Tenergy LiFePO4 RCR123A 充電器セット

投稿日: Apr 27, 2009 2:7:11 AM

Tenergy LiFePO4 RCR123A 充電器セット

Tenergy LiFePO4 RCR123A 3.0V 750mAh Rechargeable Batteryと専用充電器のセットです。

■充電器

家庭用コンセントから充電できるACアダプタと自動車のシガーライター用ソケットから充電できるDCコードが付属します。

※PSEマーク付ACアダプタ付属

Tenergy LiFePO4 RCR123A 3.0V 750mAh Rechargeable Battery専用の充電器です、他の充電池は絶対に充電しないでください。

■Tenergy LiFePO4 RCR123A 3.0V 750mAh Rechargeable Battery

LiFePO4タイプのLi-ion充電池

CR123Aに近い電圧です。

より高い安全性とサイクル寿命を持ちます。

電気用品安全法(通称PSE法)の規制対象外の製品です

サイクル寿命 : 1000回

定格電圧 : 3.2V

最大電圧 : 3.6V

定格容量 : 750mAh

最大放電電流 : 550mA

最大充電電流 : 550mA

放電下限電圧 : 2.2V(電圧が2.2Vより低くならないようにご注意ください)

専用充電器をご利用ください。

(従来モデルのTenergy製充電器は絶対に使用しないでください)

一般的な3.0VタイプのLi-ion充電池専用の充電器は適合が確認されていません。

※注意事項

- 現時点のテストでは大電流で使用した場合の使用できる容量はかなり少なくなることが確認されています、大電流を必要とする場合はIMR16340等をご使用ください。

- 従来モデルのTenergy製充電器は絶対に使用しないでください。

- 過放電、過充電の禁止。

- 短絡(ショート)させないでください、大電流が流れ危険です。

- フィラメントタイプの懐中電灯には使用しないでください。

- 火中に入れないでください。

■燐酸鉄リチウム

正極材料に燐酸鉄リチウムを使用したLiFePO4は過充電、過放電、大電流、高温による発火や爆発の危険性がほぼ無いことから安全回路の搭載が不要になりました。

これによりNi-MH充電池並みの安全性であると言っても良いでしょう、しかしそれは言い換えるとNi-MH充電池並みの危険性を持っているという事でもあります。

たとえばNi-MH充電池も充電された状態で分解(破壊)すると水素吸蔵合金から水素が発生しそれに引火する事故が高い確率で発生します。

このように一般に普及しているNi-MH充電池でさえも危険性を持ち合わせているように安全と言われているLiFePO4のLi-ion充電池も危険性を持っていると認識して使用しましょう。

■安全=劣化しない、ではない。

たとえばLiFePO4のLi-ion充電池は過充電、過放電、大電流、高温に対し安全ではありますが、しかしだからといって劣化しないわけではありません。

過充電、過放電、大電流、高温により確実に劣化は進みます。

一言にLiFePO4と言っても製造メーカー毎の工夫により過充電、過放電、大電流、高温などによる劣化を最小限に抑えている事をうたい文句にしている電池もありますので、すべての電池で同様に劣化するとはいえませんが、悪条件は劣化に元になる事からは逃れられません。

特 に安全回路が不要になったために過放電を起こしやすいと思われますので過放電には十分注意し、基本的には電池が無くなる前、つまりライトが暗くなる前に電 池を充電するようにしましょう。万が一使用中にちょっとでも暗くなったら使用を即中止し充電するまで使用しないようにしましょう。

■LiFePO4の特徴

LiFePO4は特に安全性が高いと言われています。

出 力電圧が最大で3.6V、最低で2.2V、定格で3.2V前後なので一般的は高輝度白色LEDのVFと同じか下回ることがあるのでDDやシングルセルの高 圧回路を搭載したLEDライトでの使用は無理です。CR123Aの代替電池としての使用が主になるでしょう。