日本人会ニュース No.25‐12 2025年10月10日

発行者:日本人会理事会 

 

先月の大規模抗議デモの後、治安情勢は落ち着き日常生活も回復しておりますが、引き続き注意が必要です。在留邦人や旅行者の皆様におかれましては、困ったことやご支援が必要な場合には、在ネパール日本国大使館までご連絡ください。また、最新情報は、在留届にて届けられたメールアドレスおよび「たびレジ」に登録されたメールアドレス宛に自動的に配信されております。まだ登録がお済みでない方は、ぜひ「たびレジ」への登録をお願いいたします。

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1.今週の新着・重要ニュース

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【1-1】 第3回講話サロン開催のご案内 来週火曜日!!

「プロジェクトX; 農業生産性の向上を目指せ!ネパール地域開発への取り組み」 

10月講話サロンでは、日本人会理事でもある国際開発救援財団FIDR(ファイダー)ネパール事務所長の杉田真央さまにお話をして頂く予定です。杉田様はネパール東部にて山間部の人々の生活改善の為、農業生産性の向上や衛生的な水の確保などに取り組んでいます。カトマンズから車で11時間以上かかる険しい山村で、時には寝袋で現地に滞在しながら支援を続けているとのこと。奮ってご参加の程、よろしくお願い致します!


日時 10月14日(火) 18:30~

場所 居酒屋北海道

会費 食事代(税込)非会員(高校生を含む)2,200、会員(高校生を含む)1,900、小中学生(会員の子、非会員の子問わず)1,000、未就学児無料。 ドリンク代は別途各自清算。


※釣り銭不要なようにご用意頂けましたら大変助かります。

※駐車場に限りがありますので、乗り合わせまたは公共交通機関でのお越しをお願いします。

参加をご希望の方は、お名前、ご所属、「講話サロン参加希望」を明記の上、下記連絡先までご連絡下さい。(複数人でまとめての申込もOKです)。参加申込先: nihonjinkainepal+kowasalon@gmail.com

※飛び入りドタキャン遅刻早退OKとしますが、お店側の準備の都合上、できるだけ事前のご予約を頂けると助かります。


【1-2】商工部会会員店のティハール休業情報 

・ジャムシケルこてつ (連絡先(注文後テイクアウトも可): 01-5913349 営業時間 12:00-21:00)

   ティハール→未定(中2~3日休業予定ながら日付未定)


・ホテルサンセットビュー(ヒマラヤそば処 予約/連絡 97653-55788
   (営業時間 11:00-15:00/17:00-21:00 火曜定休営業時間中はFoodmanduあり 

      ティハール➡10月23日(木) 休業 


以下の会員店は、10月10日現在ティハールの休業未定

・まつりTokyo (連絡先:01-5350389 営業時間 11:00-22:00)

・北海道ビジネスグループ (居酒屋北海道、北海道ラーメンハウス他盆地内店舗、Foodmanduあり

おたふくお好み焼き (連絡先:01-5412000/5435035 開店 11:00-21:00、Foodmanduあり

Kome Kome (連絡先:Instagram DM 開店 11:00-19:00、営業中は3個以上InDrive配送あり


【1-3】 2025年度日本人会大運動会開催のお知らせとWGメンバーを募集します!

第一回運動会WG会議は明日!!

今年もいよいよ日本人会大運動会の季節がやってまいりました!!

当日は参加申し込み不要で、日本人会会員および同伴者の方はどなたでもご参加いただけます!

今年も会員や同伴者にもたくさん出走頂き、戻って来た海外協力隊の皆さんにもご協力を頂き、久しぶりの「大運動会」となることを目指しています!秋の真っ青なネパールの空の下、広いグラウンドでのびのびと身体を動かしてみませんか?(準備運動は入念に。笑)。

終了後には会費制の打ち上げ懇親会も予定しておりますので、そちらにもご参加下さい!

当日の開催時間及び会場は以下の通りです。


日  時: 2025年11月8日(土)

場  所: 調整中

<大人が出られる種目>

玉入れ、障害物競走、借り物競争、つなひき、二人三脚、パン食い競争、(人数揃えば)大人リレー

その他、詳細が決まり次第、当ニュースでお知らせいたします。


★ワーキンググループメンバーを募集します!★

日本人会運動会の企画・運営をお手伝いいただけるメンバーを募集します!

「みんなでワイワイイベントをつくるのが好き」「当日を盛り上げるために一肌脱ぎたい」「交友関係を広げたい」——そんな方はぜひ、ワーキンググループ(WG)にご参加ください!非会員の方も大歓迎です♪

WGに参加される方には、開催までに数回の会合と、当日の運営サポートをお願いする予定です。

第1回運動会WGミーティングは、10月11日(土)15時30分からカトマンズ補習授業校にて開催予定です。興味のある方は、お近くの理事または日本人会事務局(nihonjinkainepal@gmail.com)までご連絡ください。


【1-4】伊藤監督来ネ!「カトマンズの約束」上映会とお話を聞く会のご案内  new!!

 

2015年の震災をテーマに撮影された映画「カトマンズの約束」の伊藤監督が、この節目に来ネ中です。

補習校開校日にカトマンズを襲った、あの震災から早や10年──カトマンズには何が残り、何が新たに生まれたのか。

この問いを皆さんとともに考えるため、伊藤監督のご厚意により「カトマンズの約束」無料上映と監督との対話の場を設けます。あの震災を知っている方も知らない方も、 10年目の節目にしか持てない時間を、ぜひご一緒に。 ネパールの街と人々の物語を、スクリーンで確かめてください。


【映画言語】 (<<位置移動)
日本語音声・ネパール語字幕 (またはネパール語音声・日本語字幕を予定)
※どちらか一方の言語しか分からない方にも楽しんでいただけますので、ネパールの友人知人もぜひお誘いください!

 

【上映概要】 日時:2025年10月18日(土) 開場:16:00 上映開始:16:30 (2時間程度)
会場:The Lawn(Nanglo)、Jhamsikhel 、3階ホール
地図:The Lawn

 

【入場】
映画鑑賞:無料(鑑賞のみの参加も歓迎)
懇親会:₨2000(大人)/₨1000(小中学生) ※ドリンク代は各自精算。料理はおすすめで美味しいです。

 

【特別企画】

上映後に伊藤敏朗(Toshiaki Itoh)監督によるトーク&質疑応答を実施します。 その後には 

The Lawnの2階テラス席に移動して、ディナーとお酒を楽しみながらの懇親会を行います。
「カトマンズ三部作」に取り組み、ネパール国家映画賞も受賞されている監督と直接お話ができる貴重な機会をお見逃しなく!!

 

【ご支援のお願い】
次作支援のため、会場に寄付(カンパ)箱を設置しています。 お気持ちをお願いします。ぜひご協力ください。

 

【アクセス・申込】
・駐車スペースに限りがあります。乗り合わせまたは公共交通機関をご利用ください。
・Googleフォームにて事前登録をお願いします。 申込フォーム:https://forms.gle/9KLbFqe5fDYHW8S59 フォームが使えない方は、メールでご連絡ください。

 

【申込・問合せ】 電話:髙栁 9861289940    小島 9805595122 / laxmi621np@gmail.com

 

【監督紹介】 伊藤敏朗(Toshiaki Itoh) 映像表現を専門とする芸術学博士。 ネパール映画界で活躍する日本人監督として、ネパール国家映画賞ほか映像関係褒章を多数受賞。 2018年には「ネパール社会貢献者表彰」を受賞。
「カタプタリ」「カトマンズに散る花」と今回の「カトマンズの約束」が「カトマンズ三部作」として広く知られている。
詳しい経歴・作品はこちら: http://film-creation-nepal.com/promise/promise_pandd.html

 

【主催】 日本人会有志(髙栁、高田) ハテマロ会(小島、伊藤)

 

映画は無料、監督トークあり。 10年目のいまと向き合うひとときに、どうぞお気軽にお越しください。 あなたの参加が、次の作品への力になります。

 

【*映画前後に「トピ・プロジェクト」写真撮影会を行います】

上映会当日、会場にて「トピ・プロジェクト」賛同者による写真撮影会を行います。 トピを持参のうえ、ぜひご参加ください。(貸出用トピも10枚ほどご用意しています)

 

☆「トピ・プロジェクト」とはある日、日本の電車内で見知らぬ日本人乗客から「日本で外国の帽子(トピ)をかぶるな」と言われたネパール人のジギャン氏。 その体験をSNSで発信したところ、「言われて当然」「ネパールに帰れ」といった非難コメントが日本人から殺到しました。

 

この出来事に対し、「それは違う」と静かに立ち上がった人々が始めたのが「トピ・プロジェクト」です。 トピをかぶった写真やイラストをSNSに投稿するなど、行動は自由。 それぞれのやり方で、ジギャン氏たちの服飾文化・尊厳に寄り添い、共に立つ意思を示す取り組みです。

 

これは、誰かを責めたり、対立をあおるための抗議ではありません。 私たちが日々ネパールで暮らすなかで、「着物を着るな」「日本の服を着るな」と言われることはありません。 この社会には、異なる文化を受け入れる懐の深さがあります。

だからこそ、静かに暮らしている外国人と、ルールを守らない外国人の違いを見極めることが大切です。 このプロジェクトは、共に暮らすための意思表示であり、誰かを責めるためのものではありません

 

また、今回の撮影会とその後の発信ではハッシュタグなどの拡散を目的としていません。 写真に写ること、その姿を何かの形で示現すること自体が、ささやかな連帯のかたちです。「かぶるな」という意志があれば、「かぶるぞ」という意志もある。その一枚が、誰かの勇気になるかもしれません。

 

映画『カトマンズの約束』の上映に合わせて、私たちもこの想いを静かに形にしませんか。