AKOray 3-Mode setting designs. 過放電警告機能
投稿日: Apr 08, 2009 4:50:8 PM
AKOray 3-Mode setting designs.には電圧を監視して充電池の過放電を警告してくれる機能が付いています。
基本的には使い捨て電池の場合はOFFにし、充電池の場合はONにすると良いのですが、電池や使い方でも変わるので下記を参考にしてください。
■過放電警告機能
▼電圧が一定の基準を下回ると照度を落とし過放電を抑えます。
更に一定のタイミングで明滅し過放電をお知らせしてくれます
▼機能のON/OFF
点灯中に3クリックするとこの機能は切り替わります。3クリック後に1回明滅すると過放電警告機能がOFFになったことを表します。3クリック後に2回明滅すると過放電警告機能がONになったことを表します。
■Li-ion充電池とNi-MH充電池
警告電圧はLi-ion充電池とNi-MH充電池の両方に対応しています。
▼コバルト系のLi-ion充電池での動作
・動作はほぼ理想的です。
・設定した照度により電力供給能力に差が出ます、劣化した電池など電池の内部抵抗が高い場合は電池の電圧降下が大きいためかなり早めに過放電警告状態になる場合があります。
・照度を落としていくと電池への負荷が減り電池の電圧降下が低くなり警告が出るまで長くなる傾向があります。
▼マンガン系のLi-ion充電池での動作
・内部抵抗が非常に小さいため過放電警告機能が働く暇もなくあっという間に警告電圧の領域を通り過ぎてしまい、結果的に警告は働きません。
更にそのまま放電させるとNi-MH充電池の警告領域まで電圧が下がって初めて警告が出る場合があります、そうなると重度の過放電になっていると言うことですのでご注意ください。
▼LiFePo4系のLi-ion充電池での動作
・LiFePO4系のLi-ion充電池は仕様上電圧がリチウム電池に近いためフル充電状態でも警告電圧領域に入ります。LiFePO4 Li-ion充電池をご使用の際には過放電警告機能をOFFにしてご使用ください。
▼Ni-MH充電池のでの動作
・電池の内部抵抗に大きく左右されます。内部抵抗が大きい場合は電圧降下が大きいためすぐに警告動作に入ります。
・照度によって電圧降下は変化します、照度を高くした場合電池への負荷が大きいため電圧降下が大きく早々に警告動作に入ります。照度を低くすると電池の電圧降下も少ないため警告動作に入るまでの時間が長くなります。