投稿日: Apr 17, 2009 1:39:36 AM
日常的に行う通常のメンテナンス方法をご紹介したいと思います。
メンテナンスといっても各部の通電部分のクリーニング位で誰にでも出来ます。
まずはボディを三つに分けます、手でひねると外れるので外し方の解説は必要ないでしょう(^_^;)
分解したら写真を見て通電部分を確認してください。
通電部分は乾いたティッシュペーパーで拭き取るだけです。
まずはボディチューブから。
ボディーチューブとティッシュペーパーそそれぞれ手にして強くこすって拭き取ります。テールのねじ山は爪を立ててボディをくるくる回せばネジ山の奥まできれいになります。
意外に汚れているのがわかりますね。
次はヘッド内とテールキャップ内の拭き取りです。
こちらは指が入りにくいので割り箸などにティッシュペーパーを巻いて拭き取ります。ヘッド内の基板部分を傷つけないように気をつけてください。
なお、このときにヘッド内のパーツやテールキャップ内のパーツにがたつきがないかもチェックしましょう。
いずれの部分もパーツがぴくりとも動かないのが正常な状態です。もしがたつきがあったりカタカタ動く部分があれば接触不良の原因となるので締め付けがゆるんでいないか確認し、もしネジが緩んでいればきちんと締め直します。
最後に通電部分にコンタクトグリス等を薄く塗り組み立てると完了です。
ヘッド側は基本的に可動しない部分ですのでコンタクトグリスGS-10が最適です。塗ったままだとほこりやゴミが付着してかえって接触不 良の原因となるので薄く塗った後にティッシュぺーパーで拭き取りましょう。ティッシュペーパーで拭き取った程度では潤滑保護成分はしっかり金属表面に残っ ています。
テールのネジ山部分は非シリコン系コンタクトグリースGM-H50が最適ですが、汚れさえ落ちていれば基本的に確実に接触する部分ですので流動パラフィンでもOKです。
こちらは塗った後にネジを何度も開け閉めしてなじませたら最後にティッシュペーパーで拭き取ります。
Kingpower K2はこのようにボディ構造がシンプルでユーザーがさわっても良い部分がすぐにわかるのも特徴の一つです。