DIY、テールキャップ
投稿日: Mar 18, 2010 1:45:25 AM
当店で販売しているライトでスイッチがテールキャップについているタイプはほぼテールキャップが分解出来ます。
分解できできるというより、この部分はユーザーが自身で手入れを行わなくてはいけない部類に入ります。
例えばEagleTacなどではスペアパーツとしてテールスイッチブーツが付属することがありますが、
もしテールキャップをユーザーが分解しなければ、じゃぁ誰が交換するの?ということになりますよね(^_^;)
分解自体は特に難しいことではないと思っていたのですが、なかにはそうではない方もいらっしゃるようなので改めて解説したいと思います。
今回のモデルはEagleTac P100C2
テールキャップを外すと裏側はこんな感じですよね?
金属製のリングが入っていて穴(凹み)が二箇所あります。
まずはこのリングを外します、
外すにはこのような工具を使います。
私は100円ショップで買ってきた先長ラジオペンチの先端をヤスリで削って小さい穴にも入るように加工して使っています。
別に穴に入ってしっかり回すことができればなんでもいいのでそのへんはぜひご自身でお考えください(^_^;)
これを穴に差し込んでリングを緩めます。
緩める方向は一般的には通常のネジを緩める方向で良いのですが、中には逆ネジになっていて逆方向に回さないと緩まないものもありますのでそのへんは確かめながら回してください。
この工具を使うのは緩むまでです、
緩んだ後も上記の工具を使うと傷をつけやすいので、私は割り箸の先を鉛筆削りで削ったものを使ってくるくると回して外しています。
リングが外れたらスイッチブーツ側から押し込んで中身を取り出してみました。
パーツ名は左から
テールスイッチブーツ
スペーサー
ワッシャ
スイッチモジュール(スイッチAssy)
スイッチモジュール固定リング
最もパーツ名と言ったってテールスイッチブーツ以外の名称は私が勝手に命名したものがほとんどですけど(^_^;)
なお、ワッシャはEagleTacの純正部品ではありません、スイッチのタッチ(感触)を私好みにするために適当なものを探して私が入れた物です。
組み立て時の注意事項
組み立ては分解と逆に行えばよいのですがその時の注意事項をいくつか
金属接点を綺麗にしてから汚れがつかないようにして組み立てる事
ゴミがついているのはもっての外ですが、汚れているだけでも抵抗となり点灯に支障が出る場合があります、乾いた布などで綺麗に拭いてから組み立てましょう。
特にスイッチモジュールの基板とスイッチモジュール固定リングが接触する部分は重要です、
一度組み立ててしまえば褶動による酸化皮膜除去効果がありませんので現実ではもっともこの部分が接触不良になりやすい部分となっています。
ネジ山も綺麗に
組み立てる前にスイッチモジュール固定リングとテールキャップのネジ山もきれいにしましょう、
この部分は締め込み時の褶動効果もありその後きっちり力がかかるのでめったに接触不良にはなりませんが一応念のため
締め込みはしっかりと
スイッチモジュール固定リングは最後にしっかり締めこみましょう、
きちんと締め込まないと先に話したようにスイッチモジュールとスイッチモジュール固定リングがきちんと接触せずに接触不良になることが多々あります。
また、きっちり締めこんでおかないとテールキャップをつけたり外したりしているうちにスイッチモジュール固定リングが緩んできます。