上して大変なこと(炸撃剣)になった。
眠いやら、家帰りたいやら、枕燃えたやらで、午後11時回った辺りからテンションがおかしい。
「私の炎上剣でなにもかも(枕を)消し炭にしてくれるわ!今夜は枕の上で眠れると思うな!あははははははは!!」
なんかもう、ノリノリである。
修学旅行の夜は普段地味なやつが急にハイになったりするから注意だ。
きっと朝になって思い出したら恥ずかしさで悶死できると思う。
普段からバカやってるならまだしも、普段あんまり目立たないようにしているから尚更つらい。
オーナー :空乃(からの)
URL :http://kuudou.spaces.live.com/
名前:コヨミちゃん
身体能力:5/0/0/1
所持剣:先行剣、儀式剣1、儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、黙祷剣、胎胎剣、炎上剣
設定:
ウサ耳が好きなウサ耳少女。
夜はちょっとねむい。
「よーし♪炎を纏ってパワーアップだー♪」
『こらー!!枕なくなっちゃうでしょーが!!』
炎上剣なんて構えてるもんだから、
コヨミちゃんにはあんまり枕が飛んでこないようです。
オーナー:SNPcat
名前 :文 鎮
身体性能:5/0/1/3
剣 :押分剣、命の剣、加護剣、盾の剣、押分剣
設定:
枕と怒号の飛び交うこの戦場で生き残るにはどうすれば良いか。
そう考えた文鎮は枕投げという命がけの一大イベントに防護壁で自身を覆った状態で臨んだ。
布団という装甲によって作られた戦車は、床に敷き詰められた布団を吸収してより強靭さを増していく。
防御に関してはひとまずこれで十分。そして攻撃方法は単純にして明快。
それはすなわち、体当たり。ただひたすらこれに尽きる。
こうしてなんてことない布団が途心と奇人の力によって圧殺兵器へと変貌を遂げた。
「なんて暖かいお布団なんだ!ああ、みんな圧死すればいいのに!」
オーナー :KuuleroV
名前 :苦累坂 叫介
身体性能:5/1/1/3
剣 :加熱剣、導来剣0、駆動剣、ヌル剣
設定:
修学旅行と言えば木刀、
そして木刀と言えば《ドライブ》!
おれのドライブヌルを喰らいやがれッ!!
オーナー :刀の錆び
URL :からっぽ!
名前 :相井明
身体性能:0/0/1/1
剣 :
儀式剣0、臥竜剣、臥竜剣、鏡の剣、魂の剣、拡散剣、幕引剣、押分剣
設定
あいい あきら。トラブルが嫌いなのに、いつも名前名簿の最初に登録されてるせいで
厄介事をすぐに押し付けられる。座右の銘は生きれれば良いや。
今回も枕投げなんて幼稚な遊びは、しないつもりだったのだが何故か巻き込まれてる。
そういう星の下に生まれてきたんだから仕方ないね。
でも、最後の最後には良いところをもっていくちゃっかり屋さん。
オーナー:AA8
名前 :アリス=シンガブロッダ
身体性能:5/0/0/3
剣 :黙祷剣、黙祷剣、狗咬剣、拡散剣、加熱剣、全体剣
設定:
いい機会なので古い剣士を呼んでみたら、
想像以上にかわいかったので肩車をしてあげた。
アリスは気に入ってしまったらしく、全力で支援するつもりだ。
オーナー :supply
名前 :木俣 公子
身体性能:5/0/0/3
剣 :儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、黙祷剣、詠唱剣、招龍剣
設定:
ここには悲しみがない。
「おっ、兄だ」
「おう妹。ガキは早く寝ろ」
「同じ歳じゃん。あのさ、友達と枕投げ行くんだけど、お兄ちゃんもどう?」
「枕投げ? 面倒くせー」
「そう言うと思った。良い子は早く寝なさいねー」
「うっせ」
そうして私は兄と別れる。
廊下の角には先ほどのやり取りをこっそり見ていた友人たちが。
「相変わらず仲いいねえ」
「そう? 普通だよー」
「いいなあ、格好いいお兄さんがいて」
「格好いいかあ?」
「ちょっと不良っぽくていいじゃん。私ああいうの好み」
「いやー、あのツンツン頭はどうかと思うよ、妹ながら」
「妹様の許可さえあれば……わたくし、有くん狙っちゃいますでございますよ」
「だーめ。あの兄のことだから、自分がモテると勘違いして調子に乗る」
くだらないことを話しながら、枕投げの会場へ向かう。
なんだかんだ言っているけれど、兄のことを褒められて悪い気はしない。
ちょっとボーっとしていた頭もスッキリしてきた。
急に元気が湧いてきたぞー。
どうしたんだろ、今ならドラゴンだって呼び出せる気がする。
オーナー :しゅん
URL :http://akanesasu.hp.infoseek.co.jp/
名前 :徳田嵐
身体性能:15/1/0/2
剣 :快癒剣3、毒薬剣、導来剣0、魔封剣
設定:
保健医。
大病院の息子だが、ドロドロした人間関係に疲れて緋高に赴任
して2年目。赴任当初はひ弱だったが、利根川や生徒達に鍛え
られて少しは使える医者になった。一人称は未だに「ボク」。
「エリート校に来たはずだけど、なぜか前線の軍医のような忙
しさだぞ…!?おいてめえら!修学旅行でまで乱闘すんじゃね
ええ!!」
オーナー :さまんさ
名前 :空山海
身体性能:10/0/3/2
剣 :毒薬剣、咲火剣、鏡の剣
設定:
マーガレット本戦にて腰骨ボキボキにされた上吹っ飛ばされたため空山海(ウミ)の意識は引っ込んでしまった。
そのため本来の表の人格である空山海(カイ)の意識が数年ぶりに出てきた。彼はただの内気でナイーブな少年である。
だが何故か着ていたメイド服(防御力3)には困惑している。
オーナー :いもてん
名前 :JuN
身体性能:10/0/0/2
剣 :押分剣、儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、撃鉄剣、回避剣
設定:
盾の剣を生成した、盾道部所属の留学生。
ある日突然、普通の高校生たちが剣を握り、
死んでは何度も蘇る神話の戦士よろしく戦い合った。
強そうな者は当然強かったし、
弱そうな者も逆に強かった。
そんな中、この生徒は零回戦の選定から漏れたのだった。
圧倒的な速さと攻撃の前に、目覚めたばかりの盾の剣は
あっけなく崩れ去ってしまった。
JuNには入学以前の記憶がない。
緋森高校の生徒となってからは、
目の前の課題とクラスメートとの交流に明け暮れた。
自分が何者であるのか分からなくとも、楽しかった。
しかし、JuNはこの『修学旅行』という戦いから
盾の剣を失ったのと同時に、
今までの高校での生活も全て失ったように燃え尽きた。
それを隠し、友だちの前では楽しんでいるふりをした。
今までと同じように。
JuNは今、この場所から逃げ出したくなった。
オーナー :s_sen
名前 :【裏】神科 戯華
身体性能:10/0/0/3
剣 :加速剣、加熱剣、振動剣、導来剣0、舞踏剣
設定:
神科戯華は、【死んだ】。
------
戯華は、修学旅行では、周りが夜うるさく騒いでいたとしても、
それを気にせず一人で寝てしまうタイプの人であった。
今夜も、騒ぐ同室の友人らを尻目に、
部屋の隅を陣取って布団を被っていたのだが、
どうしても寝付けなかった。
布団をごそごそと抜け出し、部屋を抜け、廊下を歩み、自販機を探す。
……が、その辺を探せば見つかるだろうと一人で適当に歩いたのがまずかった。
聖域は理路整然と、自己複製でもしたかのように似た見た目の構造が並んでおり、
また戯華はほんの少し、方向音痴だったのだ。
しばらく聖域を彷徨い自販機に辿り着いて適当な飲み物を買い、
いざ戻ろうとしたときにはもう自分の部屋への道のりを忘れてしまっていた。
自分の部屋を探すため、さんざ歩き回り、
ふと、近くの部屋が異常にうるさいことに気づく。
少しだけ開いていた部屋の扉の隙間から覗き込んでみると、
そこでは盛大な枕投げが行われていた。
普段の戯華なら、確実にスルーしていたはずだ。
しかし、どんな魔が差したのか。
戯華はその部屋に飛び込み、自分の方へ飛んできた枕を、突き出した右手で掴んだ。
それが戯華の、枕投げへの参加の合図。
長い永い、夜の宴の始まりの合図。
オーナー :クウシキ
名前 :隣の部屋に居た有坂
身体性能:5/5/0/2
剣 :音速剣、音速剣
設定:
音速剣:うるせえお前ら!!
音速剣:早く寝ろ!!!
オーナー :elec.
名前 :片平カリナ
身体性能:10/0/0/2
剣 :儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、災厄剣、激怒剣1、先行剣
設定:
本名『片平 仮名』
由来は片仮名+平仮名で、『言霊による魂の救済』を騙る伊呂波教の巫女として教祖からつけられた名前。
ただ意味深なだけで特別な意味はない。教祖いわく演出の一環だとか。
ただし『かな』と読み間違えられたり、『本名なのに仮名』と馬鹿にされたりするのが嫌なので普段はカリナと書いている。
ちなみに元の名前はカリナ自身も覚えていない。
アルビノの為、生まれつき白い髪と赤い瞳を持つが体は弱い。
更には顔立ちも悪くなかった事から伊呂波教教祖に『巫女に仕立て上げるのに最適』として目をつけられた。
オカルト部に入ったのは教団に対する遠まわしな嫌味。
教祖の目が届かない所で口が悪いのも、精一杯の抵抗の表れにすぎない。
◆ ◆ ◆
彼女は災厄を想い、怒りを撒き散らした。
オーナー :ブルー
イラスト :紙月狐
名前 :矢文 小説
身体性能:15/0/0/1
剣 :鏡の剣、儀式剣1、黙祷剣、黙祷剣、歪姫剣、押分剣
設定:
文筆家の一門として名を馳せる矢文家の次期当主。文家とは遠縁にあたる。
平成の文豪、矢文随筆の長男であり、現在では父親のゴーストライターをも務める。
父が前半の展開を書きながら後半の展開を口ずさみ、それを小説が書き起こすことで、倍の執筆効率を実現する。
授業ノート、試験の解答用紙、日直日誌、式神咒符など、およそ紙に書くものは全て、愛用の筆ペンで書き記す。
座右の銘は「ペンは剣より強く、筆はペンより猶強し」。
「然らば御無礼、一筆お借りしましょう」
これぞまさしく、枕書の妙技。
オーナー :友人K
名前 : アフシエーブ
身体性能: 5/0/0/2
剣 : 儀式剣2、共鳴剣2、拡散剣、魔法剣、加速剣、障壁剣、蠕動剣
設定:
平凡な魔法少年。
休み時間は不良グループの輪に入ることを好むが、話題が合う訳でもないので疎まれている。
オーナー : mkotha
URL : http://www.kotha.net/
名前 :滝間 蔵
身体性能:10/2/0/2
剣 :拡散剣、導来剣0、魔封剣、全体剣
設定:
ネタ担当。九割本気。枕投げと聞いて妄想(下記)して悶えている。
周りが真剣にバトっているので弄られず寂しい。
----------------------------------
「おいおい、俺を投げないでくれよ。抱き枕ってのは抱く為にあるんだぜ」
「え、ちょっ……ははは、ほんとに抱きつくなよー」
………
「……なあ、もうネタはいいだろ……」
「早く枕投げ始めようぜ……」
………
「……あっ」
「バカ野郎、どこ触ってんだよ……」
「うあっ、手を入れるな!」
「それ以上やったら冗談じゃ済まねっ……」
………
「……ぷはっ……はぁ……はぁ……何……考えてんだよ……」
オーナー :RAY
URL :http://19907.web.fc2.com/
名前 :辻ヒーラー
身体性能:5/3/0/3
剣 :蟲毒剣、蟲毒剣、蟲毒剣
設定:
ヒール!!
あっ……間違えちゃった……
しかしこの世は浮世の夢……人は枕に溺れたり……
偽りの表看板は振り払い……民は偽善に生きたもう……
人の縁は莎草、集いしも葺となり、やがては不羈へと堕ちてゆく……
かような欺瞞の数々に比べて、今の私のこの行為はどうだ!!
これこそ人の心に従いし最高の善なり! ああ! フラフラ。
オーナー :staraiZ
名前 :犬柴 白狼
身体性能:0/0/0/3
剣 :押分剣、臥竜剣、魂の剣、拡散剣、過重剣、加熱剣、臥竜剣
設定:
♂。猫っぽい顔立ちだけど人間です。名前は男らしさを出すための偽名です。
オーナー :しつな
名前:櫻井 椿
身体能力:5/1/0/2
所持枕:
導来枕0、破壊枕、破壊枕、蟲毒枕、毒薬枕、全体枕
設定:
「伏せろ新兵!額に風穴空けられたいのか!」
「衛生兵、衛生兵は居ないのか!」
「アハハハハハ、皆死んじゃえぇぇええぇ!」
「畜生!よくも、よくも俺の仲間を!」
ここは戦場だ。決して修学旅行の夜などという和やかな場ではない。
……ただし、飛び交うのは弾丸でも剣でもない。枕だ。
[■]
ちょ、ちょっと何これ。
皆さ、試合の無い夜くらいもっと仲良く和やかに過ごそうよ……。
私こういう雰囲気苦手なんだって。生徒会権限で止められないかな、これ……。
枕とは言え顔に当たったら痛いじゃん……。
[□]
……何これ.
枕とか投げ合って臭いセリフ吐いて,バカじゃないの?こいつら.乳臭えガキ共だな…….
修学旅行の夜といったら1匹や2匹くらい野獣が盛っててもおかしくないだろ普通.
どんだけ草食系なんだよ…….私を襲うくらいの根性見せてみろよクソ共が.
まぁ,ちょっと痛めつけてやろうかな,暇だし.
オーナー:kx
名前 :否定島 -子(ねがしま いちこ)
身体性能:15/0/0/2
剣 :魂の剣、拡散枕、導来剣0、毒薬剣、炸撃剣
設定:
こんばんは。こっこここっここんばんは。古今東西こんばんはで始まる言葉ー。こんばんは! というわけで否
定島です。枕投げとのことなので来ました。来ちゃった。はーと。びーと。しーと。えーと、そう、枕投げとい
えばこのわたくし、否定島。こう見えて枕投げ道3級なんですわたし。幼き頃は『根暗空電波のいっちゃん』と
呼ばれみんなから親しまれていたとかいないとか。答え、親しまれてはいない。関係ない話をするな! さて、
関係ない話といえば、今わらわが斯様に奇怪な装いをしておりますのは決して皆様に投げられたいから枕コスし
てるわけじゃないんだからねっ。……え、ぶ、んぽーって何? 拳法の一種? ブレイスヴァ拳法の略? うる
さーい! そんな話したくない! そう、うるさいといえば、自分、さっき居た部屋で何故か喧しいなどと謂れ
のない誹りを受け、袋叩きにされる前段階として袋詰めにされたところで無事脱出に成功、洗脳される前に逃げ
出せたのでこれはもう以降正義の味方として他の改造人間共と戦うしかないな、ブレイスヴァ拳法で、などと思
いまして。何の話だっけ? 枕投げ? そんなことしてる場合じゃないよ改造人間共のせいで世界がピンチなん
だよバカー! バーカ! ーバカ! お先まっくらなんだよ! 枕だけに! 枕だけにね! まくらとまっくら
がかかってるんですよ、わかりますか、ま・く・ら、まっ・く・ら、ほら似てる! そっくり! そっくりって
ことはお先まっくらと枕投げは同義語なんです。よーし枕投げ頑張るぞー! おー!
オーナー :tokuna
名前 :白ちゃん
身体性能:0/0/0/3
剣 :押分剣、命の剣、臥竜剣、鏡の剣、激怒剣2、鏡の剣、臥竜剣
設定
鏡の中にてせらちゃんが映ってることもあるのに。今日は忙しいのかな。
オーナー:TEP
URL :http://sankaku-puzzle.sakura.ne.jp/blogia/item/10
名前 :夜の天王洲あいる
身体性能:10/0/0/3
剣 :加速剣、加熱剣、舞踏剣、魔封剣、先行剣
設定:
精神年齢が外見年齢の半分ぐらいしかない少女。嫌いな剣はビルドと冷却剣。好きな剣は加熱剣と爆炎剣。
剣を帯びる前まで浮浪児と野生児の中間のような生活を送っていたため、緋森が彼女にとっての最初の教育機関だった。
集団での旅行も今回が初めてなので幼児のようにはしゃぎまわっている。
「今夜は焼くよ! APの続く限りね」
どうやら枕投げという習慣の意味も知らないらしい。
オーナー :西瓜
名前 :飛和見紫子
身体性能:5/0/0/5
剣 :黙祷剣、黙祷剣、残響剣、星霜剣
設定:
もう戦わないで済むと安心したのも束の間
生徒達が一心不乱に枕を投げ始めた。
剣師は常に戦いを忘れない
それは高校生であっても同じことなのだろう。
枕が触れると戦いが始まる。
彼女の思いとは関係無しに
手元のあった本と魔石が剣を構築し始めた。
「わ、なんだ、こっちに投げないでー!」
オーナー :ho
名前 :バブリア仮面
身体性能:5/1/0/3
剣 :複製剣、導来剣0、破壊剣、泡溢剣、押分剣
設定:
泡で出来た仮面を纏って現れた、謎のヒーロー!
その正体は謎に包まれているぞ!
中の人が誰だか、皆目見当もつかない!
オーナー :piyorat
名前 :火野山 炸夜
身体性能:15/0/0/2
剣 :加速剣、詠唱剣、炸撃剣、滅奏剣、魂の剣
設定:
私の名は火野山・バーニング・炸夜。
私は十五歳の時に、火野山家の呪われた力である
終末ノ炎を母より受け継いだ。
継承の儀式にて母を失った私は
入学した緋森高校で争いに巻き込まれることになる・・・・・・
っていう夢。
オーナー :ジオK
URL :http://geok.blog.shinobi.jp/
名前 :タカシ・マヅアキラ
身体性能:0/0/0/4
剣 :臥龍剣、臥龍剣、押分剣、命の剣、拡散剣、激怒剣2
設定:
日系二世。どこか得体の知れない国の人間を片親に持つ。
引きこもりがちであり、2年になってからは学校に3回しか姿を見せておらず単位不足が懸念されていた。
自分を抑圧するタイプであるが抑圧しきることはできず、どこかでバーストする。
ストレスが溜まってくると最大効率で怒りを発散する口実ないし対象を待ち受け、誘い受けるようになる。
この精神的特質が、3ターン目であるに関わらず魂よりも命の剣という選択に現われている。また、自己主張もかなり強い。
班決めの際も出席していなかったためタカシは適当な班に編入されており、無論班内に友達はいない。ていうか友達がいない。
せっかくの旅行を「混ざりこんできた影の薄い腫れ物」扱いで過ごすのは苦痛だったため、タカシは一計を案じ、
犬の首(真ん中で割れており、骨も露出している)のついた大胆なシャツ(25万くらいした)で班員の度肝を抜くことにした。
さらに、シャツ1枚で急ごしらえしたと思われないために蛇のストールも巻きつけた。
これは蛇皮のストールとか蛇を模したストールとかではなく、蛇のストールだ。
ところで、タカシもまた年頃の男子である。女子の視線も気になるのだ。
鏡の前でファッションチェックしてみて余りにジャングルでビーストなスタイルに、旅行前日タカシはためらいを持つ。
既に引き返すことはできない(25万以上使っているので)ために、シャツとストールは着ていくとして、
この上からさらに幅広のストールをまとうことにした。これは当日クラスメイトの反応を見て、
どうもアウトなのではないかと感づいたら素早く犬と蛇を隠し、
たまたま今スーツのフラップが片方だけ外に出てしまっているようなトラブルがあったかもしれないけれど、
あくまでこの犬とか蛇とか見えないのが意図された正しいスタイルですよ、といった構えをしてのけるためのものだ。
それでもやはりワイルドで肉食的なスタイルに、女子からナイーヴな自分の内面を誤解されてはまずいと考え、
草食性をアピールするために草花で作った手製の冠を頭に乗せた。
これはもちろん、「これすごいねどこで買ったの? もしかして自分で作った?」という(羨望と尊敬の混じった)フリも想定している。
最後に、この日のために用意しておいたカラコンを左目にだけファンタジー・オンだ。
片目にだけ入れるのはもちろんその方がかっこいいからでもあるし、
また、ほぼ初対面のクラスメイトからフレンドリーに「カラコンでオッドアイにしたのwww邪気眼すぎるwwww」と突っ込んでもらうためでもある。
最初『神の左手悪魔の右手』を参考に右目を赤くするつもりだったが、
土壇場で「いや、むしろ神の方が赤ってアリじゃね?」と気づいて左目に入れることにした。タカシはこういうところは大変よく頭が回るのである。
彼は左右でコンタクトの度が違うのだが、こんなこともあろうかと念のため左右両方の分カラコンを買っておいたのでその点はバッチリだ。
かくして修学旅行に参加したタカシであったが、ファッションについては特に突っ込まれなかった。
というか、1時間あたり1回か2回くらいしか話しかけられなかったし、それも、考えてみれば当たり前のことなのだが、
友達同士の班内に入り込んでしまった異分子に対する礼節を守るためにであった。
何度かタカシは、犬や草花をストールで覆ってみた。ごく普通に、右手に持っていたカバンを左手に持ち変えるように、
隠すとかスタイルの変化とかではなくただたまたまそうなっただけという建て前(もちろん、これは誰かに釈明したのではなく、
自分の心にそう納得させたのだ)で、ストールの巻き方をいろいろと変えてみた。
サービスエリアにおいて、タカシは一も二もなくトイレへと向かった。これが排便のためだなどとはよもや思うまい。
そしてトイレの鏡に映ったその姿は、用意したストールはすべてを覆い隠すにはあまりに小さいという残酷な事実を突きつけていた。
確かに、これは犬や草花を隠すことはできる。
だが、犬や草花を隠していることを隠すことはできないのだ。
自分が今日ストールを使って取った隠蔽の体勢を思い出し、鏡の前で再生してみる。
そのどれもが肩がこわばり、あるいは体のラインを隠すはずのストールがラインを浮き上がらせてしまうほどに引っ張られ、あるいは不自然な手つきをし、さもなくば隠したいものが全く隠せていないかだった。
これらすべてをきれいに隠す最上のものは、ただ時間による忘却しかないのだということを内心では察しながらも、タカシは何かうまいやり方があるのではないかと鏡の前で奮闘していた。ああ、タカシよ。ピースの欠けたパズルは、どう並べても決して完成することはないのだ……。
バスが高速を走る間、タカシは班員をGURPSの100CPキャラクターに当てはめる遊びを1人でずっとやっていた。
オーナー :niv
URL :http://stara.mydns.jp/player.php?id=niv
名前 :末軌 由卯
身体性能:15/0/2/1
剣 :加速剣 詠唱剣 虚構剣 炎上剣
設定:こんな時にもプライドが邪魔をしてはしゃげないなんて嫌ですよね。さあ僕が囮になりましょう。燃えたような髪の毛。ならばもっと燃やしてやろうじゃないですか。
調子に乗った僕が失敗するところを見てもらいたいですね。
オーナー :Lucieal
URL :http://d.hatena.ne.jp/Lucieal/
名前 :己己己己りらく
身体性能:5/0/0/2
剣 :黙祷剣、胎胎剣、加速剣、加熱剣、虚構剣、共鳴剣4、過重剣
設定:
己己己己りらく(いえしき りらく)。
黒髪ショート。
神経衰弱とか強いよ。
枕は重いよ。すごい重いよ。
オーナー :ソリ