名前:ブラックザムライ
種族や性別や年齢:一切不明 ポジション:主に仕えている身分だが主も一切不明 性能:HP58/知7/技5 スキル: ・サンドッグ/0/45/6 ・シャドーステルス/0/22/3
・サンライト/30/0/7 回復
・デイブレイク/17/12/5
・サンシャイン/10/0/5 防御無視
・ブラックスポット/5/0/1
・サンバースト/34/24/13 炎熱
プラン:
0:★相手の回復は攻撃力0と見なすぞ。毒沼越えの作法だからな。
1:★初手はシャドーステルスモード。
2:★経過カウントが100以降かつ
☆相手HP≧自HP≧50
☆相手残ウェイト≧14、防御力≦50
いずれかでサンバーストだ!
3:★[相手HP-{(5-相手防御力)×相手残りウェイト}]<0ならブラックスポットを喰らえ!
4:★相手残りウェイト8以上非凍結かつ(自MAXHP-HP)≧27ならサンライトだ。
5:★相手残ウェイト≧6かつ
☆相手防御力≧18
☆相手HP≦10
いずれかならサンシャインで目をくらます。
6:★相手が非凍結防御無視かつ(攻撃力-自現HP)≦0かつ残ウェイト7ならサンライトだ。
7:★相手が防御無視ならブラックスポットを打ち込んでくれる。
8:★相手防御力≧5かつ
☆攻撃力≧25、残ウェイト≧7
☆攻撃力≦24、残ウェイト≧6
いずれかでデイブレイク。
9:★相手攻撃力≦10、4≦相手防御力≦17、2≦残ウェイト≦5でデイブレイク。
10:★相手攻撃力≧25、残ウェイト≦4で幻の闘法、サンドッグ!
11:★相手攻撃力≦24、残ウェイト≦2でシャドーステルスモードに突入。
12:★相手残りウェイト≧1ならブラックスポット。
13:★相手が何も構えていなく、直前選択のスキルが自→ブラックスポット・相手→防御力≧5のスキルの場合はデイブレイクだ。
14:★とにかくシャドーステルスモード。
15:★それがダメならサンバーストでいいです。
スキル解説:
「サンドッグ」光の屈折によって自己の分身を作り上げる術。
「シャドーステルス」暗闇に溶け込む。頭は何とかして隠す。
「サンライト」すごくキラキラする魔法!…おっと、何のことかな。
「デイブレイク」大体三回攻撃するなら二撃目に使う剣の構え。何のことかな。
「サンシャイン」晴れている昼に黒く塗った紙を出して虫眼鏡…を体現した熱の術。
「ブラックスポット」剣やそこら辺のオブジェクトで叩いたりする。点も積もれば致命的な攻撃になるはず。
「サンバースト」かつて天を治める神々の女王が…何のことかな。
設定:
誰が呼んだか、黒衣のサムライ。
リリオットのサムライというと、少し前からいた若い女ザムライか、
外出すら困難な御隠居の話が新しい。
すると、こいつはどこから湧いて出たのか。
ブラックザムライは怪盗と同じく仮面を身につけているので、
間違って賞金稼ぎに狙われそうになった。危うい危うい。
復興の進むリリオットに怪しい影が!?
仮面のサムライは仮面の主君から命を受け、
仮面の怪盗を捕らえる任務のために夜の街を飛び回る!
「漆黒の剣士ブラックザムライ…ただ今、見参!
覚悟しろ、ヘル・ライオット…
もう一度、私に英雄になれる機会を与えておくれ」
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『未だ誰も見ぬブラックなサムライ』 Written By 隠匿中
ブラックではないサムライは主のもと、リリオットの復興に大忙しであった。
しかし、とあるブラックな事情で堂々とした活動は難しい。
厳しくブラックな方々が目を光らせて(たぶん常識的に考えて黒くは光らない)
きつく睨んでいるからである。
まずは死者の埋葬、傷の手当て、現場の掃除を行った。
サムライは報酬として傷薬や花束や焼け残った絵の具をもらったが、用途は一切不明であった。
それからしばらくして、サムライらしい活動と街のパトロールを再開した。
そんな所に、怪盗が出現したのだった。
サムライはその噂を聞き、仲間たちに相談した。
――そしてその翌日、事件は起こった。
主の大事にしていた時計が盗まれたのだった。
ブラックではないサムライは立ち上がり怪盗の手からそれを取り戻そうとしたが、
すぐさま仲間たちに止められ、椅子に座らされた。それからどうどうどうと宥められた。
とあるブラックな事情が決意の邪魔をしたのだった。
サムライは仕方なく茶菓子を美味しくいただいていた。
すると若干見慣れない仲間が一人来た。若干見慣れない面白い仮面を身に着けている。
その手には衣が携えられていた。
――仲間の差し出す衣装掛けにかかっていたものは、未だ誰も見ぬ、ブラックな衣装だった。
こうして、漆黒のブラックザムライは誕生した。
怪盗VS怪盗 Written By N.M
「最近現れた怪盗気取りはお前か」
「違います」
「まぁ人違いでも何でもいい。サムライだろうがニンジャだろうが知らんが用件は一つだろう?」
「おとなしく捕まる気がないならば仕方ありません」
仮面のサムライは剣を抜く。
「ほう、お前も二刀使いか。よかろう、かかって来るがいい!」
***
仮面の怪盗は針を投げつける。
だが、黒衣の剣士のほうが一瞬早く、夜闇に紛れ、身を隠した。
怪盗は仮面に欲深な表情を浮かべ二刀を取り出す。
「隙あり!」
「甘いわ!」
剣と剣が交錯する。
黒衣の剣士の攻撃は受け流され、
「砕けろ!」
「無駄です!」
狂人の刃は闇をまとう剣士にとって躱すのは容易であった。
一進一退。どちらも決定打を得られない。
そのとき、怪盗の仮面から表情が消えた。
「かくれんぼも飽きたな。いい加減終わらすか」
剣を投げ捨てる。投げ捨てた右手に集まる力は剣が不要であることを如実に表している。
隙と見て、夜闇から剣士が姿を表し、斬りかかる。
「デイブレイクっ!!」
陽が落ちるが如き一撃。怪盗はマントをかぶせた左腕で受ける。
多少裂けるが気にしない。
「死して裁かれ天獄地獄。お前はどっちに逝くのかな?」
右腕を振りかぶる。
ブラックザムライは既に離れ、待機している。もちろんサンドッグによって作られた偽物である。
ただ一つの誤算は、怪盗の技は無差別広範囲攻撃が可能だということだった。
***
とりあえず仮面を剥ぐ。どっかで見た顔である。
…この前の劇で騎士役をやってた気がする。失恋したのか髪が短くなっている。
「まぁ俺には関係ないか」
とりあえず適当な街灯を見つけ柱ごとぐるぐる巻きにする。
そしてどこからとも無く看板を取り出し、さらさらと注意書きをする。
「この者最近の一連の事件の犯人ブラックザムライ By ヘル・ライオット」
もちろんヘル・ライオットが真犯人であることは言うまでもないし名乗りまくってるし犯行声明も気が向いたら出してるのだが…
『それはとてもアンダーなドッグだった』 Written By 隠匿中
リリオットの街に、あるサムライがいた。 その名を、カラスといった。 カラスを含むある一団は、とある事情により姿を表舞台に立たせることは難しくなっていた。 この間の劇場での一件は、人々の心に深く根を張っていたのである。 怪盗に正体を明かされたカラスはとぼとぼと時計館へ帰っていった。 柱は何とか引きちぎることが出来たが、取り付けられたそれは一人で除去するのは難しく、 カラスはそれを背負ったまま歩き回って人々の好奇の目にさらされた。 立派な器物損壊であった。 『捨て犬です。かわいがってあげてください』 館の前に、そう書かれた大きい箱が置いてあった。なかなかの達筆である。 よしよし、私がかわいがってあげよう。 まるで高級そうな革靴とズボンのような姿をした… そんな犬がいるか。 「これが本当のアンダードッグ…」 カラスは少しすれた声でつぶやいた。 肩を震わせながら、何かに堪えているように。 「笑っていないで引き上げてくれませんでしょうか。
どうやら、自力で起きるのはとても難しいみたい、で…」
箱からは聞き慣れた声がした。カラスが堪えている何かがすぐに言い当てられた。
箱に押し込められていたのは、カラスの主人であった。
『捨て犬』うんぬんの文の下には『By ヘル・ライオット』ともあった。
カラスと街灯の傍に設置されていた看板と同じ字であった。
彼もまた、怪盗の姿を追っていたのだ。
しかし、怪盗は誰にも捕まえることができなかった。
「ああ、何ということでしょう。サムライとして、一生の不覚。
怪盗に敗れ、こうしてくくり付けられて…
ちょっと取ってくれませんか?」
カラスは引きちぎった街灯の柱を彼に見せた。
彼の仮面の内がますます青くなったのは言うまでもない。
名前:ブラックザムライ
種族や性別や年齢:年齢は20歳前後(自称) ポジション:戦いのためにMr.Dの助手の一人と入れ替わった(自称) 性能:HP70/知5/技5 スキル: ・Mr.Dに隠れる/0/45/6 ・陰に隠れる/0/22/3 ・光に紛れる/10/0/5 防御無視 ・尺余り/5/0/1 ・超ウルトラスーパーミラクルアルティメット暗黒武士道シャイニングバースト天地鳴動ファイナルアタック最終奥義/20/0/7 炎熱 プラン: 0:★犯人の回復は攻撃力0と見なす。果たして、怪盗はそんなものを持っているのか! 1:★初手は陰に隠れる。 2:★経過カウント≧266かつ、犯人が炎熱で残ウェイト≧7なら超ウルトラスーパーミラクルアルティメット暗黒武士道シャイニングバースト天地鳴動ファイナルアタック最終奥義! 3:★[犯人HP-{(5-相手防御力)×犯人残ウェイト}]<0なら尺余り。 4:★犯人防御力≧6かつ、残ウェイト≧8なら超ウルトラスーパーミラクルアルティメット暗黒武士道シャイニングバースト天地鳴動ファイナルアタック最終奥義。最終じゃないな! 5:★犯人防御力≧13かつ、残ウェイト≧6なら光に紛れる。 6:★犯人が防御無視なら尺余り。 7:★犯人攻撃力≧25、残ウェイト≦4でMr.Dに隠れる。
8:★犯人攻撃力≦24、残ウェイト≦2で陰に隠れる。
9:★犯人残ウェイト≧1なら尺余り。
10:★とにかく陰に隠れる。
11:★それがダメなら超ウルトラスーパーミラクルアルティメット暗黒武士道シャイニングバースト天地鳴動ファイナルアタック最終奥義!わけがわかりません。
スキル解説:
「Mr.Dに隠れる」もうダメ、助けて!彼なら!彼なら何とかしてくれる!
「陰に隠れる」シャドーステルス!暗闇に溶け込む。犯人を誘い込むのだ。
「光に紛れる」魔法で両手でピースしながら頭から光を出す。相手は眩しくなる。
「尺余り」番組の放送時間を調整する。
「超ウルトラスーパーミラクルアルティメット暗黒武士道シャイニングバースト天地鳴動ファイナルアタック最終奥義」呼んで字の如く。番組のクライマックスを飾る。
設定:
誰が呼んだか、仮面の黒衣のサムライ。
自らをくくりつけられた街灯の柱を引きちぎりひっくり返された仮面の主を元に戻しながら、
ブラックザムライは仮面の怪盗ヘル・ライオットに復讐の狼煙を上げたのだった。
まずはその為に、仮面の敏腕探偵Mr.Dと協力して戦うことを考えた。
仮面の敏腕探偵Mr.Dには仮面の13人の助手がおり、
ブラックザムライはその中の良く似た一人のサムライと秘密裏に入れ替わった。
…ということにしておいた。
ここは最果てにある秘密基地。
仮面の敏腕探偵Mr.Dは13人の仮面の助手を集めて、対策会議を開いた。
「皆様!街中で怪盗の情報を掴んで参りました。奴は仮面を用いた惑わしの術を使います。
剣だけを見ては駄目なのです。あの仮面こそが、怪盗の技の真実を示しているのです。
あ、でも剣もちゃんと一応見てください。
そしてなんと、怪盗の仮面の早変わりは大陸の東端の国にある劇で使われる伝統の技に似ているらしいのです!
劇とは実に懐かしい!まるであの頃の事が昨日のよう!」
「これこれ、話題をずらしてはなりませんよ。
それで、怪盗に対する動き方というのは如何にすれば宜しいのですか」
「怪盗がその技を出す瞬間、仮面の表情が変わります。それを見計らって、我々は奴を誘き寄せるのです」
「実は私も仮面の早変わりは得意ですよ、フフフ…」
「あの、話題が…」
こうして、対怪盗作戦は練り出された。
ここは夜のリリオット。
「ブラックザムライ、ただ今見参!
怪盗ヘル・ライオットよ!再び勝負の時です!
サムライは逃げも隠れもしない!同じ技も通用しない!
そして…二度と負けはしない!仮面と共に、覚悟!!」
ブラックザムライは番組の尺を調節しながら、高らかに名乗りを上げた。
その間、無駄なカメラワークやどうでもいいシーンが何度もしつこく続いた。
オーナー :s_sen
URL :http://www.geocities.jp/s_sennin1217/s_skhelp/indx.html
ツイッターID:s_sennin
『さらば狂おしき仮面、愛おしき仮面』 Written by s_sennin
怪盗の姿は何処にも見当たらず、代わりに見つかったのは彼の身につけていた仮面であった。 ブラックザムライが手を伸ばすと、それは自ら意志を持ったように貼り付いてきた。 外そうとしても外れない。強い力である。 見える視界は黒に統一されたが、やがて見たこともない風景が連続した。 数々の冒険、一時の栄光、そして永遠の凋落。 これは、怪盗の記憶だろうか。 もう少し大切な事が分かりそうなときに、仮面はブラックザムライの元々装備している仮面ごと外れ落ちた。 仮面と仮面同士が反発し合って、呪いの効果は中和された。 それと同時にブラックザムライは、その正体であるただのサムライのカラスへと戻った。 呪いの仮面は当初叩き割られる予定だったが、そこから見えた記憶はあまりにも悲しすぎたため、 ヘレン教会のもとで清めてもらうことにした。これで何とかなるだろう。 一行は最果ての秘密基地へと戻った。 そこでMr.Dは自分の着けている仮面をそっと外した。
見覚えのある優しい顔だった。何と、彼はカラスの主人だったのである!
『そしてどすこいへ…』 Written by s_sennin
リリオットの街を騒然とさせた仮面の怪盗は、姿を消した。
その陰には13人の仮面の者たちの活躍があった。
という情報も定かではない。
全ては、仮面の向こう側に匿されているのだ。
長らく中止されていた祭りがあった。
正式な名は不明だが、「どすこい祭り」という通称がある。
その名の通り、特に説明する事はない。
ただ、今から百年と少し前に中止されていたのは、
街に存在する各勢力の争いが激化したためだと言われている。
怪盗が現われる前にも、リリオットは様々な事件に巻き込まれてきた。
それを通じて、彼らは争いを止めることを思い出してきた。
…ような気がするけど全てはどすこいの一言で良いだろう。特に説明する事はない。
とにかく祭りの雰囲気は再び現われてきた。街の者の皆が納得がいった。
…ような気がするけど全てはどすこいの一言で良いだろう。しつこい。
それはそれは華やかな祭りであった。
かつては街全体の豊作と大漁を願って行われたどすこいであった。
祭りを見ず知らずとも懐かしがる者もいたくらいであった。
街中には全て美しく煌びやかに化粧が回され、
あられ鍋や精霊工芸品などの色とりどりの屋台が立ち並び、
大通りではわっしょいわっしょいどすこいどすこいと威勢の良い掛け声と共に、
あらゆる身分や立場の人間が張り手で風を斬って進んだ。
――精霊を招く太古の儀式が変化した舞踊である。
ポーンがボーン!ポーンがボーン!ポーンがボーン!ポーンがボーン!
天から見下ろす神々が冷ややかに二度見するほど、街は激しい熱狂に包まれた。
祭りも最高潮に達した頃、花火が見えた。
サムライのカラスは主人と仲間たちと共にそれを見上げ、
街での出来事を懐かしむのであった。
☆Endosukoi☆